数字は,青空文庫全作品中での総利用回数です。総索引
~いなかった ~いなけれ いふ~ ~いふ ~いへ いま~ ~いま ~いました ~います ~いません
いまだ~
いや~ ~いや いよいよ~ ~いよいよ ~いよう ~いらっしゃる ~いられない ~いられなかった ~いられる ~いる
3 ない, なかった, 一度も, 聞いたこと, 見たこと
2 [12件] ないこと, 人の, 人間の, 彼の, 念頭に, 木を, 牧を, 私を, 経験した, 聞いた事, 見ざるところ, 見た事
1 [136件] あの女, あらずと, いかなる試練, かの強権, このわが国, この問題, この情景, この時期, これあらざるなり, これで, これに, これほど, こんな喜ばしく, こんな奇麗, こんな線, そのよう, その例, その国, そんな事, どこでも, どろぼう, ないという, ないん, ない文化, ない経験, めぐりあわしたことなんてなかったからだった, われは, アリョーシャの, タタリを, 一たびも, 一回も, 一日も, 一言も, 一頁も, 二人は, 京都祇園の, 他に, 休むこと, 伯父は, 住民の, 何も, 何人も, 何等の, 何者も, 作らざりしもの, 信ぜざりし狐狸, 俳優が, 僕の, 先生に, 医として, 参禅という, 同協会, 哲学者ほど, 嗅いだこと, 夫の, 如何なる人, 存在したであろう, 完成した, 実物は, 小児たり, 小林の, 市ノ瀬に, 影さえ, 彼に, 彼女から, 彼女に, 彼女において, 微塵も, 心遣, 想像した, 投票場に, 損に, 月末に, 月給という, 有らざりしところ, 東京の, 桓霊に, 櫛の, 歯痛の, 母を, 水に, 汝が, 油画の, 海豹が, 温かい言葉一つ, 演出あるいは, 火食を, 狐惑に, 現存の, 生れたよう, 男として, 疼痛の, 百戦に, 目にも, 目撃した, 直接に, 瞼を, 知らざる興味, 知らない, 知らないほどの, 知らなかった, 知らなかった地方, 知らぬ最大幸福, 知られざる新種, 知りません, 私に, 私共の, 筆に, 経験しなかった, 考えた事, 考え企てたこと, 耳に, 聞かない, 聞かぬ, 聞きなれざるもの, 自分と, 自分に, 自分を, 苦ん, 落ちて, 行欲せざる, 衣物を, 見ざる多数, 見ざる端厳, 見ざる若々し, 見ないこの, 見ぬ騒方, 見も, 見聞せざる, 許されざりし里帰, 訳語あらず, 錦旗に対し, 院長の, 顔を, 食ったこと, 馬という
4 覚えて
2 忘れる事, 迷って
1 [54件] いきり立って, かせいで, かわききらぬ水びたし, こびりついて, さうか, たよりが, ついて, つきまとって, ひとり身で, ひとり身娘は, ナニワ節が, 乾くヒマ, 信じて, 充たして, 分らないと, 分別が, 判然しない, 判然せず, 天龍寺造営の, 失せて, 妾には, 家柄の, 引いて, 強く吹い, 待って, 忘れない, 忘れること, 忘れ難い, 思い出すの, 思い起そうと, 思って, 手懸りが, 持って, 持ってなぞ, 敷いたまま, 暗く, 果し得ないの, 果たし得ないの, 正気が, 生きてるが, 疑わねば, 疑問である, 矢代の, 私は, 立ち働きが, 続いて, 胸が, 苦しい生活, 行くえ, 行方が, 解し難い, 解らない, 誰にも, 離れたまま
4 例を
2 人を, 書を
1 [35件] ことを, よって出でし, 事を, 二つの, 今の, 原因の, 原本を, 奏功を, 姓氏を, 実を, 実現の, 形を, 志を, 文筆ある, 本書を, 根拠の, 流行する, 混沌と, 理の, 理由を, 生死を, 用を, 短所を, 確証を, 社を, 絵の, 緒に, 芽を, 蒐集に, 血に, 裏を, 詳らかなる, 轅を, 道理を, 頃は
1 [16件] あとで, ようなる, 一女性にすら, 不思議を, 事業を, 回の, 女の, 性情を, 日の, 理を, 祈り聞かるべし, 種の, 精神上の, 言の, 論派より, 論派を
1 [16件] その気, わたくしの, 妄説に, 手が, 文明化せられざる, 明けざるに, 明らかならざる, 暮れたるに, 独特の, 理由事情なく, 生活する, 着手せざる, 絶望する, 自在ならざる, 自己を, 釈けませんでした
3 あらざるなり
2 を詳らか
1 をもっ, を断定, を明, を明らか, を本当, を知る, を秀郷, を見ざる
2 もない, も嘘言
1 の御, もお目にかからぬ, もはずれた, も他, も恋愛ちょうもの, も無い, も見た
1 ならざる内, なりと, な意味, にその, に厚から, に及ぶ能わず, に日本語, に研究, に神社合祀, 尽したとは
1 てあらざりし, て何もの, て描き出し得なかった, て洋学, て見ざるなり, て認識, て雲
2 のごとく
1 のごとき, ばかり見えすいた, まで美しき, 譽を
5 ところなり
1 の名所
1 あの頃, このあと, 正統派な, 漫才氾濫以前では, 話術家として
1 事情の, 奇人ある, 最期の, 粗暴に, 自慢も
2 を画因, を畫因
1 を真
2 のヤソ教
1 に来たら, の大学, の宗教
1 の地, の学問, の意味, の政党派, の理想
1 かね, 早速千匹屋, 税務署長は, 考えた
1 として我が, のその, の余, もない
1 たるもの, とならね, につかうる, の見るあたわざりし
1 に対して鋒, の半面, の史料, を見し
2 ならずして
1 ならず早く, のまま
1 されない内, せず, せずして, せられざりしなり
2 であった私
1 であった頃, で神田淡路町
2 もあらぬ
1 くならぬに, ならぬに
2 ももの
1 もその
2 こんなふうになん
1 一口噺にでも
1 のが, 伝説を, 場合に
1 を賞翫, を造らない, を重ね
2 ならざる以上
1 ならざる
1 検討し, 江戸演劇の, 知りつくすこと
1 の体言, の作詩, もなかっ
1 にいき渡らない, に日曜休み, の鑑賞家
1 射之射, 平等を, 満足の
1 に心部, に知られざる, に知られぬ
1 にならざりし, の捕らえ, の苦悩
1 の手, もなさざる, も組織的
1 なりと, にあらはれざる, に行なわれなかった
1 でまさず, 來ぬ, 阪しおらざりき
2 たる運動
1 せざりし
1 には遠し, をなさぬ, を成さず
1 わかく, をとらぬ, 若くおわせし
2 往生も
1 幼年ながら
1 中川の, 服せざる所, 東京市中から
1 に妾, に身, 仏
1 と孫文, また以後, 銀座通には
1 も出でぬ, を竟, 浅きに
1 ならざる, ならざる以上, に分析
2 に
1 さきに
1 せざるが, せざるに, せざる前
1 ていた, てわが, て過ぎし
1 が取り調べ, の方, の理想
2 したこと
1 せざること
2 を見ざる
1 を見ざるなり
1 と云, と置き, もはや生きる
1 事なし, 事の, 人は
1 ことが, ことも, 事も
1 せざりし紅絵, せざるに, せざる当時
2 はもつとも
1 頃の
1 とあきらめ, 医術の, 資金を
2 かい
1 勘定もらっ, 年若で
1 に存, に実証
1 ふらはず, ほどに明らか
1 のご, の現象
1 その声, 信ずべからず
1 やければ, 着ねど
1 心の, 落ちず富士
1 ときどき雷鳴, 午後に
2 の古語
1 も聞かざりし鬱し怒れる, も行き
1 せざるを, の原則
1 であるが, にご
1 に公表, に民権
1 しからず, しからず火徳衰
1 の如く, の学説
1 も色気, も色氣
1 けにせぬ, にせられざる
1 の発表, 成立せぬ
1 証であろう, 魔境で
1 の謡, 脚ふみあげ
1 ぐらいの初々しい美しい, の春
1 を知られず, 付かぬ付いたら名簿
1 酒杯を, 電信柱に
1 あらずと, の統一
1 のもの, を知らず
1 ならぬ内, なる福
1 と称, の事実
2 鉄道省に
1 の方便, も熟
2 に富まざる
1 ではない, の真理
1 に囲み, に断定
1 拙きすゑ, 閨の
2 に
1 なせい, なるを
2 海家より
1 に及ばざる, を死
1 に敬服, は
1 出ずに, 詠まぬ歌
1 に一点, も落ちつかぬ
2 の露
1 に答, に非
1 の感覚, も觸
1 の信ずべき, らしく見ゆるにぞ
1 ならず, 熟なかなか
1 にこの, 汝の
1 ていた, ている
2 ど想
2 ていない
1 せざるに, せざる種子中
1 見ぬ当家, 軋轢する
1 これを, 般若を
2 を語りません
2 からざる
2 ばこれ
1 を不, を得ず
1 ところある, ところあれ
1 である青年, なる青年
1 に彼, に神
2 を実施
1 ところが, ものである
1 がねえ, 身空で
1 我に, 言絶え
1 ども我, ども目
2 を
1 ときなら, ときに
1 が幹, 夏の
1 のすでに, の手
いまだあけざる故尋, いまだあけ放たぬ雨戸の, いまだあの頃の, いまだあまりに弱い, いまだあるべきものをだに, いまだいちじるしき論争を, いまだいひもはてざる, いまだいわゆる喇叭吹き込みだった, いまだうたはざりし, いまだお目もじつかまつらずそうら, いまだかつてめったに経験した, いまだかなたに下立たぬ, いまだかばかりおびただしき血汐, いまだかぼそくうすあを, いまだから皆正直に, いまだかれらの, いまだきいたことも, いまだきかねば漢土, いまだきたらざるに殺気, いまだここまでは堕落, いまだこれらの区別, いまださうかうま, いまださかりをいつしか, いまださびしくて内, いまださめ切らぬ目を, いまださる書を読まざるなり, いまだしき感の我口, いまだしであってもたしかに, いまだその頃の隅田川, いまだたしかにハ候ハねども, いまだただの一度, いまだとかずて, いまだともに家業の, いまだないようである, いまだなおその祖先, いまだなかったろうが, いまだなにびともこの, いまだなほ去にを, いまだならざる幼いそして, いまだならず美田を, いまだにはつきりお, いまだはっきりと解決, いまだはやけむ, いまだひそめる胸の, いまだほとんど異教的な, いまだほどなきに, いまだほどへざるに, いまだまとめて話した, いまだみわかず, いまだみしことなし, いまだみぬ國を, いまだも寤めまさぬ, いまだもって密雲, いまだやまざるも激浪, いまだよに出したる, いまだわが学問の, いまだをさなき, いまだアトローポスに追, いまだギヨオテシエクスピイヤを出さず, いまだコックリの説明, いまだコックリ様の説明, いまだテイブルのまわり, いまだプンプンとし, いまだ一々これを, いまだ一ことのい, いまだ一ツとして寺観, いまだ一二回は上京後, いまだ一介の無名, いまだ一個人の食物, いまだ一兵を進めずし, いまだ一周忌にも到らざれ, いまだ一回も経験, いまだ一子だになき, いまだ一年に満たぬ, いまだ一月ならずして, いまだ一段を終らぬ, いまだ一点の疑い, いまだ一科の学問, いまだ一編の詩, いまだ一致せざるを, いまだ一般民衆の中, いまだ一言も発し得ぬ, いまだ一郡をなする, いまだ一面識も無い, いまだ一風を作す, いまだ一首としてこの, いまだ万葉の実質, いまだ三十日とは過, いまだ三河の手勢, いまだ三郎を見つけませんでした, いまだ上らず人ッ子一人通らぬ, いまだ上達せしには, いまだ不充分の感, いまだ不完全なため, いまだ不幸にもラック, いまだ世事を思ふ, いまだ世人に対してその, いまだ主もなく, いまだ久しからざれば, いまだ乗りこんでこない, いまだ九ツに割けず, いまだ乱れざるに治めよ, いまだ二人の頭, いまだ二十代の血気, いまだ二十年かそこら, いまだ二葉の若衆, いまだ五十度ならぬ間, いまだ五年の月日經, いまだ五科を経ざる, いまだ人心を誘掖, いまだ人界に知られ, いまだ今の武蔵野, いまだ今度ほど苦しく, いまだ仏にならせ給わざりし, いまだ仕途に, いまだ伊勢の国, いまだ伸びないでもそこ, いまだ位に即, いまだ何らの達, いまだ何事もこれら, いまだ何者も制御, いまだ作り竟へ, いまだ佳人の贈り物, いまだ信ぜざる者の, いまだ修らず一家, いまだ備わらざるに先立っ, いまだ像法だと, いまだ兆さざる時は, いまだ先駈けを, いまだ先覚者の説, いまだ光琳の蒔絵, いまだ入り込み得ないものその, いまだ全部分を, いまだ全国に普及, いまだ全般の傾向, いまだ全部の完結, いまだ兩書を讀まぬ, いまだ八ツ山下の本陣, いまだ公刊せられずその, いまだ公立図書館の設立, いまだ公許するに, いまだ公認せざれば, いまだ公認教の名称, いまだ六十年にならぬ, いまだ其義を悉さ, いまだ具備せず, いまだ出でたまはず, いまだ出版のはこび, いまだ分れなかった世に, いまだ判らぬと見える, いまだ利かざるに既に, いまだ力に乏しい, いまだ加盟せぬの, いまだ勅許を得ない, いまだ勝負なき以前, いまだ勤めていた, いまだ化せざるによる, いまだ十年ならずして, いまだ半ならざるに, いまだ半途にし, いまだ卓までは十数歩, いまだ危機の切迫, いまだ厚き銀杏の, いまだ原義を残す, いまだ去らざるを覚ゆ, いまだ及ぶに易から, いまだ反かざる前, いまだ収まらず船は, いまだ口を利いた, いまだ古い思想に, いまだ古今を照らす, いまだ同志の人, いまだ名分を備えざる, いまだ名無しの風来, いまだ君のあたり, いまだ吹かぬ間に, いまだ味わったことの, いまだ命の棄て, いまだ咄合も不, いまだ和歌山県に聞き及ばず, いまだ咲いていた, いまだ咲かず牡丹は, いまだ咲かねば霍公鳥佐保, いまだ問われざる一つの, いまだ善からずと, いまだ喰つみと海老, いまだ器械は不, いまだ四ヵ月を経ざる, いまだ四十の上, いまだ四十日を出でざる, いまだ四段活用ばかりの単純, いまだ固まらざる十六歳に, いまだ固まらぬ諸多の, いまだ国を匡, いまだ土に触れざる, いまだ在るとも言, いまだ地につかじ, いまだ堕ちずと世, いまだ報いられざりしがジェリ, いまだ墓にいらざるまえ, いまだ夏場のこと, いまだ外人に接せざる, いまだ外国へ対し, いまだ外的であって, いまだ多からず政事思想, いまだ夜は明けず, いまだ夢多くし, いまだ夢にも忘れぬ, いまだ大した所へ, いまだ大原の事, いまだ大同論派より強大, いまだ大学生であったころ, いまだ太刀を引い, いまだ奇と称, いまだ女に自分, いまだ妓籍を脱せざりし, いまだ妾を捨て給わざりけん, いまだ始まらず候間いま暫爰に, いまだ始めにあたり, いまだ婚姻しないもの, いまだ嫁せざるや, いまだ嬢の温情, いまだ子路を見ずし, いまだ孔子に触れた, いまだ孫六のやすり, いまだ孵らぬ卵を, いまだ安定を回復, いまだ完全なる一形式, いまだ宗教的人間のいかなる, いまだ定まった解決も, いまだ定まらざるの間, いまだ定まらずもはやこれ以上延引, いまだ定まりたる言を, いまだ定まる妻が, いまだ定説となる, いまだ実効の挙がる, いまだ実地を御覧, いまだ実子とてはなき, いまだ客者の目, いまだ宵なり, いまだ家庭のあたたか, いまだ家督相続者と名乗るべき, いまだ寒さ烈き, いまだ寢ぬ戸, いまだ寸分も進歩, いまだ尊体を顕し, いまだ小児であるもの, いまだ小屋に還らざれ, いまだ少しはまし, いまだ尽きざる証拠是を, いまだ尽くさざるものなお, いまだ届不申候, いまだ岡崎氏ごとく手, いまだ巓にいたらざる, いまだ左程に疲れ, いまだ左右の顧慮, いまだ差上不申哉, いまだ布設せられなかった頃, いまだ帰ってこない, いまだ帰らざるに乗じ, いまだ帰らざれども堅く, いまだ帰らず身まず, いまだ帰り来たらずすごすごとして, いまだ平七郎の生き血, いまだ平静に相成らざる, いまだ幸にし, いまだ幼少のこと, いまだ幽かな光, いまだ幾ばくもあらぬ, いまだ幾何もあらね, いまだ幾多研究の余地, いまだ幾年を經ずし, いまだ幾日もあらざれ, いまだ幾葉ならざるに, いまだ床あぐる, いまだ形を結ばざる, いまだ形式化した五倫思想, いまだ役者などになっ, いまだ後世の如き, いまだ得ざるを得, いまだ御法度ならざりし頃, いまだ徳を好む, いまだ徹底せざる不十分さ, いまだ徹底的に主観的卵殻, いまだ必ずしも航路の, いまだ必ずしも然らざるなり, いまだ志成らずして, いまだ忠を, いまだ思想といえる, いまだ思案にあまり, いまだ急に家, いまだ恐ろしい感じを, いまだ恥をわかつ, いまだ悟らず晏然, いまだ悟りを得ずし, いまだ悟りきっていない, いまだ悲しまずば汝, いまだ情合というもの, いまだ想いいたらない運命, いまだ想像として形, いまだ愛を知ってる, いまだ愛くるしさも, いまだ感じたことの, いまだ感じなかったような, いまだ成就しない, いまだ成立たずにいる, いまだ戦わざる先に, いまだ戦争を作品, いまだ戰爭の思ひ, いまだ戸を開かず, いまだ所有せざるもの, いまだ拝見して, いまだ拾いませぬという, いまだ持っておらない, いまだ掘発さざるがあり, いまだ損はざれ, いまだ攘夷親征の機会, いまだ政論の機関, いまだ敦からざりし, いまだ数字できめられない, いまだ数里ならずして, いまだ整わずとも細君, いまだ整わない新都の, いまだ文字を使っ, いまだ文学的批判の対象, いまだ断じて必定すべからざる, いまだ断行し得ざる空前, いまだ断言して, いまだ斯文を喪さざる, いまだ新秋で麦藁帽子, いまだ日本人民の半ば, いまだ日本固有の学, いまだ早大の学生服, いまだ明にわが, いまだ明けねば關本, いまだ明暸なる御, いまだ明渡しの運び, いまだ昼前だのに, いまだ時を月, いまだ時々来ては, いまだ時節が到来, いまだ普及せず文字, いまだ普通の意味, いまだ智識の発生, いまだ暑い盛り油津より, いまだ暮ならず, いまだ暮れやらず, いまだ暴行に及んだ, いまだ書を物, いまだ書かれざる巻, いまだ曾つて聞いたこと, いまだ朝睡の, いまだ木戸銭を払わざる, いまだ本文を見出だす, いまだ本郷の手, いまだ来らず醜草なほ, いまだ東都に候哉, いまだ果さざる処である, いまだ根に持っ, いまだ棄てずにおります, いまだ業を卒, いまだ極めざるものと, いまだ機會を得ず, いまだ檢出せられざる微量, いまだ欧米に及ばざる, いまだ欺かるとの自, いまだ正確な事実, いまだ正統派な軽妙江戸前の, いまだ此土にとどまる, いまだ武蔵野の切れ切れ, いまだ歩まぬみどり子を, いまだ死を口, いまだ死なざりしかど遂に, いまだ死犬のため, いまだ残んの色香, いまだ殿上人にお, いまだ民心に容ら, いまだ気分の域, いまだ気象要素に相当, いまだ水に漂っ, いまだ氷る夜の, いまだ永遠の幸福, いまだ求むる能わずまた求めん, いまだ汝を見し, いまだ決して絶対的確実な, いまだ決まらなかった所長も, いまだ法治の階段, いまだ法王と爭, いまだ泯びざれども浄壇使者と為すべし, いまだ泰西の都市, いまだ洋風の交際, いまだ洗わざるときの, いまだ浅くして, いまだ浅学寡聞この取捨, いまだ浮気あらわに言え, いまだ浹辰を移さずし, いまだ消えざるを一斉, いまだ消えず薄気味悪き青光, いまだ消え絶えていないだろう, いまだ淡雪の消えかねた, いまだ深く咎むるに足らずと, いまだ淺けれど, いまだ減ぜず室内に, いまだ渡らぬ朝川わたる, いまだ満足せずさらに, いまだ滅びずしてありしかばその公使館もまた下二番町, いまだ漫才とは書かなかった, いまだ漫才氾濫以前ではあった, いまだ為なくに, いまだ無名に近, いまだ無形の心, いまだ無理口説をせず, いまだ無用の長物たる, いまだ無病年も五十路, いまだ煙管の発明, いまだ熟さず確たる証拠, いまだ熟眠せざること, いまだ爭ひを, いまだ父の墓参, いまだ牧野吉晴君が青年画家, いまだ物理の規則, いまだ狂歌の趣味, いまだ独り身ならし, いまだ独立の日本人, いまだ狹隘なる婦人, いまだ猿であったとき, いまだ現われないからである, いまだ理に通ぜざる, いまだ理想的の自由, いまだ甚しく顕著, いまだ甚だ伸びずなほ能, いまだ生を知らず, いまだ生れざる以前の, いまだ生れず古い心持, いまだ生れぬ犬にも, いまだ生徒なん, いまだ生成しないうち, いまだ用いざる新句法, いまだ用件も聞かされない, いまだ由を見ずし, いまだ画かざる画家, いまだ畢らざるに忽ち, いまだ疼ずいている, いまだ病みしまま, いまだ癒えがたきを, いまだ癒えずして歩行, いまだ発せられない時期に, いまだ発生せずして, いまだ白かりしかど, いまだ白からず, いまだ白昼の一騎勝負, いまだ百年もたっ, いまだ百歩に至らざる, いまだ目にのこる, いまだ目ざめてはいなかった, いまだ目的に達しない, いまだ眞理の上, いまだ真偽を確めし, いまだ真実無妄, いまだ眠らざることあり, いまだ眼を開く, いまだ着ずして色, いまだ着目せざりし所, いまだ睡眠せるによる, いまだ瞑せずして死骸, いまだ知らず行ない得ぬものにとって, いまだ知らなかった道徳の, いまだ知らぬがこの, いまだ知られざりし神に, いまだ知られてない恐ろしい黴菌, いまだ知る機会を, いまだ知るべからずしかれどもこれ, いまだ知れずと判断, いまだ石そのものの完全, いまだ石碑がない, いまだ研究の浅き, いまだ研究道楽の流行, いまだ碁を知らず, いまだ碑碣を建てず, いまだ祝言の式, いまだ神道とは申す, いまだ神避りまさざりし前, いまだ禁茶運動のある, いまだ禽獣の域, いまだ私人の慈善事業, いまだ秋を告げざる, いまだ科学的の思弁, いまだ究められざる文化史上の, いまだ空漠たろうとも, いまだ空襲の被害, いまだ立憲政を主張, いまだ立憲政体の主張者たる, いまだ竟へざる間, いまだ竣成せられなかった時, いまだ竭さぬところ, いまだ答えざるに先だち, いまだ管見に入らぬ, いまだ米を高い, いまだ納まらない当時の, いまだ純潔なる青年, いまだ純然たる色摺板物, いまだ紙来たらずと, いまだ終らぬに, いまだ終わらぬうちに, いまだ経営なし, いまだ結婚するに, いまだ統一するに, いまだ絶えざる中に, いまだ綿密に出来, いまだ緒につかざる, いまだ繁らず榛の木の, いまだ美しい蓮田が, いまだ羽を與, いまだ老いてはいない, いまだ老いざる健脚家, いまだ老いず矣, いまだ考えたことの, いまだ聴かざれど重量感, いまだ肉眼で見た, いまだ胃吉と腸蔵, いまだ能く東洋諸般, いまだ脱し得ないもの一つは, いまだ膚やわらかき赤子, いまだ自分の意思, いまだ自治の事, いまだ至る事能は, いまだ致されぬがしかし, いまだ致仕せざる時, いまだ臻らざりしかば, いまだ興らずこの間において, いまだ興り得ない精神の, いまだ芳野を見ず, いまだ若く妖婉で, いまだ若僧の身分, いまだ若年の儀, いまだ茫漠として明らか, いまだ茫然として考え, いまだ茴香の露, いまだ萌芽せざるもの, いまだ著しき教育の, いまだ葺き合へ, いまだ蕎麦の事, いまだ薄暗いのに表, いまだ藤原宮においで, いまだ行かざる地の, いまだ行かず帰り報ずると呉, いまだ行なう能わざるときは, いまだ行届かないところ気付かない, いまだ表象的なもの, いまだ衰えは見せぬ, いまだ衰えずと涙, いまだ裸体で海, いまだ西洋の事情, いまだ見ざりしところなり, いまだ見なくに散らまく, いまだ見ぬ著者呉先生を, いまだ見んが好く, いまだ見当り不申候, いまだ見物せしもの, いまだ覚めやらぬほどなりけれ, いまだ親しくこれを, いまだ覺めやらぬ今日, いまだ解かずて, いまだ触れざる新妻を, いまだ触れられざる地, いまだ言と書, いまだ訂正せられざりきといふ, いまだ計りがたし, いまだ許さず其の牲, いまだ証せざるを証せり, いまだ試みずしてまず, いまだ試みた事が, いまだ詩をよく, いまだ話術家として高座, いまだ詳ならず, いまだ詳らかならざるもの, いまだ詳細を知らぬ, いまだ誇る宝が, いまだ誇るべき宝が, いまだ誨へずありや, いまだ説かざる説教者, いまだ説明せられない幾つ, いまだ読まない人が, いまだ読まねどこれ, いまだ誰人にもその, いまだ調わざる今日の, いまだ諦めておらぬ, いまだ諳記して, いまだ讀まねどこれ, いまだ豪健放恣なる一家, いまだ買いえないでその, いまだ資本主義の一大勢力, いまだ質屋の暖簾, いまだ赤道をこえざる, いまだ起らず新しき国民美術なほ, いまだ起るに至らず, いまだ起出る気力なし, いまだ越えしことなし, いまだ足らざるに起源, いまだ足跡をしるしたる, いまだ路にある, いまだ近づきになる, いまだ近代の侵害, いまだ近藤に嫁がざりし, いまだ迫らぬこの谷, いまだ述ぶること, いまだ途中にあつ, いまだ造られざるさきに, いまだ造物主ありの, いまだ逢はなく, いまだ逢ったことも, いまだ逮ばざる, いまだ過去帖を獲ざる, いまだ達せられないですぎ, いまだ達らずとは, いまだ遠みか, いまだ遠しなの, いまだ適確な答解, いまだ還り來ず, いまだ酒気中にわたらせられる, いまだ酔わざる以前の, いまだ酸ゆき梅の果, いまだ野猪の臥し, いまだ野蛮人や子供, いまだ金鈕であった頃, いまだ鉦太鼓の騒ぎ, いまだ銅器時代から以上, いまだ鎧櫃にこもっ, いまだ長からぬに, いまだ長ぜざるにもかかわらず, いまだ長州の義かた付, いまだ開かない時に, いまだ開かぬ瞼ごし, いまだ開かれざる宝庫です, いまだ開けざりしに当たり, いまだ降らずそれを, いまだ陳腐ならず, いまだ階級思想を打破, いまだ隠れざるうちに, いまだ離れない霊を, いまだ雨ふらざるに, いまだ雪の降らない, いまだ雲ゐねば, いまだ電車なき世, いまだ霊廟を見ない, いまだ青きに, いまだ静まらない顔つきである, いまだ面ア出さ, いまだ音律的なる活動, いまだ頁も切られ, いまだ頑迷にし, いまだ顕わで, いまだ顯はでない, いまだ飛びかかってこない, いまだ食わず夜に, いまだ飯をたく, いまだ馬を用いる, いまだ騎士道の衰, いまだ高き時に, いまだ高尚ならざる, いまだ髪もさかり, いまだ鴈治郎を知らず, いまだ鷲郎にも語らざりし, いまだ黄金丸が牙, いまだ黒く明け切らない山脈, いまだ點れる電燈