数字は,青空文庫全作品中での総利用回数です。総索引
~やう やがて~ ~やがて やさしい~ やすい~ ~やすい ~やっ ~やった ~やって来 ~やって来た
やっと~
~やっと やっぱり~ ~やっぱり やつ~ ~やつ やはり~ ~やはり ~やめ やや~ ~やや
193 ことで
76 思いで
37 事で
4 ことだった
3 思で
2 こと, ことであった, ことでした, ところで, ように, 努力で, 想いで
1 [37件] ことが, ことで怒, ことに, こと仕事は, こと北極星を, こと地面の, こと寝たい, こと彼も, こと捜しあて, こと村へ, こと生捕った, こと登っ, こと私は, こと空が, こと貴下を, こと這い進ん, こと顔を, こと首を, ところ, どの痛い, びをしながらでてきたときはもう座敷へ, 事, 事それに, 事で見よう, 事とろとろ, 事力を, 事壁伝いに, 事娘に, 事御, 事泣き止んだ, 事無事に, 事立上った, 思いでたど, 思い雲, 豹一は, 道であり, 間では
37 して
19 した
12 したよう
5 しました
2 をした
1 [25件] いたしました, がいっ, したくらいの, したと, したばかり, したもの, したものの, したやう, したよ, したらしく, したらしく妾, したらしく小さな, した体, した津田, した良平, した風, し立場, するところ, です, のてい, の色, をし, をしまし, をしました, 致しました
2 人は, 子は, 家を
1 [87件] お面, ことは, ことを, ころに, たぐり縄, ために, とき起き, やせた胸, わけが, 一匹を, 下男が, 中に, 人影は, 内容が, 原因が, 友人編輯者の, 古い都, 古墳の, 名を, 命脈を, 善後策としての, 場が, 場は, 場へ, 場を, 声に, 大地と, 姿勢で, 子の, 子を, 家に, 小枝, 少年達が, 川べりの, 川向うに, 帯の, 年も, 幼い道綱, 庇の, 弓を, 御供の, 念願が, 意が, 意味を, 手を, 数字が, 日その, 日に, 日を, 時に, 時まるで, 時機が, 時覚った, 月が, 望みが, 栗の, 椅子の, 樅に, 横町を, 気に, 池の, 渡しを, 火鉢の, 燈火の, 理由を, 男が, 男に, 男を, 町に, 目的地に, 窓から, 端緒を, 細い腕, 結論に, 羽根を, 脚で, 船は, 裁断は, 言葉によって, 身の上を, 追跡から, 野薔薇の, 長い橋, 雌の, 頃, 頃自分たちの, 類似点を
6 が注いた
4 が付いた, をとり直し
3 がおちついた, がつきました, をとりなおし, を取り直し
2 がつき, がつきまし, がつく, が楽, が注い, が落, が附いた, を取り直しました
1 [29件] がし, がしずまった, がすんだ, がすんだらしく, が付い, が安, が定まる, が着いた, が落ちつい, が落ち付い, が落ち付いたらしく, が附い, のきいた, のついた, のつく, もらくに, をきかせやがった, を取りなおし, を取り直したらしく, を取直し, を取直したらしく, を変え, を引き立てる, を直し, を立て直し, を落, を落ちつけ, を落ち付け, を落ち着ける
3 だけのこと
2 だけをいっ, をこらえた
1 [56件] からその, から一ヵ月, がかかったらしく, がかすか, がすん, がだめ, ができ, がガラリ, が出来上がった, が刷り, が明治四十二年, が案内所, が済んだら, が私, が終り, が衰え出す, が開いた, だけでございます, だけの文句, だけの決心, だけを言った, ですべて, で元気, で取り着く, で得心, で見, に気がついた, に気がついたらしく, に火, に白い, の下状, はでき上がった, もかき集め, をこん, をとめた, をのみこんだ, を切り抜ける, を呑みこんだ, を彼女, を我慢, を押しこらえた, を捉え, を捨てた, を掴む, を敷石, を書い, を止めた, を着, を破った, を聞き止めた, を補い, を見つけた, を言い, を言いました, を読む, を買う
3 の家
2 が自分, にかえって, の番
1 [41件] から回復, がハッキリ, がヒステリー, がラーゼマン, が安心, が居眠っ, が待ち伏せ, が湖, でなかったので, で作った, で自分, に必要, に戻りました, に見る, のからだ, のほん, のむなさわぎに関係, のもの, の住ん, の体, の叱られ, の名前, の大変, の失念, の手, の気に入った, の生活, の生涯, の考え, の腕, の腰かけられる, の言い訳, の言う, の詩, の頭, は夜, をおさえた, をとりもどした, を励まし, を取りもどし, を苦しめる
2 の手
1 [40件] が家, が落ち着く, だという, と一緒, と私, にその, にだけ解かりかけ, にも判りました, にも昨夜, にも自信, に呑み込めた, に話した, のグロオブ, の前, の力, の命, の存在, の方, の温かい, の番, の縛め, の背後, の頭, の顔, の願い, はここ, は仄, は囁いた, は声, は安心, は彼, は救われました, は本当, は気がついた, は気づく, は自由, は血路, は馭者, も気, も馴れ
3 眼に
2 城に
1 [32件] うちへ, かみさんの, ひらきに, まんまを, わかりに, 二つの, 二人の, 処が, 勘定も, 喜びに, 増の, 天気に, 姉さんに, 嫁さんを, 島にも, 師匠の, 引越しが, 恭が, 情けで, 料理が, 暇が, 正の, 民は, 浜を, 燗も, 目ざめに, 綱の, 連れ申し, 食事が, 馴染みに, 駒ちゃんを, 駒と
6 を開いた
3 を切っ, を開い
2 をきいた, を切る
1 [20件] から出た, がきけた, がきける, が利, が利けた, に手, のはた, までうち出した, をきき出した, をきく, をきりました, をひらく, を切った, を利いた, を利きました, を利く, を割らせ, を押えた, を閉じた, を開きました
4 をさました
3 がさめた, を醒ました
2 がさめ, を覚した, を開け
1 [19件] が瞑れる, が覚めた, が醒めました, が闇, で父, をあい, をあげた, をさましました, をさます, をすこし, を上げ, を見ひらいた, を見開い, を覚ました, を開い, を開いた, を開きました, を開く, を開けた
2 わかったよう
1 [28件] ずつ判りかけ, ずつ四辺, ずつ寛解, ずつ息, ずつ文楽師匠, ずつ話し, の平, はその, はまとまった, ばかりの涙, ばかり微笑, ばかり膝, ばかり養い得た, まとまった金, わかって, 上の, 出来たかと, 口いきく, 喫茶代や, 安心し, 平静な, 拗ね泣き, 新しい生活, 眠くなりかけ, 笑顔に, 落着く, 解りかけた程, 離れた彼
2 の前, の心, の手
1 [23件] が言った, にも察し, に気がついたらしく, のうち, のほう, の中, の女, の川, の帰った, の怪我, の手もと, の椅子, の眸, の眼, は五時頃, は女王, は死人, は海, は立ち上がっ, は謎, を二階, を俊三, を抱擁
10 に入れた
2 をはなし, を放し
1 [15件] があきました, にとる, にもどりました, に入っ, に入った, に入れる, に取っ, に持った, の中, を休め, を伸ばした, を放した, を縋っ, を触れた, を離した
4 をあげ, をあげた
3 をあげる, を上げ, を上げた
1 [12件] いろを, が冷え冷え, だけを覗きこませ, をもたげ, を上げる, を持ち上げ, を挙げ, を挙げた, を擡げ, を横, を見せた, を起し
3 頃に
2 家を
1 [22件] いささか季節はずれ, かたこと, こうりだけ, ことが, ように, 人ば, 場の, 夕方通りかかった, 安樂, 山での, 故障の, 日の, 時急に, 暗示を, 瞬間わたしの, 覚悟に, 豚どもを, 近くで, 頃それを, 頃よく, 頃多少, 頃手を
3 まで逃げ
1 [22件] で中絶, で可能, に落ち着く, へたどり着かれた, へ忍び込んだ, へ来た, へ逃げ上った, までおびきだした, まできた, までたどりつい, まで出来た, まで参りました, まで取りまとめた, まで堪えた, まで山, まで書い, まで来, まで来る, まで歩い, まで考え, まで辿り付いた, まで運ばれ
3 になっ
2 づいた, づいて, になりました, に戻った
1 [14件] づいたの, づいたので, づいたよう, にかえし, にかえった, にかえって, にかえりました, になった, にもどつた, に返った, に還った, を保っ, を取りもどし, を恢復
6 がさめた
2 がさめ, が覚めた, をあけた, をさまし
1 [11件] が醒めた, の上, をあい, をあけました, をさます, を挙げた, を見開い, を覚し, を覚した, を覚ましかけ, を覚ました
4 だけのこと
1 [20件] くらいな, だけのこえ, だけの事, だけの声, だけの推称, だけの粉, だけを云う, だけ云いかけた, だけ云う, だけ取っ, だけ由紀子, で, ですこし, で僕, で勝ちめ, で善行悪報, で安心, で思い, に縋りつい, ばかりしかもらわなかった
5 ように
3 ものと
2 ようだ
1 [14件] かね, かウーン, が黄いろい, くらいである, ためだったでしょう, という風, と見え, のか, のだ, ものだ, ようであった, ような, 時には, 神尾主膳もとより
5 になっ
1 [18件] たどりついたもの, ではよく, の世, の宿, は完成, わかるよう, 一段落ついた, 分ったん, 帰って, 急に, 来たばかりじゃ, 気附きました, 着いたの, 聞いたん, 草鞋を, 落ち着いたとの, 迄盛ん, 電車を
3 て見る
2 てその, てびっくり
1 [14件] て, てうすく, てお, ておずおず, てすまない, てとまっ, てひきかえし, てみる, て弱い, て彼女, て慌て, て振り返っ, て課長, て頭
13 て来た
2 てきた
1 てくれた, ては来た, てみる, て行った
2 に着いた, の中, へ帰っ
1 [11件] で縫える, の方向, の最上階, の玄関前, の用事, の附近, へかえった, へ帰った, へ帰り, へ帰りつ, を思いだした
1 [16件] で止る, に十坪, に気づきました, に着い, の美術館, へからだ, へ皺だらけ, へ着い, へ着きました, まで堪え, まで尾, まで追い付い, をお, を出, を立ち上がった, を脱
2 のである
1 [14件] か, かね, けれどそれ, とみえ, ね, のです, のですっかり, のは, よ, ような, わ, んじゃ, 始末だった, 山道を
4 よ, ような
1 ことである, という顔付, とみえ, ので, ほどです, わな何ん, んです, 後は
1 [15件] が口, が打ち解け, が父, だけだ, だけになり, だけの合格者, と肩, になった, の仕度, の影法師, はその, はボロ, は承知, は静か, 入れ得るほど
8 して
2 しながら
1 しここ, したの, しました, をし, をしました
8 て来た
2 て来る
1 てきた, て来たほくそ笑み, て来ました, て見る
2 を取り直し
1 [12件] がそこ, が落着, に平調, のうち, の昂奮, の落ついた, をおちつけ, をおちつけた, を慰めた, を落着け, を通わせ合っ, を静め
3 をあげた, をかけ
1 から下, をおろせる, をのばし, を上げた, を下す, を下ろした, を伸ばし, を起した
3 をつい
1 がつける, が吐ける, ついて, よりも低い, をし, をついた, をつき, を切っ, を合せた, を吐いた
1 [11件] がつい, がで, がでた, が出, になっ, になりました, をとりもどした, を取り戻し, を取り直しました, を快復, を恢復
1 [11件] が客間, が花屋, であること, の声, の悪戯, の方, の枕元, の耳, もほっと, も身, を宥め得た
3 いった
1 いって, の言葉, 云った, 口に, 答えた, 言いました, 集めて
1 ぐらい見つかる, のがれたと, のところ, の成功作, の新しい, の決議, 咲いたの, 思い出すこと, 残し得たかなしい, 見つかった
2 を起こし, を起した
1 が藁, が軽く, と腕, のとおる, の具合, を
2 んだ
1 か, けれどもう, ぞ, のかい, ので勇ん, のは, ようです, 頃は
5 いて
1 いた, いたかと, いたわ, いた米友, いた顔
1 がはいる, の置き, をささえ, を休めうる, を伸ばし, を保っ, を支え得た, を滑り込ませられる, を立ち支え, を起こす
3 がついた
1 がつい, がつき, が付きました, が甦った, になった, をとりもどした
2 をかけ
1 がし, が出た, の出る, をかけ合わせ, を出した, を見つけた, を調えた
3 にかえった, れに
1 にかえって, に返りました, に還った
2 にも気づかせた, に気がつい, の生活
1 の一家, の来た, の身体
1 がおわる, がのみこめた, が本筋, が片, が纏, が途切れた, が面白く, に調子, のつきほ
1 お答えしました, 云う反省, 仰有った, 口を, 洩らして, 言い出して, 言った, 言って
1 には解った, にわかっ, のただごと, はその, はまぶた, は十五スー, も決心, をはなし
1 が口, だけ通れる, だちで故郷, で学校, で起き上がる, になっ, の膝, 寝の
2 がいる
1 がすれちがえる, が集る, の声, の悪い, の通れる, をかき分け
1 主人の, 卒業だった, 安心なさる, 安心下さい, 帰宅, 病悩は, 茶を, 雛様らしくなりました
4 がついた
1 したらしく窮屈そう, しながら, をし, を固めた
3 をふい
1 がとまる, の顔, を怺, を拭い, を納め
2 を運び
1 が地, だまり, をはずした, を乗せ, を止め, を運ん
1 かどう, くらいじゃあない, くらいだ, くらいの実に, くらいの穴, くらいの細目, ほどの間隔, ほど狭い
1 二人の, 哲学が, 子を, 気の, 連中は, 避暑地の, 長い相生橋
2 と私, を認めた
1 が出, は私, をここ
1 てすぐ, て云いました, て十分, て泪, て言いました, て遠まわし, ながら溜息
1 なれた四日め, ばかりの黍, ばかり溜息, ばかり腹, 元気づい, 気を, 落ち着いて
2 した
1 したよう, した時分, して, しながら, しました
1 かわからない, ときが, なぞいう, ほどだった, ような, ような降り, 段取りに
1 になっ, はそれ, は天気, は巴里, は逃げだす, まで娑婆, 果し得たかと
3 が明け
1 がしらし, が明けはじめた, になる, の白みかかった
2 して
1 させたの, させて, させました, した, で目
2 を達した
1 の, の家, の島, の漁場, を達する
2 に落ちた
1 が落ちつきました, が開き, の痞, をなでおろしたらしく, を撫で下ろし
1 の禿げた, をあげ, を上げ, を下げ, を持ち上げ, を挙げ, を擡げた
1 がたと, と逢う, に手紙, の言葉, はきのう, らしいお
1 ごま化した, 云う推定, 云った, 思い出したよ, 思った, 答えること
1 お酒, お隣の, 学校へも, 廻って, 満足したらしく, 私の
2 て来た
1 てきた, てもらう, て彼女, て頂く
2 にかえって
1 にかえった, にかえり, にかえる, に返っ
2 ついた今
1 ついた, ついて, つく暇, 吐くこと
1 くらいだ, くらいで, ぐらいそれ, に近い, を越した, を越す
1 だとかいう, でした, で指一本, になった, になる, のころ
2 が這っ
1 にかえった, のゆく, の通るらしい, を発見
1 にも決心, の動脈血, の家, はさっき, は何, も安心
1 が同じ, にあて, のところ, の眼, の言っ, は天狗岩
2 になった
1 か十三, であった, なのに, ばかりでした
3 へすべり落ちる
1 の流れ, の辺, を渡りえた
1 した彼, づいた, をとりもどしたらしかった, をとり戻し, を回復, を恢復
1 がついた, が廻った, の付いた, は点いた, をきっ, を消しとめた
2 についた, に落ちた
1 からさめかけた, をさました
2 て葉巻
1 てうかべた, てそれでは, てジョーン, て君
2 がいった, した
1 させたという, して
2 か見えない
1 くらいであった, くらいのもの, くらいの疵, まるでものすごい
1 が停っ, が這いあがる, が通る, の中, の音, を拾った
1 口を, 腰を, 荷を, 責任を, 鎧櫃を, 頭を
1 かそこ, になった, にもならなかった, の子供, を一つ
1 ことな, ことは, ので顔, のは, んだろう
2 して, った
1 した
1 に開通, の方, の椿山, の短篇, まで来る
4 になった
1 くらいの年
3 に帰った
1 に帰ったらしく, れに
1 だけは拾った, だけは無事, を全う, を助け, を取り留めた
2 からさめた, から醒めた
1 がさめた
1 オペラ座の, 安堵の, 屋根に, 渦巻の, 食堂に
1 から身, につく, の上, へはいった, を出る
1 がいった, がついた, が行った, させて, して
2 がかなった
1 が叶っ, のとおり, も寄らない
2 えて
1 えた, えながら, えること
2 ように
1 ほどな幼, ような, 程度である
1 か, と見え, のです, ようである, ように
1 に椅子, のあと, の出迎い, の方, の立っ
1 から首, のカアテン, の外, をあけ, をあける
1 かとれぬ, くらいの低い, だけのしわがれ, ほどの声, 位の
1 てきた, てゆっくり, て仲間, て来たらしく, て画板
1 されたけれども, されたよう, された思い, された房枝たちミマツ曲馬団員, された時
1 て喪服, て坐れる, て室, て歩ける, て見る
2 てせかせか
1 て昼めし, て来た, て見る
1 か元気, か岩, か手応え, か落
1 これからやりはじめ, 云われたところ, 来たか, 来たかと
2 だを
1 だに, 井戸の
1 ここに, 僅かばかり, 来たの, 造営に
1 の云いたい, の呼びだし, へ参った, を向きなおった
1 になっ, わかって, 分ったん, 快くなっ
1 がこの, ぜ, とわかる, よもう
2 所でした
1 ように, んでお
1 なりかけた藤木, 婿を, 揃えました, 歩けるよう
1 の体, の穴, の金, へ直し
1 がいえた, を云いました, を言いました, を言い出した
1 ですよ, に詩人, の大人, の庭
1 ぐらいの地鶏, しかならない, に延ばした, の課程
1 の公卿大将, の目星, の竹林, を切り抜け
2 腕が
1 眼を, 肱で
1 のことば, の刀, の欠けら, の艇
1 から降り, への階段, へ引, へ引返し暖炉
1 の座敷, の形, の百姓, の額
1 がもう, くらいだ, のだ, のです
3 を出し
1 をえて
2 か十一
1 か十三, ばかりになった
2 か七
1 か七位, になった
1 の書斎, は城壁, をつかまえた, を崖
1 にのがれた, に飛び出す, へ出, へ出た
1 につき, に落着, へ腰, をとった
2 ところです
1 が時候あたり, ので家内
2 を出た
1 をぬけ出した, を開い
1 した, したと, しながら, を浮かべ
2 ように
1 からである, よ
1 ぞ, よ, ように, わ
1 な, ようだ, ような, 想いで
1 ばかりの原稿, わけである, 二百なにがしの, 電報を
1 のこんもり, の宿, の筆, の車
2 にはいる
1 の入口, へ帰る
2 へ着いた
1 の三鷹村, へ戻っ
2 から出
1 のあたり, の間
2 を直した
1 をなおし, を直させた
1 から頭, の来り沈める, の辺, の退いた
1 か済まぬ, といつも, とみんな, と幕
1 が当り前, して, はし, を凌い
1 の居場所, の気位, の話, を納得
1 ことばを, 会話を, 半日を, 花房を
1 上る, 上るの, 止ったそう, 止って
1 てそれでも, て去りかけた, て女, て行っ
3 のを
1 事も
1 にはいった, にはいる, に入り, の中
1 が一ぱい, が癒えました, の底, を膨らし
1 っこぞう, の上, まずいた, を離れた
2 になった
1 になっ, を恢復
1 てこれから, て後, て脱い, て顔
1 のが, ばかりの所, 宿も, 気もちに
1 というふう, とは庭, のでそれ, ものだ
1 て, てその, て来る, て行くあり
1 が開け, に出た, は見え, も杖
1 の上, の山稜, は消えた, をなめる
1 が来た, も済ませ, をする, を了
1 てその, て言いました, て起ちあがった
1 が見分けられる, の臭い, を見まわした
1 でまちがい, に格子, の職人ども
1 事件の, 家を, 理を
2 に帰っ
1 の前
1 しだして, とまどろみ始めた, 眠って
1 お三輪, が泣声, ばかりでした
2 ごえを
1 ている
1 らは, を大きな, を知った
1 冒険の, 言葉を, 魚の
1 てから, てから出, ゅもくづえにすがっていました
2 した
1 したという
1 ことを, 当然の, 考えにまで
1 になっ, になる, の女
1 に眠った, に自分, の面倒
1 おばば, ハンスは, 気を
1 てきた, てきました, て来た
1 の上, の奥深く, の端
1 の春, の秋頃, 出て
1 だけかきこむ, にありつく, のそば
1 かえて, の汚, の疎開後
1 かたまり五人, が揃っ, だけがどうやら
1 でか, でウントコサ, に抱え
1 に離れだした, へ身, 履き了
2 掛声と共に
1 のは
1 気持に, 気持の, 顔色に
1 からは熟睡, のよう, はこの
1 に向っ, をすませ, をよした
1 てきた, て来た, て行った
2 て来た
1 て来ました
1 がつい, づいて, を入れます
1 けれども一時, とじつに, なと人事
1 か二, になった, のさだ
1 か十六, でしょう, のとき
2 になった
1 か九
1 ばかり前, ほど前, を少し
1 上機嫌に, 船橋屋へ, 言いました
1 の岩, の町, へ辿りつく
2 っとしました
1 とした
1 からしぼりだした, から押し出した, をうるおし
1 から火鉢, で手, に通じ
1 を消した, を現, を見せた
1 へ来ました, へ通っ, をさがしあてた
2 の思い
1 いたした
1 にあけた, に意識, に私
1 いたすこと, した, したもの
2 くらいな
1 と吉植
1 のふもと, の麓, まで来
1 に沿った, の上, を登りきったら
1 の家, の身, を取り戻した
1 しました, を許された, を許されました
1 がとれ, に座り直しました, に腰かけられる
1 の怒り, を放免, を鎮まらせ
2 ように
1 店を
1 した, しました, の多い
1 をひらい, をひらいた, を開い
1 ことに, る疑惑, 郊外の
1 てきた, て来, て来たそう
1 から眼, を取り上げ, を書き始めた
3 をし
1 ていた, て立ちなおった, 遁げ込ん
1 で珍, の夕方, 知れましたぞ
1 の深い, の目礼, の葉
1 のよう, の日, の朝
1 がそれ, は口, を送り出した
1 が直っ, もすこし, をとりもどし
1 かと, ので其日夕飯, 時に
1 と同席, にその, はそこ
1 が少し, のよう, の出る
1 が附いた, 附いたと, 附きましたね
1 に充ちる, をその, をついた
2 ている
1 てます
1 から出, に着い, までたずね
1 ながら今, をこらえ, を納めた
1 になった, になり, を見せる
2 をおいた
1 を手
1 へるの, を出す, を得た
1 てそこ, て帰り準備, て皆
1 が解けた, についた, につこう
2 ながら表面
1 て彼
1 くらいな遠く, ほどの声, ように
1 あげの, の重荷, 抜けは
1 した, して, すると
1 付いた, 付きました, 付きますでしょう
1 て主客, て文吉, て無茶先生
1 と思う, のは, ような
1 ました, をえた, を持ちこたえ
1 が済んだ, をすました, を済す
1 に横たえました, の上, を敷く
1 させた, したので, の思い
1 て一切合切屑繭, て来た, て私
1 てきた, てくれた, て照れ
2 ことの
1 ことが
1 くらいになっ, ことが, 位
1 がついた, てしまった, て何処
1 といったぐあいですね, ばかりな, 朝八時頃には
1 かと思え, のを, 彼は
1 を伸ばし, を拭い, を支え
1 それに, 悲しい記憶, 西鶴の
1 この国, のが, わけ
1 てもらった, て居る, て戴き
1 ところを, のだ, 東京が
1 てゆける, て入れる, て通れる
1 に到着, の中央, へたどりつい
1 がついた, が附い, つけて
1 をおろし, を下した, を卸した
1 の空場所, へかける, を離れ
1 かと思う, と思います, ような
1 からボオイ, にはいり, の片隅
1 だけで, だけを向けた, を外し
1 と思う, 処が
1 てその, て二つ三つ
1 のひとり, の由来記
1 の海戦中, まわったらそれ
1 へたずね, へ逃げ
1 という, 喋ろうと
1 まった処, まって
1 がはっきり, を了解
1 ことが, 考え方に
1 の額風呂, を見
1 ていた, ながらそれら
1 ところは, 時には
1 がその, よ
1 何か, 幕府の
1 この貧乏, そこで東京
1 そうでした, ので妻
2 ところ
1 てその, にかかる
1 ようで, 源氏が
1 ばかりのそんな, 生活な
1 てくる, て肚
1 てきた, て来た
1 ぐらいの太, 程度に
1 つかめて, とその
1 ついたと, ついたところ
1 てしっかり, てもう
1 すこうし, 雀の
1 戦争も, 痛みは
1 そうで, 言葉に
1 すみました, 刀を
1 にわかった, をおさえ
1 これで, 心配は
1 だった, 夜具が
1 に帰った, に飛び込む
1 がわかった, が分りました
1 はその, は出発
1 てすこし, て言いました
1 の灯, の自分
1 のすき, を口
1 から出た, をはなれ
1 とし, とする
1 きれ位, と声
1 かたづいたわい, 終ったと
1 か二度, 引くには
1 わかったばかり, 来たばっかりの
1 と二行, の名刺
1 すんだよう, つきそう
1 か二町, も逃げた
1 だけ見つけ, の将士
1 か九尺, も登る
1 か四つ, 見付けて
1 の晩方, の朝
1 くらいきり, ほど眠る
1 にあがり, までのぼりまし
1 てきた, て来る
1 の方, の谷底
1 に悪人, を知った
1 のもの, の評判
1 を出た, を出よう
1 が判明, をのみこむ
2 しか人家
1 から三四寸位, ばかりの丈
2 になった
1 で花江, の若者
1 か二, です
1 ばかり傷口, ばかり窓
1 いたしました, だけ成功
1 が出入り, 歩けるほどの
2 に気がついた
1 その宿望, は自分
1 という今晩, 佳い美人
1 からにはか, からにわかに
1 だが, に安
2 と人格
1 か思いだした, か白っぽい
1 わかったよう, わかりました
1 の外, へ往
1 やうに, ように
1 かれたよう, されて
1 で往来, を過ぎた
1 に黄いろい, を離れ
1 か出ない, がわずか
1 ばかりで, 一つぶ種
1 から一つ召, ばかりで
1 な, わ
1 てまいりました, て判ったら
1 に怪人, の岸
1 たり美濃, て驩州
1 かと思う, ので手
1 い上って, うよう
1 の視力検査, を迎えた
1 だろうか, で二人
2 になっ
1 になられた, の中学三年生
1 でこっけい, ばかりの美しい
1 から昼寝, になっ
1 しか飲ん, 来た
1 を過ぎた, 来たばかり
1 したぐらいの, した春
1 の国, の谷
1 は持ちこたえ, を切り抜けた
1 を脱, を脱した
1 いたしまして, したの
1 一通の, 虫は
1 ことが, ような
1 がついた, が見つかっ
1 雑誌で, 食卓で
1 が落ち付く, をしずめ
2 花一輪
1 だ, にしか創られなかった
1 しかけて, したけれども
1 に投げすてる, の上
1 に身体, の手
2 が顔
1 の支度, の準備
1 字で, 火鉢の
1 になっ, になりかけた
1 がよく, のいい
1 に追いついた, をなだめ
1 の家, は以前
1 ばかりな, ばかりの状態
1 てその, の見込み
1 になった, を柱
1 を許され, を認められた
1 がき, の前
1 の笑い出した, の顔
1 を出た, を得
1 二銭銅貨位の, 荷物を
1 にはいった, を終える
1 くらいにし, ような
1 の小さな, の畑地一劃
1 へついた, へ這い上った
1 になっ, を整え
1 に近い, 心を
1 にほのか, を通る
1 に待った, 焦れて
1 ばかりの落ちつき, 結論を
1 て口, て立ち上がる
2 ように
2 て
1 の背中, の謎
1 が, が出
1 ごえを, 声を
1 しそう, したの
1 に近づいた, のところ
1 が開い, が開いた
1 をのばし, を拭い
2 した
1 て転がる, ながら室
1 てまた, て来
1 のです, 一匹の
1 てまっ白, て連れ
1 の開く, をあけた
1 ている, て来
1 が其処, のが
2 から出
1 てもらいました, て藪
1 された, せられました
1 と乞食, を見つけ出し
1 に背, の存在
1 の暮, を暮した
1 光を, 気持に
1 なった, なったばかりの
1 がきまし, の立ち返った
1 の事, 引っ越して
1 にありついた, のまにあった
1 が来たらしい, が立っ
1 はそれだけ, 樵りを
1 を使う, を出す
1 の久米, まで来たら
1 が, の空
2 きれに
1 にかかった, の上
1 のこと, を動かす
2 の木の下
1 の根元, の頂
1 とある, わ何
1 の家, の老人
1 まで言っ, まで雪
1 が夜明け, の姿
1 ている, てまいりました
1 くらいの子供, 二人目の
1 ことが, と信ず
1 というあんばい, といふあんばい
1 にそう, を入らせた
1 がきまった, をおちつけ
1 から眼, が解けた
1 のわが家, へ一伸し
1 で, で身悶え
2 のを
1 と起き上っ, 出て
1 した, に南町
1 の危篤, の顔
1 しローマ, と云う
1 にあかり, に出た
1 の呻き, の頬
2 の入口
1 されたとき, した
1 ころ新吉は, ころ森の
1 というところ, を書き上げた
1 が繰りこんだ, 起き出して
1 に着い, の梅迫
1 に就こう, 入ったの
1 したあと, らしい睡眠
2 の下
1 から出せる, の外
1 を凌い, を医
1 とめたの, 退けて
1 てヨハンネス, て其処
1 ふ, ふの
1 だけだった, ときには
1 とその, 言葉を
1 が最後, 時私は
1 を告げた, コーヒーを
2 の姿
1 がはっきり, を纏めたらしい
1 ところまで, ほどの低い
1 けて, けられるの
1 に落ちた, に落ちたらしい
1 になっ, になった
1 の食事, を
1 のささやか, の四畳半
1 は走り出し, を止めた
1 へかえって, へ帰りついた
1 の身分, を取り返したらしく
1 の見える, へつれ
1 で正気, の中
2 が女中
1 をあきらめた, をはなし
1 付いて, 著いた
2 が納まっ
1 が明るく, の戸締まり
1 のであなた, よ
1 と思う, と思ったら
1 ことの, と今し方
1 がつき, のつい
1 から逃れる, をそらし
1 がきまった, をきめ
1 のは, ように
1 のだった, 時の
1 ことで, ようです
2 ような
1 が出来た, を終った
1 がついた, すること
1 が出, の手
2 をはたい
1 て来た, て浦上
2 がついた
1 の圧迫, は人質
1 て, て恭一
1 てせかせか, てそれから
2 ように
1 て庭, て見る
1 ばかりのこの世, 年で
1 がした, が近づい
1 て昏倒, て豊橋
1 ばかり, 崖の
1 と安心, のは
1 が来た, が来ました
1 ついた黒吉, 立てて
1 て往, て来た
1 ことが, とすぐ
1 のか, ものか
1 ぬけたと, は城
2 てもらった
1 て戻った, て来た
1 が玄関, の言葉
1 の隅, まで辿り着いた
1 とき, 私の
1 の方, を這入っ
1 との話しで御座いました, 始末であった
1 位だ, 汽車の
1 が出, の口
1 ったじゃ, れた私
1 をしのげる, を凌ぐ
1 から下り, の終点
1 れあがった, れた
1 をあげ, を上げた
1 を許され, を許される
1 から取り出し, の修繕
1 に登りました, へ着い
2 をとる
1 ができた, が停っ
1 小学生の, 泰さんが
やっとああして, やっとあいた穴から, やっとあかるくなっても, やっとあがった朝でした, やっとあきらめたらしく恭一の, やっとあけてくれた, やっとあけると窓, やっとあさい小川を, やっとあたらしい鋼条で, やっとあちらへ着く, やっとあてにした, やっとあやういいのちを, やっとある程度目ざめさせられたの, やっとあれだけ申しました, やっとあんしんした, やっといきなり横抱きに, やっといっさいをのみこむ, やっといったが世馴れず, やっといつもの通り, やっといまそれに達した, やっといま島後の八尾川ぐち, やっといま目的が達せられる, やっといま肩をほぐし, やっといらっしゃいましたと案内, やっとう剣法竹刀の, やっとうしろに声, やっとうならこちとら, やっとうの稽古場か, やっとうまい口が, やっとうまく詰め合わせた, やっとうらおもて, やっとうるさい紐を, やっとうれしくあたたかくなって, やっとえくぼ, やっとおいしさが, やっとおかえりになりました, やっとおかげさまで神様, やっとおき今に皆, やっとおごそかに道, やっとおさえようとした, やっとおさえられるように, やっとおさめてきた, やっとおじいさんは村, やっとおずおずはいったの, やっとおそろしい事実に, やっとおちついて感謝, やっとおちついたようであった, やっとおでん屋を見つけ, やっとおとっつぁんのうち, やっとおとどが口, やっとおなかがいっぱい, やっとおのおののところ, やっとおのれのこぶし, やっとおまえも気がついた, やっとおろして小さい, やっとお前さんにも女, やっとお前さん次郎吉今度は辛抱, やっとお姫さまはおととい, やっとお嬢様の手, やっとお客を外し, やっとお客さんが帰っ, やっとお客様がお, やっとお手本を巧み, やっとお昼から二十四時間, やっとお母さんが帰っ, やっとお菓子の喰, やっとお蔭でこれ, やっとお送りしました, やっとお開きになった, やっとお雪ちゃんがこう, やっとかかって左, やっとかけのぼったあれは, やっとかけ声もろともはね起きた, やっとかげっていくらか, やっとかすれた声で, やっとかたわらの皿, やっとかついで鼻たかだか, やっとかつげるような, やっとかなえてもらえた, やっとかなってみる, やっとからだを動かし, やっとがけのふち, やっとがまんして, やっときて下, やっとききだし得た情報の, やっときっかけを見つけた, やっときのう耳にしました, やっときのう退院して, やっときめて来, やっときょう成就すると, やっとぎりぎりに間に合う, やっとくぐってはいれる, やっとくぐった時朧の, やっとくぐりぬけて来た, やっとくしゃくしゃになった, やっとくっついていた, やっとくらいのところで, やっとくんでもありません, やっとくんなさいな, やっとぐっすりねこんだ, やっとぐっと踏み止めて, やっとこよい本意, やっとこぎつけることが, やっとこくたん, やっとこころよい苦痛と, やっとこしらえてもらっ, やっとことことと人, やっとことばが出る, やっとこのごろ今日なおしに, やっとこのごろ次郎にも及ん, やっとこのごろ目をさまし, やっとこの世に生き, やっとこまかなところ, やっとこらえた私は, やっとご家老の, やっとごま化して, やっとさがして来る, やっとさきほど申しました, やっとさぐり当てたクルト, やっとさぐり当てることが, やっとさしつかえのない, やっとさっき見つけた白い, やっとさばさばしたわね, やっとさわるほど膝, やっとしか手に, やっとしかし自分自身にも, やっとしこむのであった, やっとしずまって斯, やっとしずまった処では, やっとしずまると野原, やっとしずめることが, やっとしぶしぶ承諾した, やっとしまいにのこぎり魚が, やっとしゃっくりもおさまり, やっとしょうきづいて見る, やっとすこっぷ, やっとすがりついたばかりの米友, やっとすし常を出る, やっとすっかり赤道まで, やっとすみましたよ, やっとすむと勉強, やっとすやすや萎や, やっとすれすれに青江機, やっとすれちがって歩ける, やっとずぶ濡れになった, やっとそよめくだけだ, やっとそうしたことを, やっとそこで吻と, やっとそれきり云って, やっとそれらがアカシア, やっとたがをはめ, やっとたき火がもえついた, やっとたずねてきた, やっとただ今まいりました, やっとたつの手, やっとたどりついて一息, やっとたどりつくことが, やっとたどり着くとそこ, やっとたのんででは, やっとたべ終ると, やっとたりるだけでした, やっとだちょうの背中, やっとだんだんわかって, やっとちょんさんを助け出しました, やっとちらほら咲きはじめたばかり, やっとついて来ました, やっとつかまえることが, やっとつかむことが, やっとつかれから回復, やっとつじつまを合せ, やっとつぶれる事が, やっとつまめるだけで, やっとてっぺんにのぼりつきました, やっとであったような, やっとでいそいでおい, やっとできたのである, やっとできましたよ, やっとできるように, やっとでき上がった鐘楼の, やっとではというよう, やっとと言うこと, やっととある玄関の, やっとときはなされたような, やっととどいたのです, やっととにかくどうにか収まったらしいが, やっとともかくも東京, やっとどうなりわかった, やっとどこかの三角点, やっとどちらの道, やっとなくらいだ, やっとなおる見込みが, やっとながいこと費って, やっとなくらいに, やっとなげしまで降り, やっとなっていた, やっとなつかしい大阪の, やっとなんだよ, やっとなんだかほっとする, やっとなんでそこまで, やっとにぎやかな町, やっとにっこり笑いました, やっとにぶい眼を, やっとにやにやしながら, やっとぬいで暖炉, やっとぬけられるような, やっとねえさんの宅, やっとのがれる事が, やっとのくらいだった, やっとのこってこの, やっとのぼった私達の, やっとはいったのです, やっとはいるだけの広, やっとはいれたくらいの家, やっとはげたんだ, やっとはさまってぶらさがっ, やっとはじめて雪の, やっとはずして穴, やっとはまった時の, やっとはるかな所, やっとばかり棚の, やっとばつを合わせ, やっとばらばらに礼, やっとひいてひもじく, やっとひきあげていった, やっとひざまで届いた, やっとひとり娘の自分, やっとふすまの, やっとふだんの提督, やっとふみとどまるかれは十五, やっとほかの人々, やっとほくそえんで歩き出し, やっとぼくを見つけた, やっとぼつぼつ気がついた者, やっとぼんやりあかるくて, やっとまほう使が, やっとまいりましたから申しあげたい, やっとまいりましたるところ先生に, やっとまじめになっ, やっとまずいパンを, やっとまっすぐを向い, やっとまとまると臼, やっとまとめ上げた守護霊に関する, やっとまともに先生, やっとまぬかれたのちとうとう, やっとみつかりました金色のが, やっとみつけると三人, やっとみんなの注目, やっとむくわれたように, やっとむりをして出て, やっとめざすその旅宿, やっともう一度膃肭獣の, やっともぐり出たという人, やっともちこたえていた, やっともとどおりのす, やっともまれてよろよろ, やっとやって貰う, やっとやっともうこれで, やっとやつのふるえあがった, やっとやみクーボー大, やっとやめたので, やっとやりくっている, やっとやんで半月ぶり, やっとやんだが見ろ, やっとゆけた道を, やっとゆっくりとお, やっとゆるい嗚咽を, やっとゆるむころには, やっとよこに, やっとよみがえッ, やっとよりが戻って, やっとよーいやさ, やっとらくになりました, やっとれいの王女, やっとわかい王子の, やっとわかったらしいね, やっとわかりましたよ, やっとわしも安心, やっとわずかに一声, やっとわたくしにわかった, やっとアピアに着く, やっとイソップやグリム, やっとインスピレエションを得た, やっとウイスキーをのんだ, やっとエンジンの壊れる, やっとカピが独りぼっち首, やっとカルモチンの力, やっとカントの, やっとガラス窓から部屋, やっとギンネコ号からの返事, やっとグリーンランド東北岸の, やっとケティのところ, やっとコッヘルは掘り出す, やっとコツが掴め, やっとサー・トマス・ブラウンの, やっとシカゴの博覧会出品, やっとシャムニの村, やっとジャネットとウイリー, やっとスイッチを見つけ, やっとスウィッチを入れた, やっとスペインの海岸, やっとセロを一梃, やっとダンチョンは懶い, やっとチノコを組み敷いた, やっとチョビ安のため, やっとテレビジョン回路のパイロット, やっとデパートの店員, やっとトロトロした風, やっとドアをノック, やっとドアーにもたせかけた, やっとドウスゴイの寺院, やっとナイフを受けとめ, やっとニコついて, やっとニコヨンちょうだいできる定め, やっとネフスキイ広小路だボリシャーヤ・モルスカーヤ通り, やっとハワイ島に着く, やっとバラックの中, やっとバンガローのベランダ造り, やっとパラシュートが開いた, やっとパンが出来ました, やっとヒョロヒョロと立ち上がった, やっとフロレンスが自分, やっとブドリがその後, やっとブルンスウィックによって職人, やっとブレフスキュの港, やっとプロレタリア文化運動のねうち, やっとベデカの図, やっとベルグラード大学を卒業, やっとペイルソルプが口, やっとホコラに手, やっとホテルを出, やっとボローニュに着いた, やっとボンヤリ見えるよう, やっとボーイが珈琲, やっとマリエに着く, やっとミシシッピー船の舷側, やっとムクの頸, やっとメグがいった, やっとモギ放して, やっとモザンビイクに帰れる, やっとモゾモゾと動き始めた, やっとモトの頭, やっとラジオの全波, やっとラツールさんのいどころ, やっとランプが点いた, やっとリボンもつけない, やっとリュックをおろし, やっとルミがお茶, やっとレンズが合い, やっとロッビイへ歩い, やっとロロ公爵とルル公爵, やっとヴァルセの村はずれ, やっとヴェールを除ろう, やっと一〇〇〇メートル以上も川, やっと一〇〇万年足らずの程度, やっと一ことぐらい聞き取れる, やっと一そうの船, やっと一つパン屑を見付け出した, やっと一つ上の十九, やっと一つ処に落ちついた, やっと一つ捉まえたの, やっと一つ整理がついた, やっと一つ殻が裂け, やっと一ぱいのビイル, やっと一ぴきの象, やっと一まわり済むと, やっと一カットを撮り, やっと一ダアスゆずって, やっと一ト思いに退治, やっと一ヵ月も経っ, やっと一ヵ月そこそこである, やっと一ヶ年振りの十一月, やっと一丁も登った, やっと一万つぶずつあつめ, やっと一丈ぐらい子供ら, やっと一丈ぐらゐ子供らは毎日毎日, やっと一九二〇年即ち大正九年, やっと一九四六年の初冬, やっと一二歩足をかわした, やっと一人これは県, やっと一八九〇年当時の世界的水準, やっと一台のハイヤー, やっと一命だけは継ぎ, やっと一回入った, やっと一回給桑を終, やっと一声切り込んで, やっと一夜をすごした, やっと一字せいぜいで, やっと一安心という帰り, やっと一家が帰依, やっと一寸ぐらいのもの, やっと一寸二寸ずつうごい, やっと一尋くらいな, やっと一年後に, やっと一度位しか会った, やっと一息つき家事上の問題, やっと一摘みの青草, やっと一時間だけかって, やっと一本の脚, やっと一歳になる, やっと一生懸命の勇気, やっと一疋の虎, やっと一筋の川, やっと一角だけ取り残した, やっと一言いうべきこと, やっと一言口を出した, やっと一軒人の住んでる, やっと一軒家がみつかっ, やっと一通の手紙, やっと一通り片づきまして, やっと一週に一ぺん, やっと一週間の逗留, やっと一週間めに王さま, やっと一郎が, やっと一里ばかりもくる, やっと一隻だけ仮, やっと七つになった, やっと七八つの穴, やっと七八行も綴り得る, やっと七月の二十二日, やっと七歳なのに, やっと七百七十八人を収容, やっと七輪とお鉢, やっと万歳がだいぶ, やっと三ちゃんに納得, やっと三つ四つとおしました, やっと三ツばかり黄色い, やっと三七信孝丹羽長秀の応援, やっと三人分だけ空席, やっと三分の力漕ができる, やっと三分心が黒, やっと三割だけが役に立つ, やっと三十そこそこでその, やっと三十二じゃない, やっと三十人くらいそれ, やっと三十位だん, やっと三十篇ばかり発表, やっと三十間堀の野口, やっと三千トン級でとうてい, やっと三合目の附近, やっと三名は合点, やっと三四十円しか取れなかった, やっと三寸ほどもしも, やっと三幕目が始まった, やっと三年しか経ちません, やっと三年目になっ, やっと三度目に這入れた, やっと三日前のこと, やっと三時十五分くらいだ, やっと三時頃であろう, やっと三月ばかりも立った, やっと三枚とったこと, やっと三次中学の一年生位, やっと三百人の名, やっと三角帽を戴き, やっと三造には凡て, やっと三郎の前, やっと三鷹村の源林寺, やっと上がるとそれから, やっと上り框まで行った, やっと上るほどの重, やっと上半身を起した, やっと上本町六丁目で彼, やっと上衣を脱い, やっと上陸を許可, やっと上高井戸の停留所, やっと上高地へ着する, やっと下ってき, やっと下りて来た, やっと下宿人のこと, やっと下枝に手, やっと下火になりました, やっと下総の法典ヶ原, やっと下野塩谷郡の喜連川, やっと下駄を捜しだし, やっと不器用な口つき, やっと不承した, やっと不気味な笑い, やっと不親切な女中, やっと丑の下刻, やっと世界の偉大, やっと丘の上, やっと並ぶような, やっと並んで歩ける, やっと中へ入っ, やっと中断された会話, やっと中絶されるだけ, やっと丸芳露を口, やっと丹波は納得, やっと主上以下の方々, やっと主人の居間, やっと主婦の前, やっと久し振りでいい, やっと之だけの事, やっと乗ることは, やっと乗れるように, やっと乗組員のいう, やっと九時五十分島々駅に着いた, やっと九時頃になっ, やっと九枚あった, やっと予定通りのもの, やっと事の全体, やっと事務所の隅々, やっと事態の重大性, やっと二こと三ことしゃべると, やっと二ポンド十シリングためたん, やっと二メートル平方ぐらいであった, やっと二丈か三丈位, やっと二三丁いくと, やっと二三寸宛綱が上がり初めました, やっと二三年立って, やっと二三日手がすい, やっと二三百枚のガラス板, やっと二三箇月前にこんな, やっと二三羽の鶺鴒, やっと二三軒あるくらい, やっと二人一緒に暮し, やっと二人横になれる, やっと二十七日の東京上野駅発, やっと二十三年目に本懐, やっと二十二の春, やっと二十二三になった, やっと二十五になった, やっと二十五六だった私, やっと二十俵で日数, やっと二十八歳の青年, やっと二十六やそこ, やっと二十四になった, やっと二十四五小柄で細面, やっと二十四五歳の若者, やっと二十日のこの, やっと二十部という目, やっと二尺のがき, やっと二年にしかならなかった, やっと二度目のお茶, やっと二日目位だったし, やっと二時を過ぎた, やっと二時間も待っ, やっと二月よ, やっと二枚ぐらいしか掛け替え, やっと二畳ほどのぞい, やっと二百七十名の報告, やっと二百五六十に過ぎなかった, やっと二百円たまった, やっと二百年ぐらい前, やっと二眠起きたところ, やっと二葉の外, やっと二週間そこそこで切り揚げ, やっと二間ほど歩い, やっと云ひました, やっと云いながら野, やっと云いなおしてよろしい, やっと互いに歩み寄りが, やっと五つぐらいの子, やっと五メートル登るの, やっと五ン合ばかしあったで, やっと五万フランの小切手, やっと五六分の入りなので, やっと五六尺に見える, やっと五分たつか, やっと五幕目の幕, やっと五日もかかっ, やっと五日後になっ, やっと五百円だけ工面, やっと井伏鱒二という名前, やっと京都のそ, やっと人々と別れ, やっと人ごこちを取り戻した, やっと人づきあいのいい, やっと人なみの生活, やっと人並になれた, やっと人家近い処, やっと人数になっ, やっと人民の権利, やっと人気をつない, やっと人通りの多い, やっと人間らしくなった, やっと人間並になった, やっと今こっちじゃあ思い出しました, やっと今さっき水蒸汽で引上げ, やっと今しがた来たばかり, やっと今尊氏の末裔, やっと今年から学校, やっと今彼女の心臓, やっと今方片づいた処, やっと今日埒が明いた, やっと今日探題の許, やっと今朝きれいにし, やっと今村へやってきた, やっと今海岸を引上げ, やっと今目がさめた, やっと今胸へ下がった, やっと今腰を上げさせる, やっと今辞去して, やっと今里行の市電, やっと今電話のベル, やっと今頃になっ, やっと今頃島前からの急使, やっと仔細が判然, やっと仕付かった所, やっと仕止めたなんかという椿事, やっと他の馬, やっと付いたように, やっと仙太公にあえる, やっと仲直りしこの同じ, やっと伊沢と詞, やっと休みになる, やっと休み場所に落着, やっと休むことが, やっと休憩時間になる, やっと休日に, やっと会得いたして, やっと会社へ這入った, やっと伝わってゆく, やっと低めて, やっと住み込ませてやった, やっと体得して, やっと体裁を繕っ, やっと何かと口を, やっと何度か拒んだ, やっと作って来た, やっと作りあげた棒が, やっと作り上げたものである, やっと作文が出来た, やっと便船が出た, やっと俊亮の鋒先, やっと俊寛様にめぐり遇う, やっと保吉を解放, やっと保持して, やっと信をおいた, やっと信州の山, やっと信長のほう, やっと修繕が出来上った, やっと修行場へ引き上げた, やっと俺は思い出した, やっと倒れることから, やっと倫敦テムズ下流のロウヤル・アルバアト埠頭, やっと停止したの, やっと僕たちなんにも知らなかった, やっと僕らを乗せ, やっと儂の責任, やっと優等の尻, やっと充して, やっと先刻の出鱈目, やっと先帝の島送り, やっと先頃ある会社, やっと先頃われら郷党の手, やっと入るぐらいの店頭, やっと入京の運び, やっと入口を発見, やっと入学した, やっと全体の機構, やっと全部手繰り終ったわたし, やっと八千両こしらえましてな, やっと八時頃命じたもの, やっと八百米の高, やっと公演の始末, やっと公職に就く, やっと公表されること, やっと六七十枚ぐらいでき上った, やっと六人が膝, やっと六匹だけ取り離した, やっと六十五にしかならない, やっと六十歳で足腰, やっと六十町歩に過ぎぬ, やっと六十銭と言っ, やっと六尺に四尺, やっと六桁の有効数字, やっと六歳の時, やっと六波羅の使い, やっと兵卒位にしか出世, やっと兵衛佐は口, やっと具体的に考える, やっと内のうす暗, やっと内済にし, やっと再び口を, やっと写した城の, やっと冬の焚き, やっと冬じゅう食べるくらい, やっと冷たいのが, やっと冷笑を投げ返した, やっと冷麦を一つ平げ, やっと凌がれたが玉座, やっと出かける事に, やっと出している, やっと出はじめるように, やっと出まかせふうに, やっと出入口の鉄蓋, やっと出口のあたり, やっと出合ったばかりで, やっと出来て来た, やっと出来あがったところでござん, やっと出来かかったときである, やっと出来ましたと言っ, やっと出来るくらいだ, やっと出来上がったかとおもう, やっと出来上って目白, やっと出逢ってねその, やっと刃が出, やっと分かりましたよ, やっと分ったろう真珠の, やっと分りかけたのです, やっと分りゃがったど, やっと分光器が手, やっと分団長の気, やっと切りあげ帰ってお, やっと切り抜け駈け付けて来ました, やっと切れ切れに口, やっと切上げつけて日野俊基, やっと列車に這い上がり, やっと初まったばかりじゃ, やっと別れて帰りました, やっと別れた帰り路に, やっと別れることを, やっと別荘のちらほら, やっと到ったのである, やっと到着いたしました, やっと刺を持った, やっと前途が明るく, やっと助け下ろしますと, やっと助けられたものの頭, やっと効いて来た, やっと勇ちゃんの怒り, やっと動いたと思う, やっと動きだしたが摺足, やっと動くように, やっと勘定をすませ, やっと勘弁して, やっと勝ちました指環を, やっと勝ったという, やっと勝子の頭, やっと勝手に持ち込む, やっと包みの内容, やっと北町奉行所の下, やっと十一二歳用のと取換え, やっと十一才の林太郎, やっと十一時である, やっと十七になった, やっと十七八らしいその, やっと十三号車に辿りつい, やっと十三四歳にしかなるまい, やっと十二三の河童, やっと十二月中旬腰をあげた, やっと十二歳になった, やっと十五六くらいの楚々, やっと十五六年にしかならない, やっと十何万石の大名, やっと十何日かである, やっと十八位にしかならない, やっと十八歳の春, やっと十六人に施した, やっと十四か五, やっと十四五枚のもの, やっと十四五歳のを頭, やっと十時頃溪向こうの山, やっと十銭の稼ぎ, やっと午後九時に到っ, やっと半封建の, やっと半ばを達した, やっと半ば過ぎまで登る, やっと半メートルぐらいの相当完全, やっと半分そこらのもの, やっと半合か一合, やっと半時間ほどであった, やっと半途加えるに, やっと半額程度しか集まらず, やっと南天の茂み, やっと南農鳥山の二等三角測量標, やっと印刷になった, やっと危いところ, やっと厄介な田, やっと原城を陥落, やっと原稿紙に向かう, やっと厨の隅, やっと去年の暮れここイ, やっと参りましたのよ, やっと又野が口, やっと友人の助け, やっと反当二石そこそこしか, やっと収まったばかりである, やっと収まることは, やっと収穫だ, やっと取ってはばかりの中, やっと取ったといいます, やっと取りかえすことが, やっと取りついたのです, やっと取りもどしたような, やっと取り下ろしたのが, やっと取り出さないまでもこんなに, やっと取り出すことが, やっと取り纏めて離れ, やっと取付いたが, やっと取出したものは, やっと受信をはじめた, やっと受理して, やっと受話機を掛ける, やっと叢の中, やっと口笛のし, やっと只今その決心, やっと台所の静か, やっと台洋燈を点け, やっと右の頬, やっと右手を動かし, やっと叶えられて都上り, やっと司馬道場の門前, やっと吃驚したらしく首, やっと各社とも今日, やっと各自が寝間, やっと合せて速やか, やっと合点がゆきました, やっと吉公の手, やっと吉岡氏の扉, やっと吉次山中まで潜り込んだ, やっと吉見の顔, やっと吊皮に, やっと同君の印象, やっと同意した, やっと同時にやれるよう, やっと名まえを, やっと吐き出したがしかし, やっと向ふへ, やっと吹きのけて対岸, やっと吾輩の威光, やっと呉防禦の家, やっと呑込めた, やっと呼び入れることに対して, やっと呼び出されたのは, やっと和船のうえ, やっと咬みついたかと思う, やっと咳を懐紙, やっと品物をお受け取り, やっと唇を動かしました, やっと商売が身, やっと問題の日, やっと啓いた, やっと喀血がとまっ, やっと喘ぎを呑ん, やっと喘ぎ喘ぎ主人の, やっと喧嘩をしなくなっ, やっと喪章をはずし, やっと喰うだけしか貰わない, やっと嗄すれ出たよう, やっと噛み殺したのであった, やっと噤んでいた, やっと噴出が止まった, やっと噺のすんだ, やっと嚥みこんだ, やっと四這いに, やっと四五十分の責を終った, やっと四五尺に伸びた, やっと四五日前の晩, やっと四人ぐらいだ, やっと四円の金, やっと四十くらいであろう, やっと四十九だ, やっと四十数名のもの, やっと四斗俵がかつげる, やっと四日市の港, やっと四月ばかりになった, やっと四枚の名画, やっと四畳半一間でその, やっと四谷見附の停留所, やっと四間に八間, やっと図書館通いをし, やっと図画とでもいう, やっと固定した, やっと国際文化の会, やっと圓朝は森下, やっと土台だけ出来た, やっと土曜日ごとのお, やっと土用らしいからり, やっと土着するころ, やっと土踏まずをおおう, やっと土門はひょろ長い, やっと圧しつぶした声, やっと地上へ出た, やっと地球総力戦, やっと地球自体を爆砕, やっと地面につけ, やっと地顔に返っ, やっと坊城が普通, やっと坐らせるくらいの大き, やっと埋まったわけだ, やっと埋葬を終える, やっと城中に帰らせた, やっと城太郎の機嫌, やっと城門を見廻る, やっと堪えている, やっと塀まで行く, やっと塔の頂上, やっと売り価の, やっと売り出しかかっている, やっと売れたがこの, やっと売切れてことし, やっと売口を見つけた, やっと夕の一ト騒ぎ, やっと外して来た, やっと多鶴子が出, やっと夜具が送れました, やっと夜明けに近い, やっと夜明け方にうとうと, やっと夜見ヶ浜へ上陸, やっと大儀そうに肝腎, やっと大分あたるよう, やっと大学教授の職, やっと大寺のね, やっと大正十二年大震後のこと, やっと大気の中, やっと大臣も価値, やっと大連で落ち付い, やっと大阪に入る, やっと大阪駅まで辿りついた, やっと大隅の首, やっと天災が止んだ, やっと太陽が登った, やっと夫の名, やっと夫婦で餌, やっと失恋の哀しみ, やっと奇麗になった, やっと契約を結んだ, やっと女の子が生まれました, やっと女中も手伝っ, やっと女学校に這入った, やっと女専を卒業, やっと女王さまの御前, やっと女王様のお, やっと女神がのろい, やっと姉のいう, やっと姉さんから御, やっと姉夫婦の惨死, やっと始ったばかり, やっと始まると思う, やっと姥ヶ石の附近, やっと姥神の中腹, やっと威厳を恢復, やっと婦の肩際, やっと媼の家来, やっと媾和して, やっと子に答えた, やっと子どもの行く, やっと子供らから譲られた, やっと孝ちゃんの後, やっと学位の取れた, やっと学問らしいもの, やっと守時は腰, やっと安曾根の, やっと安息の場所, やっと安静状態に寝かし, やっと完璧になる, やっと定刻までにアリシア区, やっと実を持つ, やっと実物の四分の三, やっと客殿へ渡っ, やっと客足が絶えた, やっと客間のドア, やっと宮本村に着く, やっと家並が続い, やっと家康の声, やっと家族を養っ, やっと宿命の衣, やっと宿屋へ泊りました, やっと寂しい微笑を, やっと寄宿舎へ帰っ, やっと寛容だ姿, やっと寝べやの窓, やっと寝かしつけたわ, やっと寝ついてうとうと, やっと寝ついたかと思う, やっと寝つくことも, やっと寝台を入れる, やっと寝巻に替えた, やっと寺号はここ, やっと対象がはっきり, やっと尊氏はうなずき終った, やっと尋ねあてた石子牢を, やっと尋ねるお人, やっと尋ね当てて行っ, やっと尋ね当てましたな, やっと尋常代用小学校となった, やっと小番頭に, やっと小作りが出来た, やっと小倉まで辿り着いた, やっと小僧が帰った, やっと小声で言った, やっと小学へ入った, やっと小屋へ着いた, やっと小指の入る, やっと小樽行の船, やっと小池と小林, やっと小父は歌い出す, やっと小野田はのそのそ, やっと少年はずる, やっと尺八を吹き終えた, やっと尻をあげた, やっと尼ヶ崎附近にとらえ, やっと尽きるかと思え, やっと尾根にかかっ, やっと居直って女房, やっと居睡りから眼, やっと居間の明り, やっと届いてきた, やっと届いた風の, やっと屋上が点燈, やっと屋敷奉公を承知, やっと山の上に上り, やっと山稜の一角, やっと山腹の二塁, やっと山駕籠を一挺, やっと岡崎に着いた, やっと岡本という男, やっと島らしいもの, やっと崔の勝, やっと川縁まで這い寄った, やっと巡り会うたぞやい, やっと巡査にすかされ, やっと工事の現場, やっと工面がつい, やっと左から出, やっと左岸の林, やっと左手で木, やっと巧く行き, やっと巴里にまた, やっと帆船が近く, やっと帝のおん前, やっと師匠のお許し, やっと席亭はかえって, やっと帯を解い, やっと帰したそうでございます, やっと帰れる事に, やっと常軌に返る, やっと帽子を被らない, やっと平らな州, やっと平和な時, やっと平気で, やっと平熱になりました, やっと平生のいかにも, やっと年は十, やっと年寄りのせっかち, やっと幾分かを養家, やっと広小路から三橋, やっと広河原に着いた, やっと床几を立ち上がった, やっと店先に立っ, やっと府内へ入る, やっと度胸がきまったらしく, やっと座を立った, やっと座ってお茶, やっと座布団が一枚, やっと座敷の戸, やっと建てた家を, やっと建物の南向き, やっと廻して林, やっと廻りくどい話, やっと廻りあったその僕, やっと弁護士の扉, やっと式ということ, やっと式場へかけつけ, やっと引いたのは, やっと引き入させた, やっと引き起こしますとその, やっと引ける程の, やっと引出されたのは, やっと引分けている, やっと引返して来た, やっと引金に指, やっと弟子になれた, やっと張苞に会っ, やっと弾みつけられていきなり, やっと当がついた, やっと当家の手, やっと当時のあなた, やっと当時伝来したもの, やっと形ばかりの修繕, やっと影を消した, やっと役場の前, やっと役目のすんだ, やっと征服された, やっと待っていた, やっと待望の一人, やっと待望久しかりし生きて, やっと後になっ, やっと後ずさりをやめる, やっと後家さんは云い損ない, やっと得られる無心である, やっと御免を蒙った, やっと御幣の傍, やっと御飯を一杯, やっと復讐が出来よう, やっと微かな日影, やっと徳富蘆花程度なのね, やっと徳市を押え止めた, やっと心から洗われたここち, やっと心付いたように, やっと心持ちを柔らげ, やっと心配しながら, やっと忍えて窓, やっと忘れていた, やっと応急取り付け法を講じ, やっと応接室に通される, やっと応諾の返事, やっと快適になった, やっと怒ったように, やっと怒りをしずめ, やっと怒るのを, やっと思いがけない案内者が, やっと思いついたことが, やっと思いついたらしく両手を, やっと思いついた分ったよ, やっと思い出す事が, やっと思い切ったように, やっと思い当るのは, やっと思い浮べることが, やっと思い浮んだ母の, やっと思い立っておいで, やっと思い通りに窓, やっと思ひついたらしく両手を, やっと急な梯子, やっと性がついた, やっと恐怖から少し, やっと恢復し出した私, やっと恨みの残る, やっと恭一さんを一年あまり, やっと息づいて, やっと息詰まるような, やっと悟れたのさ, やっと患者は納得, やっと悪いところが, やっと悶掻をやめた, やっと想い出したのは, やっと意中を打明ける, やっと意味をなし, やっと愕いて, やっと愛玩用の小犬, やっと愛着を振りほどき, やっと感じたばかりだった, やっと感動をおさえる, やっと感情を押えた, やっと感覚の働き, やっと慣れた此の, やっと懐へ入っ, やっと懐かしい姿が, やっと懸案の雪, やっと成人して, やっと成長したが, やっと我々の話, やっと戦争を芸術, やっと戰爭はおわりました, やっと戻ることさえ, やっと所在は知れた, やっと手おけに一ぱい, やっと手つかずに残し, やっと手捜りに, やっと手提電灯が二つ三つ, やっと抑えている, やっと抑えつけながらただ, やっと抜けでて西康省, やっと抜け出してみる, やっと抜け出すことが, やっと抱起すと, やっと抱え除けた位の, やっと抱きついたばかりで, やっと抱き上げると足, やっと押えておい, やっと押しとめておいた, やっと押しへだてて, やっと押し込んだが噴泉, やっと押し通して来た, やっと押し鎮めて平生, やっと担ぎ出されて与力同心, やっと拇指の頭, やっと招霊を承知, やっと拾い上げた唯一の, やっと持ちこたえていた, やっと持ち上げてみました, やっと持ち出したような, やっと持って来た, やっと持つ位大きく, やっと持てたね, やっと指がとどく, やっと指先がさわった, やっと指定席に坐っ, やっと振りかえって連れ, やっと振り上げてこれ, やっと振り切って女たち, やっと振り払って外, やっと捉えたのは, やっと捌きをつけ, やっと捏ねまた打込ん, やっと捕らえたんです, やっと捜させてただいま, やっと捜して行く, やっと捜したような, やっと捜し当てそれから大, やっと捜し当てみるとそれ, やっと捜し求めて鎌倉, やっと捻じ向けて叔母, やっと授業が終った, やっと掠奪で食いつない, やっと探し出してみる, やっと探り寄って, やっと探りあてた千早城の, やっと探りえた程度では, やっと探り出したのは, やっと推察が出来た, やっと掴まえてまいりました, やっと掴み合いをやめた, やっと掴むことが, やっと掴めて, やっと掴めた要するにハタ, やっと掴んだのです, やっと掻巻から抜け出した, やっと握っていた, やっと揺り起して尼, やっと支えたが咽喉, やっと支えられている, やっと改まるのが, やっと故のよう, やっと故国へ帰ろう, やっと故郷の大阪, やっと救命袋にすがりついた, やっと敗残の兵, やっと敗走兵の中, やっと教授となった, やっと数え終ったその声, やっと数尺の距離, やっと数日の休暇, やっと数時間だけは持ちこたえ, やっと数番の槍投げ, やっと整えましたが莫大, やっと整理して, やっと敷地に小屋掛け, やっと文学のにおい, やっと文科の二年, やっと新子は, やっと新宿だッ, やっと新田先生の熱心さ, やっと新聞紙にくるみ, やっと方々で掃かれ, やっと旅装を解いた, やっと旅館の電話, やっと旗を出した, やっと日の目の透る, やっと日光の費用, やっと日暮れ前に一つ, やっと日暮里此の次, やっと旧道に繞, やっと昇り始めたばかりだ, やっと明け放れまして, やっと明けかかった時紅木大臣は, やっと明け方になっ, やっと明らかに見る, やっと明応の六年ころ, やっと明日の朝, やっと春子がやって来た, やっと昨夜鶴原家を出, やっと昨年の春, やっと昨年真似方の細工場, やっと昨日あたりから通れる, やっと昨日退院しました, やっと昼寝して, やっと昼頃になっ, やっと時候の変遷, やっと時親と大蔵, やっと時計の音, やっと晩餐のすんだ, やっと普通な傾斜, やっと晴やかに街燈, やっと晴ればれしかけたがあの, やっと暁方に至っ, やっと暖かくなって, やっと暗い通りへ, やっと暮の三十一日, やっと暮らし得るだけの物, やっと書き写してしまう, やっと書き終えてほっと, やっと書き終えた今夜は, やっと書庫にたどりつく, やっと曹という進士, やっと月が出た, やっと月あかりのなか, やっと月謝を工面, やっと有ったなと思う, やっと有島武郎を発見, やっと服を取る, やっと朔造氏が気息, やっと朝の食事, やっと朝がたに甲津原, やっと朝倉先生のほう, やっと木の根をよじ, やっと木の芽や草, やっと木の間から盗み見る, やっと木曾義仲を終わった, やっと木賃宿生活をなし, やっと未練らしく立ち上り本, やっと末席で卒業, やっと本性に帰った, やっと本文へはいり出した, やっと本願を達した, やっと机を離れ, やっと杉の根, やっと杉林の中, やっと村中が落ち付いた, やっと村民の同情, やっと杖にすがり, やっと来て人死, やっと来たら入れ違いだった, やっと来ましたよ, やっと来り堀井も, やっと来ると今度, やっと来月は何枚, やっと東京市の首, やっと東京詞が話せる, やっと東坂本へたどり着い, やっと東洋遠征に誤算, やっと東海道も半ば, やっと杵だけは相当, やっと松がとれた, やっと板の間に上った, やっと林夫妻も眼, やっと枯れ草に炎, やっと柔らかになりかけた, やっと柿の木に登っ, やっと栓を抜いた, やっと根が下ろせた, やっと根こそぎに室, やっと案の通過, やっと桐生の小学校, やっと桑の根っこ, やっと桜が咲く, やっと梅田の駅, やっと梶は云った, やっと梶棒を下した, やっと棒にぶつかった, やっと棺桶を埋めた, やっと植甚の家, やっと植込みの中, やっと検閲者の眼, やっと極めたこの聖岳, やっと楽士が来た, やっと楽屋の隅, やっと榛名を越えた, やっと横切ってその, やっと横田たちの秩父, やっと橋の手前, やっと橋下の乞食小屋, やっと機を織り下し, やっと機会が来た, やっと欄干を離れ, やっと次第に消えて, やっと次郎吉は雑魚, やっと歇ったよう, やっと歌い終ると王冠, やっと止ったようである, やっと止めることが, やっと止るとウ氏, やっと正しい位置に, やっと正儀のす, やっと正午をすぎた, やっと正常に還った, やっと正式に大学, やっと正木署長をはじめ, やっと正直に答えた, やっと正面に見える, やっと此所まで来た, やっと此方の岸, やっと武士らしい気持, やっと歩かれるように, やっと歩きよくなる, やっと歩き始めた子ねこ, やっと歩く位の, やっと歩行をつづけ, やっと死の床, やっと死なずにすんだ, やっと死後硬直が解けかかった, やっと毎日滑りに行く, やっと毛糸ばかり並べた, やっと民主化という声, やっと気がついたらしい印袢纏の, やっと気がついたらしくまゆに, やっと気が付きながら流石, やっと気が付きましたがその, やっと気づいて強く, やっと気づくに至った, やっと気もちがよく, やっと気付いたのであった, やっと気力を掻き集め, やっと気球係の地上員, やっと水ぎわまでおろした, やっと水っぽい二十日月が, やっと水中から顔, やっと水平にもどす, やっと水平面に降り立った, やっと水溜りや大木, やっと永観はそこ, やっと汗みずくで取り組み, やっと池をさがしあてる, やっと汲み終えて客間, やっと決定を見ました, やっと汽車が動き出し, やっと汾の境, やっと沈着を取り返す, やっと河原へ降り, やっと河原べりの傾斜, やっと河岸へ着いた, やっと沼ばたけ, やっと法水は疲労, やっと法王から許される, やっと波にうかん, やっと波浪の高い, やっと泣き止んだころ主人夫婦の, やっと泣く泣くお手, やっと泥を吐きおりました, やっと注文した紋附, やっと泰さんが顔, やっと泳ぐように, やっと洛北の大原, やっと洞穴から這い出ました, やっと津軽の生家, やっと流し円タクを, やっと流し込んでいる, やっと浄瑠璃寺へついた, やっと浅間高原にも蝉, やっと浮き桟橋へ横, やっと海なの, やっと海ばたへ, やっと海岸橋を渡った, やっと海底を岩, やっと海辺の町, やっと消え周囲の, やっと消えたのである, やっと消しとめましたよ, やっと涼しくなって, やっと深いところへ, やっと清盛の扮装者, やっと済ますと碁盤, やっと済んで姉娘, やっと渚まで来た, やっと渡すことが, やっと渡ることが, やっと渡殿の部屋, やっと温まった体へ, やっと温泉に着い, やっと港に帰った, やっと湖のそば, やっと満二十歳であった, やっと満腹した, やっと溜飲を下げた, やっと滅び行く運命を, やっと滝についた, やっと漕ぎつけた次第な, やっと漕ぎ付けたんだ, やっと漠然と思い起すこと, やっと火打をさぐりあて, やっと火星に着いた, やっと火葬場へ辿り着いた, やっと炬燵の上, やっと炭材を買い込ん, やっと焙れてあげた, やっと無事に済んだ, やっと無条件で釈放, やっと無理やりに詰め込む, やっと無関係なこと, やっと無難か無能, やっと煙草に火, やっと熬りつくような, やっと熱海の宿, やっと燥いた, やっと燭をともし, やっと爺さんに見えない, やっと片づけたのに三人, やっと片隅に小さい, やっと牛乳の罎, やっと牢を出る, やっと牢屋から出, やっと牢獄へ打込まれる, やっと牧場まできました, やっと物がいえる, やっと物音が聞え出した, やっと犬歯の見える, やっと狂わしい踊を, やっと独立ちした感じ, やっと玉鬘は, やっと王さまはお姫さま, やっと珈琲を挽き出した, やっと現世紀の, やっと現に返った眼, やっと現われ出てウマ, やっと現像が一通り, やっと現状の幅員, やっと現象の世界, やっと球をつかんだ, やっと球ころがし, やっと理由を発見, やっと理窟がわかった, やっと甘い言葉が, やっと生えかけたちょび髯が, やっと生えそろったばかりのカナリヤ, やっと生かして貰える, やっと生きかえったかな, やっと生き抜く力を, やっと生き甲斐を見つけた, やっと生き返ったような, やっと生れて来た, やっと生れたばかりの赤さん, やっと生死がわかる, やっと生計をたて, やっと用を口, やっと用件が彼, やっと用意が出来, やっと用談の本筋, やっと田圃に出た, やっと田舎廻りの安, やっと由子の肩, やっと男衆の手, やっと画家か自分, やっと畳の上, やっと疎開の山野, やっと疲れて眼, やっと病室から日覆, やっと病褥を出た, やっと癒った, やっと発明した製煉釜, やっと発表になった, やっと発車の電鈴, やっと発音機能をとり返した, やっと登って来た, やっと登ったがこの, やっと登りきろうとする, やっと登り切ったら今度は, やっと登子の容姿, やっと白いすきま, やっと白みはじめた頃市へ, やっと白玉を取りあげた, やっと百ヶ日だと, やっと百二十日と仕切っ, やっと百舌鳥野か, やっと皆んなでかたまっ, やっと皮膚と些少, やっと盃が絶えた, やっと盆暮の賞与, やっと盛り返して浅井勢, やっと目ざした宿屋へ, やっと目ざす国の, やっと目ざめて来た, やっと目まいがなおり, やっと目黒辺で地方, やっと目鼻つきます, やっと直ったがもともと, やっと相顧みて, やっと眉を開い, やっと眉根で受けとめた, やっと看板の仕着せ位, やっと看護婦が帰っ, やっと県庁所在地というのみで上級, やっと真似だけ弾けます, やっと真夜中近くになっ, やっと真理の証明, やっと真相も読まれ, やっと眠りかけたところで, やっと眸をひらい, やっと眼星がつきました, やっと眼瞼がかすか, やっと眼鏡をはずし, やっと眼鼻がつい, やっと着いたところは, やっと着くほど道中, やっと睡れるわ, やっと瞼へ押しあて, やっと矢代は間に合った, やっと知ったように, やっと知りあったときの, やっと知ることが, やっと知れるのである, やっと知人の家, やっと矮い草原, やっと石垣の上, やっと砂の上, やっと砂原の上, やっと研究のすすめられ, やっと研究装置を完成, やっと破らずに戻っ, やっと破壊できた, やっと確かに約束, やっと磁石の蓋, やっと磯五のまえ, やっと祁山に着いた, やっと祖国の領海, やっと祖母石村にい, やっと神奈川の宿外, やっと神宮前へ走りかかった, やっと神輿をあげた, やっと福岡で落ち付い, やっと福運がめぐっ, やっと私ここに来, やっと私どもにもあとつぎ, やっと私立の商業学校, やっと私自身をそこ, やっと秋田県の東能代, やっと種々な雑念, やっと穂を出した, やっと積み上げた小石の, やっと積み上ったんです, やっと究めたもの以上を, やっと空はからり, やっと空いたタクシーを, やっと突然林藏の, やっと窓際の席, やっと窪田の思い通り, やっと立たせるにすぎなかった, やっと立ちささえて, やっと立ちあがって死んだ, やっと立ちあがり前の, やっと立ち上がることが, やっと立ち上って今度, やっと立ち上った形は, やっと立ち上り頭を, やっと立ち上りまして谷中, やっと立ち上ると思わず, やっと立ち停まって背後, やっと立ち去ろうとします, やっと立ち止まることが, やっと立ち直ったかと思う, やっと立つことが, やっと立てば腰, やっと立上りそうな腰構え, やっと立上り匍うよう, やっと童話的な気分, やっと竹藪に囲まれた, やっと笄橋の袂, やっと笑いやめると, やっと笑いやんだラツールが, やっと笑い声がしずまる, やっと笑い止んだ女たちの, やっと笑い顔になった, やっと第九工場の, やっと筏に駕, やっと答えて眼, やっと節立った麦畑, やっと築き上げたものである, やっと米だけ物, やっと米代だけだ, やっと米子の辺, やっと粥を炊い, やっと精一杯のかたち, やっと精神が平常, やっと紀代子の姿, やっと紀見の上, やっと約束の日, やっと紅玉湾の入口, やっと納まったと思う, やっと納まりましたが市中, やっと素材の整理, やっと細々その日, やっと細君が顔, やっと細道を辿っ, やっと終い際の, やっと終えたという風, やっと終りましたがその, やっと終列車に間に合った, やっと終生ののぞみ, やっと組みついて互いに, やっと経ってから正気, やっと結わえた蝶々髷には, やっと結局をつけ, やっと絵具の溶き, やっと絵巻物から眼, やっと総勢で自動車, やっと縁をのぼっ, やっと縁先を離れかけ, やっと縁口へ立った, やっと縄を離れた, やっと縫いあげたところで, やっと繃帯ができた, やっと繋がるぐたりと下へ, やっと繋って地, やっと置くべき所へ, やっと美しく揃った, やっと群集が散った, やっと義務を果した, やっと義州へ走り, やっと義歯を口, やっと老丁二人正, やっと老人に言った, やっと考えついたというよう, やっと考えぬいたこれが, やっと考え出された重いまぶた, やっと聞いただけでした, やっと聞えて, やっと聞えない位の, やっと聞かされ終ったところに, やっと聞きとれただけであった, やっと聞き取れるくらいのもの, やっと聞き得た鶯の, やっと聞こえたと見え, やっと職をみつけ, やっと職工の一人, やっと肚をきめる, やっと股倉へ出た, やっと背のびをし, やっと背中に背負い上げ, やっと背後を揮, やっと背負投をしました, やっと胎内に舞い戻った, やっと能登は呑みこみ顔, やっと能静氏の教, やっと脱することが, やっと脱出せしめるに, やっと腹工合いがよろしく, やっと膝行って出, やっと臆病げに口, やっと臨終の間にあった, やっと自儘に, やっと自らを慰めた, やっと自ら気をひき立てる, やっと自信のある, やっと自分一人が寝られない, やっと自分一人きりになった, やっと自分自身にかえった, やっと自動車旅行をし, やっと自然に微笑, やっと自爆した地球, やっと自発による犠牲者, やっと舟へ身, やっと航海術を習った, やっと船底からはい出し, やっと良心を捉える, やっと芝居が無事, やっと花屋敷まで帰っ, やっと芳太郎と手, やっと芳子を説得, やっと芸術の仲間, やっと芽を出した, やっと芽出度くなって, やっと若いものの, やっと若様にお, やっと苦しい一時間の, やっと苦しかった二週間, やっと茲迄考えついた秋田, やっと茶碗を持った, やっと草の生えた, やっと草履取に召使, やっと荷物を出す, やっと莞爾して, やっと菊王にも事情, やっと萩窪へついた, やっと落ちた青ざむらいであった, やっと落ち付いたように, やっと落ち着きを取り戻し, やっと落成しそう, やっと落語家たること, やっと落附いて, やっと葉書のこと, やっと葬送を済した, やっと葭町から人形町, やっと蒼白い笑いを, やっと蓋を跳, やっと蔓の端, やっと蕎麦切を喫, やっと薄眼を, やっと薄い面紗の, やっと薄らいだとき仆れた, やっと藤屋へ走りこんだ, やっと藩命で京坂, やっと藩地の三津, やっと蘇ったように, やっと蘇り何と悔い, やっと虎口をのがれ, やっと虎狩の話, やっと蚊のよう, やっと血書から眼, やっと血色を取返し, やっと血路をひらき, やっと行き先だきゃ, やっと衣服を改め, やっと衣食の途, やっと表情を動かした, やっと表門の方, やっと装置は出来た, やっと製材所で見せ, やっと西へまわりかけ, やっと西一郎が駈けつけた, やっと西岳の小屋, やっと西行きの電車, やっと西門外へ往, やっと要用を満たした, やっと覆いを取る, やっと見ていた, やっと見せかけて過す, やっと見つかっていそいそ, やっと見つかり陽子の, やっと見つかる山国の, やっと見つけ出して, やっと見ひらき出来るだけ心, やっと見わけることの, やっと見付かったんだ, やっと見付けた時には, やっと見分のつく, やっと見分けることの, やっと見物席の三分の一, やっと見給うたこと, やっと見込みのつく, やっと見開いたねぼけ眼, やっと視野がひらけた, やっと覚えのある, やっと覚ったのは, やっと覚りえたことだった, やっと親方の上着, やっと角の救世軍, やっと解いてから木, やっと解脱の念, やっと言いえたように, やっと言い出した言葉は, やっと言い過ぎた事に, やっと言えたのを, やっと記録に適当, やっと訪ねて来た, やっと許されると二人, やっと訳がわかった, やっと診察に取りかかった, やっと註文通りの三室続き, やっと試験的に学校, やっと試験表を三十通, やっと話してくれる, やっと認められて万年講師, やっと語るのだった, やっと読みえたものの何, やっと読み判じてき, やっと読み解くことが, やっと読んでくれました, やっと誰だか, やっと調達して, やっと談笑に溶けうる, やっと諒解して, やっと謀略でおびきよせ, やっと謎が解けました, やっと講堂の屋, やっと謡って仕舞う, やっと議長席と向い合った, やっと豆粒のくらいをたべた, やっと豊橋の近く, やっと豚の尻尾, やっと責任者が出, やっと買いました大枚一円二十五銭を, やっと賢造は覚束, やっと赤く熱って, やっと赤ちゃんが丈夫, やっと赤石岳へ着いた, やっと赦してもらっ, やっと走るのを, やっと起きあがった警官も, やっと起きあがりはじめた程で, やっと起きあがろうとする, やっと起きかえったかと思う, やっと起きるように, やっと起き上がったのを, やっと起き出した所の, やっと起してたちあがろう, やっと起ち上がってしのび, やっと起ち上るのであった, やっと越前金ヶ崎城へたどりついた, やっと越後様の馬, やっと足腰が立った, やっと趺坐をかえ, やっと跡目を立てた, やっと跫音がしはじめた, やっと踏止ったと, やっと踏みこたえた時に, やっと踏みとどまったところも, やっと踏みとどまり振り向いて見る, やっと踏み堪えながら, やっと踏み応えていた, やっと踏み止ったかと思う, やっと踏み止まって真青, やっと踏み止まるとさあ, やっと蹲んだが, やっと身分からかい, やっと身動きする, やっと身軽となるやい, やっと躯を支え, やっと車室の都合, やっと車窓に船司, やっと軍帽だけが送り還された, やっと転がらないょうに, やっと軽い朝食を, やっと輿をはずした, やっと農事の一きり, やっと辷り込めるくらいで, やっと辿ったのだった, やっと近くに来た, やっと近ごろになっ, やっと近付き地へ, やっと近代化した伝統, やっと近年になっ, やっと近日その発表, やっと近江の湖, やっと近江愛知川の湖畔, やっと返済したかと, やっと返辞はした, やっと述べ得た事すらも, やっと迷児を見つけた, やっと追いすがってじりじり, やっと追手をのがれ, やっと退いていっ, やっと退がって来た, やっと退院を許された, やっと逃げたものの以後, やっと逃げ出してきた, やっと逃れた好日だ, やっと逃れることが, やっと這い上った常念岳や, やっと這い上るくらい猛烈, やっと這入ったんだ, やっと這出して山, やっと通されて魏公, やっと通されると応接間, やっと通じる文体とは, やっと通ずるように, やっと通ったのである, やっと通り過ぎたと思う, やっと通り道ではある, やっと通信の調子, やっと通告された, やっと通行のきくよう, やっと造りあげた電気人間な, やっと逢ったのに, やっと遁れたが, やっと遂げられたときの, やっと遅い月が, やっと運び出すことが, やっと運べそうな, やっと運命の僕, やっと過ごすほどのみじめ, やっと過してあなた, やっと道端のささやか, やっと達したときには, やっと達し得ると言った, やっと達ちゃんに会え, やっと遠い夕闇の, やっと遠藤にもわかった, やっと遣る瀬な, やっと避暑客たちが入り込ん, やっと邪魔者がいなくなる, やっと部屋部屋の扉, やっと酒の仕度, やっと酬いられた人の, やっと醒めかかることが, やっと里へ出, やっと重くるしい疲が, やっと重たい腰を, やっと重苦しい失心した, やっと金を掴め, やっと金さんにも遇, やっと金剛力を出し, やっと金沢あたりから遊び, やっと金策成って, やっと釜の中, やっと針が動き始め, やっと釣り上げる事が, やっと鉱工業生産は戦前, やっと銀刀を造っ, やっと銀行での信用, やっと銀貨が出, やっと銭九文を拾い集め, やっと鎖が外れる, やっと鎧櫃を持ち上げ, やっと鎮まったかと思う, やっと鎮まるのを, やっと長い悪夢に, やっと長兄から, やっと長持をもがき出した, やっと門前までのしあがっ, やっと門外に退散, やっと閉めたとたんに, やっと開いてそう, やっと開くのを, やっと開けても桟敷, やっと開けたばかりであり, やっと開催せられた, やっと開始された兇器捜索, やっと閑散の身, やっと間に合, やっと間にあいましたよ, やっと間にあって先ず何より, やっと間に合って助けまし, やっと間に合わせましたがなに, やっと間近まで追いつい, やっと間違いの原因, やっと防ぎとめている, やっと降りやんではいた, やっと陣容を立直した, やっと除かれたのである, やっと除幕式や歓迎会, やっと陳君は我, やっと陸地をみつけ, やっと陽の目, やっと隅っこの方, やっと階下へ降り, やっと隠しボタンを, やっと隠れるくらいで, やっと隣の室, やっと隧道を出た, やっと雀のオベベ, やっと雑文を書く, やっと雨の縞, やっと雪田の上, やっと雷洋丸でこの, やっと雷門の脇, やっと電柱の蔭, やっと電気学校を卒業, やっと電線が恢復, やっと電話口へ出, やっと霧のよう, やっと露の乾きはじめた, やっと露命をつない, やっと靄が霽, やっと青みがかったアカシヤの, やっと青州府の城下, やっと青年になりかけ, やっと静かになった, やっと静まって来た, やっと静まったと思う, やっと面会室の中, やっと靴の掃除, やっと鞭をひと振り, やっと須弥壇の方, やっと頼んでやめ, やっと顔つきをゆるめ, やっと願いやして御, やっと風がすぎた, やっと颱風と名, やっと飛び上ったかと思う, やっと食いつなぎながらも猶, やっと食いとめながら眼, やっと食い終えてすべり出る, やっと食べて行かれる, やっと食べものが口, やっと食べる楽しみが, やっと食卓のあと始末, やっと食膳を片づけさし, やっと飯を済ました, やっと飯時になっ, やっと飲めるくらいの井戸水, やっと養家へ引きとられ, やっと香水の謎, やっと馬小屋へ根太, やっと馳けるの, やっと馴染がある, やっと駄菓子だけは手, やっと駅に著い, やっと駅長室から帰っ, やっと駆けてきた, やっと駆けつけてきた, やっと駒込の方, やっと高い木の下まで, やっと高原川及びその, やっと高座には遠い, やっと高時の御座所, やっと高架線路を列車, やっと高氏は口, やっと高等学校の入学試験, やっと高野へたどりついた, やっと髪毛がザワザワザワ, やっと鬱々しい口, やっと魂を取り返した, やっと魔法がとけた, やっと鯖村へ着く, やっと鴉片を煉り終え, やっと鵯越え遊園墓地, やっと鸚鵡をとりかえした, やっと鹿ヶ谷まで辿りつく, やっと麦湯をのみ, やっと黒犬の引きずっ, やっと黙って側, やっと鼻が届く, やっと鼻声で答えました, やっと龍造寺主計の身銭