数字は,青空文庫全作品中での総利用回数です。総索引
期待~ ~期待 期間~ 木~ ~木 木の葉~ 木戸~ 木曾~ 木村~ 木立~
未だ~
~未だ 未来~ ~未来 末~ ~末 本~ ~本 本人~ 本当~ ~本当
5 てなかっ
3 てこの, て何人, て彼, て経験
2 て, てなき, て一度, て世, て例, て父, て発見, て聞いた, て見た
1 [78件] てあの, てお雪ちゃん, てか, てかく, てこれ, てその, てない, てなかつた説, てアラン, てドン, て一人, て一囘, て一寸, て一月, て一点, て三百万人, て予, て企ん, て先子, て公, て具體的徹底的, て出逢, て出逢わなかった, て到らず, て動かなかった, て原始, て反する, て同じ, て吾, て夢, て夢想, て女子, て如此, て往い, て微, て戸, て折助風俗, て政権争奪, て政權爭奪, て月, て梅子, て止んだ, て此, て決心, て法律上, て無い, て無かっ, て狙った, て現実, て甲州陣, て発表, て知らぬ, て科学小説, て称揚, て積まざりしなれ, て繼子, て耳, て聞かない, て臨書, て自ら, て自ら死, て自分, て自制, て舞台, て行かず, て行った, て見かけた, て見ざりし, て見ない, て見ぬ, て解釈, て談理, て識ら, て豁然, て道場, て道庵先生, て類, て食
4 見たこと
3 一度も
2 此時計が, 経験した, 遭遇した
1 [88件] いつの, これあらず, これほど, その正体, その目標, ない, ないだらう, はいたこと, ほろびず, 一言の, 之が, 之と, 亡びざるの, 人の, 人生の, 他人の, 他称せられた, 何人も, 俳優が, 公に, 兵に, 其不幸を, 其国民が, 出して, 出処なき, 千里の, 善からず, 喰われた事, 女形の, 如何なる画, 実地を, 家庭という, 尊敬という, 市内で, 帰附せざる, 彼の, 心の, 愛郷心なる, 憲法国の, 成都に, 戯曲そのもの, 接したこと, 敢て, 文人対社会の, 斯んな, 明るみの, 梅雨あらず, 此の, 此れで, 沽らず, 滝田君と, 演劇美の, 無かった, 無かっただろう, 爲さざる, 牙牌報班斉と, 犬を, 現はれ, 現れないやう, 疼痛の, 目を, 知らざる大, 知らない, 知らない新鮮, 神の, 私は, 結婚の, 罪悪の, 職業としての, 自ら, 自ら之を, 自分の, 良心の, 芽を, 落款の, 見ざる, 見ざるところ, 見ざる統一, 見しこと, 見ず, 見ない盛況, 見ない盛観, 覺えた, 試みなかった血液流通法, 謀反も, 足を, 透谷の, 長崎に
8 なかった
3 見たこと
2 ないです, 無いの
1 [70件] あらざるの, かかる表情, このやう, この世に, これあらざる, これあらざるなり, これほど, こんな思ひ, そのため, そのよう, その全, ためしが, どの学生, ないぞ, ないという, ないの, 一度も, 一言も, 予に, 人は, 人類などという, 停電などを, 六法全書に, 内地の, 出会わなかつた, 出現した, 到達した, 取扱った事, 味わった事, 和歌子の, 地球人が, 大国が, 大規模, 妓楼に, 将棋史上現, 彼を, 感化を, 感得した, 搴げられた, 敗北を, 死体が, 氣附かれた, 浪路を, 浮いた沙汰, 海底超人に, 無かった, 猟夫を, 生産技術や, 疑われたこと, 疲労にも, 真面目に, 知らなかった沈痛, 私は, 科学を, 経験した, 絶えたこと, 經驗された, 考えたこと, 考え及んだこと, 聞かざるところ, 聞きも, 聴いたこと, 自分で, 被告席に, 言及された, 誰も, 資本主義社会には, 隻眼の, 露西亜の, 食べたこと
2 人を, 例を, 真の
1 [57件] あかしなし, いづれの, 一歩を, 三分の一も, 上に, 上を, 二を, 以外に, 何れの, 儘で, 儘にな, 光を, 全貌を, 出現の, 半に, 半ばをも, 向うに, 君を, 地の, 声を, 大多数, 大阪陣の, 存在が, 存在を, 實在が, 御沙汰なけれ, 才を, 断髪令嬢の, 星を, 時僅か, 時機では, 曙光を, 書を, 期を, 榊の, 機を, 機能を, 止むを, 比を, 渾沌たる, 点その, 発見せられた, 發行を, 破壊慾を, 積極を, 空虚は, 第一, 藝を, 誰々たる, 誰で, 起原沿革を, 辺に, 鋒鋩を, 門墻をも, 陶醉的歡喜の, 隠れたる山里, 魅力を
2 俊の, 房は, 若いの
1 [36件] ぢいさん, 四才か, 四才で, 土産が, 宜しくない, 寝みに, 寝み中, 帰りが, 帰りなさらないはて, 戻りに, 房が, 昼前だ, 暇の, 月夜の, 照は, 由羅の, 疑いです, 百合さんの, 目には, 目通りは, 目通りを, 眼覚め, 眼醒め, 種は, 紺とかを, 終ひ, 耳に, 臥み, 若うございます, 若く黒雲, 荷物も, 部屋住では, 部屋住ゆえ大した, 酔ひに, 長くゐ, 風呂かネ
4 も知らない
2 か言
1 [32件] かある, かが続い, か声高, か學者, か毒づかう, か気持, か記し, か隠し, でもない, でもなかっ, にも分らなかった, にも盜ん, にも読ん, の仕度, の位, の形, の様, の消息, の異状, の経験, の船, の見込み, の返電, もない, もなかっ, も云, も云わない, も判っ, も君, も聞い, も蓮太郎, も語らない
2 種の
1 [35件] ような, 下宿へ, 事を, 事實を, 他に, 先大学を, 全眷屬, 利用が, 問題に, 国の, 地に, 女から, 婚筵に, 家の, 家業を, 屋敷へ, 山に, 山の, 市の, 庭へ, 拍子木も, 救ひ, 方を, 時期を, 業に, 点において, 物語の, 絵を, 者を, 自覚に, 若侍, 譽ある, 足を, 通りに, 鼻の
2 がここ, を叱つた
1 [31件] がこういう, が彼, が手, にそんな, にはその, には分っ, には分らぬ, には分りません, には掴めない, に十分, の使用, の判断, の心, の悟性, の振り返っ, の故郷, の時, の母, の気持, の画, の頭脳, の顔色, はその, は一年あまり, は元気, は単独, は起き上りませんでした, を知らない, を追跡, を阪本, 済みません事
2 も行っ, も見た
1 [30件] しか使っ, だって縷, もあらず, もあらね, もお, もこう, もない, も五時, も入浴, も其光, も出, も出た, も国王, も尻尾, も帰らない, も慈雨, も戀愛, も手詰, も斯, も旅, も締, も良い, も行, も行つた事, も見, も話した, も逢, も逢った, も階下, も面
1 [25件] では面影, でも, という目的, といふやう, と云つて何, には名前, に入らざる, に當, に答, に達する, を以て我が国号, を善し, を実際, を得なかつた, を得知らず, を意識, を明らか, を會, を歴史的, を發見, を知らず, を知る, を窮むるよすがを, を聞かず, を聞く
1 [23件] が夢中, が病体, との間, にいささか, に臨まず, の, のため, の心, の期, の本名, の消息, の眼, の神田, はこれ, はもしや, は今, は判決, は塔, は外国, は曾根, は眼, は耳, は話さず
1 [23件] さかのぼって, はつきりとは, やつぱり浮気な, 世並は, 休んでは, 利益に, 宵の, 容し, 将来を, 帰らうとも, 幼稚な, 庄公は, 彼の, 彼は, 憂目, 手が, 手紙は, 有為な, 申して, 画にかけては, 続きさ, 若い身空, 途中だ
2 に研究, に達し
1 [17件] でないのに, では, ならず, ならず商業機関, なる新聞雜誌閲讀法, に, に信用, に其の, に日本, に明証的, に理解, に知らない, に規定, に解放, の理由, 熟して, 開かれざりしもの
1 [21件] 仕度の, 午餐前な, 在でした, 在です, 存生か, 安心に, 寢ならざるや, 尋ねするやう, 幼年に, 挨拶を, 目に, 目にか, 目覚が, 答弁が, 聞きに, 腹痛かも, 若い, 若くって, 記憶の, 記臆だらう, 話も
2 てモーラリチー, て伯, て真正
1 [13件] って彼等, て中原, て他, て偉大, て全く, て其人, て天地, て平安朝当時, て我国, て真に, て真誠, て諷刺家, て醜
1 [19件] は成り, は解けぬ, 人の, 去らずしばらく, 唯物的懐疑的冷笑的の, 國を, 御理解, 心を, 成らざるに, 捨て去る事, 暗くな, 湮滅せず, 知らない人, 知り給, 罪の, 見ること, 解けず行く行く, 貧ならず, 跡を
1 [19件] あとが, お酒の, の暴風, ばかり熱, も相談, も自分, も衰, も見, も起られません, も雨, 下手だ, 信仰が, 北に, 手間取れる, 早さ, 時候が, 残って, 水ツぽい, 渋が
2 にも殺されない, にも言わず
1 [15件] だか, にも故郷, にも気づかれず, にも言はず, もその, も乗った, も來, も入らう, も来, も發掘, も見え, も起きない, も起きぬ, も這入ません, れも
3 んです
2 青年である
1 [13件] からそんな, からね, から其程世間, のです, のに世の中, ようだ, んだ, 家持に, 時分お里の, 様であった, 盛で御座います, 聖アンナとが, 身空です
4 れを以て
3 れに
2 を見ず
1 あらず, から色々, が分りません, れあり, れ有らざるなり, を為す, を言, を食うた
1 [16件] が得られない, が果して, が果してどう, が注ぎ終らない, が続い, でも残っ, と判明, に依, に対する御, は二人, より一時間, を半ば, を定め, を実行, を捨て, を送っ
3 ことを
2 事を
1 [11件] ことは, こと云ってる, ものを, レストランを, 様子は, 模様は, 気で, 気楽な, 白々しい事, 話か, 風です
1 [15件] その効果, でない結果, でなかった砲兵, な富, には呑み込めぬ, には明け切らぬ, に感じられず, に明らか, に民衆化, に消え去らぬ, に發揮, に論議, に議論, の趣味, 完全の
1 [14件] にありし, にある, に出でざる, に濁されぬ, に現, に発行, に発表, に知られざる, に立ち, に老いず, に行, の人, を去らぬ, を去り
2 時機を
1 [11件] 堂に, 弦を, 影響を, 時では, 火が, 礎石さへも, 網から, 船の, 辺の, 遠慮中の, 頃は
1 [13件] い行かないから, がいかねえ, がゆかない, が若く, にすれ, に二度, は若い, も若い, も若く, も行かん, 若い女, 若し齡, 若じゃ
1 [13件] でも考え, とは似, にさういふ, にはそんな, に残っ, の生れた, の知らない, の親愛, の顔, は仏蘭西, は実, は愛する, を見
4 ならず
2 ならざれど, ならざれども
1 ならざれば, ならずと, なるを, にしない, にする
5 ならずして
4 ならぬに
1 ほどもあらざりき, 干ならざるに, 干ならず予
4 ことも
2 ことが, ことの, 事が
1 ことは, 事も
1 [12件] 人にも, 北方の, 土地という, 外国の, 外國の, 太宰よ, 日本の, 本の, 死の, 物を, 花やかな, 遠い彼方
2 のこと
1 だから, でありしかも, ですからね, でもあった, のよう, の時, はありませぬ, らしい美し, を諦める
5 ていた
4 ている
1 ております, て居る
2 ていた, ていたい, ている
1 ていたら, てます, てゐた, て居た, て跳ね
2 所を
1 ところなれ, 人として, 情緒海の, 所で, 所である, 所なり, 新しき世界, 時の, 生の
2 がルナパアク式, のである
1 といっ, と思う, のです, はずである, ものであっ, 時で
2 の歴史的世界
1 だにありし, の図書館, の學説, の小説, の短篇, も無, も無かっ, も自身
1 と書, に事, に完全, に追, の住, の入った, の町, の眼, の知らざる, の象
1 がいくら, が引金, に知られざる, の姿, の額, は十五, は小学読本三, は知らぬ, は通っ, をけがそう
2 はれざる所以, はれず, はれずし
1 つたこと, はれなかつた, はれぬ前, は出
1 この悪事, わからない, わからないうち, わからない何しろ, 分らない, 拝見しない, 腑に, 見知るべき時, 解って
1 がその, が中学, が其筋, が同人雑誌, にも少し, は家見舞, は快方, は自分自身, は行先
1 だと, である, ながら月, ながら松, なる景気, のうち, のくち, の九時, の男
1 があまる, が凍結, が廻らなく, まはり, もつけてない, をつけ, を付け, を出, を離さなかった
1 が浅い, の出ぬ, の暮れ, の浅い, はくれない, も暮れぬ, も高い, よりも上, 浅き田里
1 が折柄, ことは, じゃない, では, と思った, と言ふん, ね, よ, んだ
1 の上, の事, の事件, の地, の如き, の後, の美人, の肱, 新しい經驗
2 は冬, は明る
1 がなかつた, には嚶, には朝靄, は明るい
1 ヤドリ木は, 始末な, 山の, 幸福の, 森林の, 男が, 辺も, 醜い女房
1 からは燈火, だけは白, にゐた, に移らない, までは行つて, までは開けません, までも手, まで行っ
2 てゐる
1 ていなかった, ている, てへん, てます, は致しません, 呆けて
3 て来ない
1 ていない, ていらっしゃらない, て居りませぬ, て来ず, て来なかった
1 むかし詩人の, 世間偉, 反せざるに, 尺牘を, 毒烟猛, 無きを, 確定は, 羮を
3 が早い
2 はある
1 がある, が早, だつて
2 のもの
1 がさかん, のやう, の中, の帆, へも山, より歸らずし
2 を閉じた
1 が低い, の先, の前, の鋭く, を覚さなかった, を開かぬ
2 んです
1 が吉雄圭齋, ね君, のであらう, のね純, のよ, 真実が
1 て, てすべて, て充, て合点, て正統, て議論, て開封
1 して, でいる, の男性, の肉眼, も私, も見受けない, や二人
1 ていない, てゐない, て来ないで, て来ぬ, て来られる, で, 來ない
2 やうな
1 ところに, ように, 場処に, 港に, 調子で
1 が明るい, が明るく, にある, にこの, に幾多, の景色, へ廻るで急ぎます
1 な口, に名, に赫著, 地震の, 學に, 學所藏の, 理想を
1 あらず, と家, にもある, に歸ら, に還らなかつた, も何, をなさぬ
2 勢力を
1 らしい却, らしい土, 利根の, 声の, 聲の
1 が起き得ない, せずして, せず従臣, という事, の眠り, の網, 切ずに
3 を知らず
1 の世界, を知らざる, を貪らず, 若い兵
1 ものを, 一種の, 名物を, 温泉へ, 者を, 者竊に, 高みから
4 可から
1 ことが, こと能は, ものは
1 うち恩惠彼を, に, に汝, もので, 個想の, 所が, 所に
1 てい, ていた, ていらした, ている, てゐた, てゐる, て坐
1 あるに, があるだらう, が一杯, が多く, が残つたの, が深かっ, 避けの
1 とは考えられない, は思わなかった, 信じて, 傾いては, 取る年, 黒くならない
2 も海外
1 も女, も斯く, も此島, も言はず歌
2 といふもの
1 が開けぬ, に何, を其程, を知らなかつた
2 に誇る
1 に知られずし, の視, は十一月, を知らぬ
1 が利, にしなかった, まで出, もきけない, をあい, をきく
1 いが時に, いけれど, いので, いよ, う御座いますね, 成り賑つて
1 の人, の夢, の年, の機械, わが脚, 世人に
1 がほん, につき, には霊魂, にもそんな, に愛される, に金銭
2 から退け, に上らない
1 の中, の退ける
2 にこの
1 さきに, に破れ, の象, 時にあたり
4 あらず
1 あらずと, なく祇
2 を見なかつた
1 が生き, と母, の国香, の墓
1 で居る, で熱心, の二十八歳, の変り者, の彼, ものなり
1 に具体的, に勉, に癒, に解けなかった, の家族, ヲ顕ハサズ
2 政治家たるの
1 と我, にいた, 何れの, 摘み来り
1 が僕, 人には, 春先き, 者を, 身なりしかなと, 酔の
2 したこと
1 して, ないが, に乏しかっ, に乏しき
2 かに軒輊, に政治的死亡
1 に同意, に虚高
1 ありと, があった, があつ, がある, が有る, もない
1 からやらう, ぞ九郎判官義経, の, んです, 筈です
1 か余裕, か望み, か金, だって嫁, も子
1 寡婦さんで, 生娘に, 男女恐らく, 身を, 青年である
2 の眼
1 は寝床, は書い, は行く
1 には相違, の心, の死, をし, を造らざる
2 の明け
1 と明方, の明けきらない, は明けきらなかった
1 が醒めない, とばかりは信じられぬ, にも心づかず, の儘, の醒めきらぬ
1 には雪, に入りし, の奴等, の巓, の者
2 ていない
1 ていなかった, ておらぬらしい, て居ない
1 乏しいの, 初歩の, 尠い, 狭く鶴嘴, 遼遠である
2 を知らずや
1 が如く, さきに, を氣存
1 かつた, かつたのみならず, 政府黨と, 経験な, 鑑査に
3 せざる間
2 せざるに
1 がつかん, はつかん, 附いて, 附かぬの, 附かぬらしい物音
1 てそんな, て如何なる, て良心, て落款, て見ざりつる
1 といふこと, の闇, 正に, 正に新しき, 正に眼
1 に, に恩惠, に愁殺す楼蘭征戍, に早く, に無辜
3 所を
1 ものを, 名山大川に
1 でいた, でいたら, でゐたら, で居た, な時分
3 せざる社会主義
1 して, せざる証拠
1 の中, の格構, を上げなかった, を刈らない, を挙げずゐ
1 便宜を, 外界に, 完全な, 特色も
1 だろうと, だろう未だ, よ, 美代子は
1 俺の, 後の, 忠寛の, 森彦は
1 お調べ, しないが, と決った, 具現せられ
1 とは埒, と専門, と意味, は知らない
2 無名に
1 無名でございます, 用ゐられ
1 ねんねえ, 小供, 昨日の, 短い期間
1 して, しては, せざるが, せる国民的
3 ざるに
1 ねば
1 とは張, とは貯え, とも眠く, と時候
1 に対して経験, に於ける, の半, を悟らない
1 に二三百両, に学ばなけれ, の何物, の手段
1 もおれ, も為す, も起らぬ, をも知らず
1 によっても記録, もそれ, も知り得ざる, も行わなかった
1 かに色香, にも縁づかず, まで疑る, を何
1 そのよう, の意味, の手掛かり, の記載
2 の間
1 呑気である, 後の
1 ざる將來, ず, ぬと, ぬの
2 て往々
1 て権力分配, て權力分配
1 が足りない, のない, を込めん, 弱き半
2 を成さない
1 をつけぬ, を更め
1 からは地震, だつて, の作品, を実は
2 に一面識, を中心
1 かない, せず, には行かない, に行かない
1 なき気楽, の孝心, を持たぬ, を有
1 なの, なる状態, な一致, に示され
1 だったかも, だのに, と思ふ, と言っ
1 さうだ, さの, みか, 霞渓を
1 現せざる理想, 現せられず未だ, 現せられぬ處, 見は
2 せざるもの
1 し得ないところ, に及ばず
2 されない形式的直観
1 されざる形式的直観, されない処
1 て繭, 家屋と, 柔軟な, 裸の
1 来ないと, 来なかつた, 来なかつたので, 見ねえん
1 である, で初々しい, で善良, なもの
1 ならぬさき我, もた, も經ざる間, も過ぎ
1 の仕事, の心, の椽大, は
2 を殺す
1 に知られざり, に見えね
2 の死人, の現状
1 かにしてない, かに成熟, ならざるを, に思想
1 で三年前, に家, に置かれ, を見ません
1 十七の, 十時を, 東の, 色づき初めた程
1 ていなかった, てから見た, てみん, てゐなかつた
1 に居りました, の形, の方, をうろつき廻っ
1 されずしかも, して, しない, せられざる法則
1 したる知識, せざるもの, せざる前, の最初
2 されて
1 されぬから, にならぬ
2 所である, 所なり
1 えなア, かつた, かりし時, 相な
3 當らぬ
1 ていない
1 かも知れん, に聖作, んで御, 西洋の
2 で見ません
1 でいない, でゐなかつた
1 で千代田橋, ということ, と見, 美しい女
1 へ走っ, も行かず, 進まざるま, 隔って
1 にナマ, に多数, に粗末, に若く
1 の不覚, も此, も無い
1 しゃくと, も美, 奇しき笛
1 両肌, 出来ますよ, 生末の
1 だけれど, であつ, で何
2 にし
1 になっ
2 の
1 のか
1 みずから明かに, 天然の, 私を
1 二十八歳の, 十三に, 十六に
1 したこと, とつかめない, とは言えない
1 ならず之, の座, もない
1 になつ, の忌, をも経ない
1 も出ず, も本題, も進まざる
1 も日本語, も申しませぬ, も発しない
1 になる, に及ばずし, を余り
1 に相成らざる, に足らぬ, を少し
3 しからずして
1 にあつ, 人々山に, 直に其意
1 のごとく, のやう, 尚私
1 てないと, て居ない, なかつた
2 の中
1 は丈夫
3 先の
1 が見えない, にもあります, の女
1 をさ, を考へない, を雖不知
2 を見る
1 を見ない
2 なこと
1 な気
2 せざるが
1 の閭
1 しないが, せず且つ, せぬ
2 し得ざる境地
1 する能
2 にも達し
1 までも達し
1 だった, だつたが, で居る
2 しない二十五歳
1 せざるのみ
1 が沢山, とする, を其焦點
1 って要領, なかつた感覚, 書いたこと
1 知らなかつたところ, 示したこと, 試みなかつた画家的手法
1 という年, ならざるに, に満たざりし
2 の何物
1 に屆
2 ざるに
1 ざりき
2 を風靡
1 が嫌い
2 にし
1 ともわからぬ
1 しないこと, しないもの, しなかったと
2 ざる前
1 ない志操
1 に口, に済まぬ, に許されざる
1 でない, ならずであるが, にする
1 せえ旦那様, 供の, 學校へ
1 が安らか, の博士, の域
1 三十そこ, 各地に, 我は
1 か, かと云われる, が倫敦
1 も経たぬ, も過ぎざる, も過ぎない
1 でないやう, ないん, の通り自分
1 が残っ, を食べさせません, を食べない
2 も晩
1 も狂妄放漫
1 に慣れぬ, の甘き, をな
1 がある, が通っ, を殺し
1 せざるを, せず多分, の域
1 かる發見物無し, の寺, の文
1 のだ, 匂の, 悲愁に
1 して, て木, て漆
2 ならざる
1 でない
1 のやう, の事, の様
2 中に
1 屋のうへに
1 きれぬ中, 切れなかつた街, 無い光
1 とならざる, の夕, の語
1 があ, が出, の数
1 か無い, のかい, やうな
1 のうち, の内, の物さ
1 は思わしい, は言いたい, は遊ん
2 さきに
1 に魂
1 ゐる, ゐるん, 居る斯
1 に帰つて, は離れまい, へはお
1 のか, のかしら, 先夜PCLの
1 心を, 根を, 究めて
2 の境
1 たる状態
2 やうだ
1 と云つて
1 でやらせる, でゐる, で飲め
1 である, で居る, で熱心
1 が出来ません, し得なかった, せられざる一般
2 言ふ
1 明瞭を
2 大詩人
1 今から
1 ず, ず龍卷, ぬに
1 に当り, 重陽なり, 頃当時猶
1 せず是, 見せす, 見せられずして
1 せざる中, せず從つて唐, の極度
1 が利, が覚め, が覺め
1 去り申さずだつたが, 見るに, 逢ふ
1 の個人的自覚, の国民皆兵, の恋
1 の両端, の限界内, を会釈
2 ゐる
1 ゐた
1 けれども余程, ことゆえ, のか
1 されずして, し得ぬ此, に没頭
1 でなく近江輿地志略二十二, な解説, な説
1 に可愛, の其の, の身の上
1 でないこと, の名残, の末
1 の縁談, の話, は谷中
1 うち近藤は, さきに, に戸
1 してから, せざるや, もしない
1 の取替せ, は取替せますまい, を取交した
1 てゐた, てゐる, て挙げられる
1 いたしません, しませんけれども, はしません
2 の許し
1 をば持
2 た
1 たから
1 と静緒, にいました, 加る
1 の脛, 覩の, 迎しない
1 の無い, みじかかり, も失せざりき
2 を作り
1 について真に
1 か, が渋江氏, 書を
1 に話さない, のお, の姓名
2 すく明言
1 ちこれ
2 を掩
1 の秘蔵
1 ですか, もしない, 足り無い僕
1 といったよう, 忽に, 貫一は
1 にいた, に留まっ, の方
1 に歸らざる, を巡らす, を離れざる
3 ていた
2 さきより
1 ことを, 悲しい歌
1 の, んだ
1 ありまするが, 書いて
1 には早, の眼つき
1 で働きたい, に居る
1 に人間, に生
1 ことは, ことも
1 ふらはず, まで強から
2 事私の
1 ものは, 雪を
1 になつて, 出来ません
1 遅くない, 酔つては
1 して, だか
1 かに陽, でも会った
1 た, たの
1 その意見, 散じそう
2 とし
1 じゃない, の子供
1 途中まで, 馴れず時
1 て絶対, とどうしても
1 と二歳, と駆け出し
1 た, たん
1 のです, やうである
1 が如き, の心
1 が仏教, を甚だしく
1 の教, を見る
2 に慣れない
2 して
1 の事, の水
2 りも
1 しかなかっ, たりとも
1 この砂, も明けぬ
1 の心細き, も出
1 にあまり, に楽耳
1 の貯, をも儲けざる
1 ならざるに, に満たない
2 ほど間
1 じゃない, の若い鋭い
2 ばかりある
2 霊ある
2 諸現象
1 に全く, に多く
1 に通, の初年級
1 を以て争, を以て爭
1 が寝込ん, の前
1 にもなっ, ばかりも勤めなく
2 り秣
1 小学校へ, 若かつ
1 が, が長い
1 が沢山, は余り
1 ではこれら, まで一つ
2 の中流以上
1 が残っ, が片
1 つたこと, はざりし
1 の相, の相続者
2 に即
1 な人, な恋愛沙汰
1 にも縁づかず, までも若い
1 が彼, ほど遠い
2 に於ける
1 なの, も回復
1 に七年, に深い
2 に代る
2 には何とも
1 で仕方, のやう
1 からざる, 機透脱し
1 しないやう, とまでは行かない
2 に満足
1 になる, を少し
1 れを, れ程
1 でこく, までは行っ
1 が居る, に與
2 だけの事
1 か, に至らぬ
1 の, 様だ
1 ぢや, 前恐い
1 でありますから, の合図
1 から素徒, これからの
1 か, が此
1 で御座いまして, の方
1 で複雑つた社会, にて強
1 か此奴, がとにかく
1 し難い, 致しかねまするが
1 しない, せず
2 を同
1 の間, 前榛軒は
1 ば, 人には
1 点が, 點が
1 まに, 姿と
2 で居る
2 て高い
1 なの, や十四
1 にはなるまい, より一時間前
1 か十六, だが
1 であったが, である硫黄岳
1 と話し, は同じ
1 時未だ, 況んや
1 びをらず, 玩たらず
1 でしたからね, に居
2 の印象
2 と結婚
1 を発しない, を発せられざる
2 にもならぬ
1 つたもの, 有名なる
1 の世界史的使命, の形
2 ならず其主義
1 の勇気, の身
1 ですでは, になつ
2 に知られず
1 に彼, を統一
1 へ衝突, よりも強き光
2 にいる
1 であったが, である
1 が欧羅巴, ていられる
2 の夢
1 に話し, も迎えず
1 は見ない, を現しません
1 を辞さぬ, を辞せぬ
1 に早く, ほどの次第
1 これを, 戒し
2 せざるもの
1 に敗れざる, は子供
1 されない主観, されない側
1 に入らざるなり, に入らず
1 が半分, をやつ
1 ある雨上り, 時分で
1 しない, の機
1 の中, を離れなかつた
1 ないん, られません
1 のこと, を考えてる
1 の材料, の筆
2 許間が
1 ではない, のよう
1 がわたくし, ので今一つ
1 化生せず, 読む能はず
1 は一切, は節子
1 まず匠作, まない
1 に十人, のノオトル・ダム
1 と云った, の
1 という事, 余と
1 ではある, な頃
1 時から, 童子で
1 か温み, の疑い
1 にゐた, にゐる
1 ちを, に現
1 こそ遺恨, ところ現
2 なん
1 ないん, 頭の
2 せざるの
2 せざるの
1 ではない, に迄進化
1 なきこと, の何もの
1 旬日むなしく, 美田未だ
2 て早く
1 して, せず文化学院
1 しないが, に満たず
1 は来, を石
2 の任務
1 れざるに, れざる間
2 せざるに際して
1 に向, を塵
1 物を, 頃には
2 に由る
1 では, と自分
1 ならざるに, ならず
1 ならずとは, に據ら
1 が早, には大分間
2 からず而
1 そんな物, 函山は
1 けむ, さも
1 かつた, かつたら
1 は息, 外に
1 うち余の, そうな
1 も見ず, をすてず
2 自分の
1 て一人, て一唱三嘆
1 也, 郡より
1 はある, を持ち
1 が立ちこめ, を衝い
1 両肌, 出来ますよ
1 が有, のある
1 當に, 當には
1 の肉体, の解答
1 成人でなく, 目が
1 に向, の前
1 に当, に拒ぐ
1 東日の, 老侠客
2 が能
2 とは申されない
1 の方針, の生命
1 く小さい工場, く年
1 にこれ, に分らない
1 です, の人
1 が如何, にはお
1 に移らない, に蘭丸
2 の喜劇
2 はせん
1 ではいなかった, では居ぬ
1 の與, も己
1 意識的目的を, 衰へ
1 に足らざる, を信
1 せずば, せず疑う所
1 懺悔の, 無かった
2 んだ
1 が出場者, んだ
1 し難い, に至らざる
1 がつかなかった, が出来なかった
1 あったよ, 出来ると
2 て居る
1 だけでも純粋, 故に島
1 に未練, 慣れぬ御身
2 して
1 で殘つて, 中荘重に
1 内に, 荒涼たる一角
1 印象を, 眠りの
1 がゆゑ, 時に
1 ぢや, と云
2 でいない
1 しない, な成功
2 の興奮
2 ならざる時代
2 ていた
1 もつけない, を入れる
1 と, は来
1 パトロクロスの, 太思想の
1 はれぬと, わし得ざる
1 く力, しく中
1 ほどの時, 後代の
1 のを, 人も
1 先と, 前に
1 にいた, の家
1 とも云い, の味
1 にかけては青二才, を写し出さない
1 に婦人, に洞
1 にならない, をしなかった
1 に居りまし, の分娩室
1 されたと, されない所
1 しないか, しないの
2 居る
1 きざれど, きない
2 に水
1 に碎かれ, の意味
1 徹底した, 踏み切っては
1 で南京蟲, 大勢の
1 の奈落, 乍ら其処に
1 うち, 可き
1 にいる, にゐる
2 んだ
2 なりと
1 密旨も, 小鳥よ
1 とは極, と認め
1 はし, はしない
1 されないところ, して
1 されては, を得ぬ
1 あらざれば, がない
1 なきに, もあらせず
1 の意味, の救ひと云
1 全體, 鳴という
1 帰りかねて, 消散せざる
2 の創設
1 一の, 九期なる
1 な考証, に行
1 は着い, までは二つ
2 の大
2 に到達
1 されたる完全, されない処
2 の大
1 なくし, は切らん
1 も定まらで, を犯さずし
1 に入らない, の衰
2 る年
1 がつかん, としても発育未完
1 にした, の底
1 にありし, にある
1 く人, く鑛毒
1 に落ちない, に落ちぬらしく
1 が一向, は
1 がまとまらず, としてのみ殘つて
1 のフォーム, を解放
1 の有する, を顕現
1 したいなんて, と決定
1 のを, 点が
1 と手数, の秘薬
1 を萌, 組んだばかりと
1 を脱し, を脱し得ぬ
2 が明かなかつた
1 の声々残り, を聞かず
1 とも行かない, 機会が
1 へず, へずし
1 にやとにもかく, ものを
1 ので人々, 海の
1 のだ, のである
1 せざる問題, せられて
1 はずして, を交
1 も云, を続けよう
1 な記録的例証, の談判
1 が開かれざる, の過半数
1 侍読の, 惰性に
1 も出しません, を出さず
2 を後
1 をば自ら悲, 大望の
1 けれど矢張り此, のである
1 ざりしに, ざるもの
1 いらっしゃる御, 太陽を
1 世の中では, 時分は
2 が主義政見
1 ならざる頃, ならぬうち
1 するには, するの
1 として纒め, にならない
2 ならず
1 が珍, をかけ続け
1 が無かっ, はある
1 としてゐる, として根
2 とす可
1 ない三歳, ない男の子
1 も致しません, をとり得ない
1 も食, を食べない
1 が虫, のである
2 ざる日本
1 へも帰っ, を引き払い
未だあつたの, 未だあといくらでも眠れる, 未だあなたのお, 未だあまねからずして, 未だあまねく獄を, 未だあらはに黒黨, 未だあらたなり, 未だあらわれたことの, 未だありありと私, 未だありしこの夜, 未だありますよ, 未だあれはたしかに, 未だいかなる自由国家においても, 未だいくほども別れざりけり, 未だいけません貴女は, 未だいたっておらんらしい, 未だいろいろ用もある, 未だうたぐってるの, 未だうらわかく日は, 未だうら若い青さに, 未だうろついてお, 未だおいら泣き死にはしねえ, 未だお初つに, 未だお年がいかない, 未だお早うございますよ, 未だお目にかかった事は, 未だお知らせは, 未だお腹が空かない, 未だお話がある, 未だかういふ種類の, 未だかしこに見ざる, 未だかたちの出来, 未だかたづいていない, 未だかっさいして, 未だかつてこうまで無作法, 未だかつてこれ程社会的現実性と, 未だかなたに着かざる, 未だかなりの程度, 未だきかねば漢土, 未だきめられてゐない, 未だくっついている, 未だくりかえされている, 未だこういう風な, 未だこうしてブラブラし, 未だこじれてゐる, 未だこちらへ着い, 未だころあいを知らず, 未だご帰宅ご, 未ださかのぼってその, 未ださつきの歌, 未ださとらず藤木川行く, 未ださながらにてなん, 未ださばかり時の, 未ださめずに残っ, 未ださる者を, 未だしおらしいネ, 未だしきかと大きい, 未だしきりに続けられて, 未だしっかりとおさ, 未だしなかったようにも, 未だじぶん時には, 未だすっかり元にゃ, 未だすまないの, 未だすんでいない, 未だずつと何処までも, 未だせざるハ大, 未だそこここに徳川時代, 未だそこら辺を, 未だそなわらないので発達, 未だその他に同, 未だその後から押し, 未だそれほど老耄は, 未だそれらの運動状態, 未だたつた今の, 未だだよあゝ, 未だだっ未だだっ, 未だだらうかつて気, 未だだろうかって気, 未だちやんと剣術道具, 未だちょいちょい流行って, 未だちょん髷が有りまし, 未だついてきた, 未だつかないので薄暗く, 未だつきませんでしたし殊に, 未だつけ髭なんかでごまかし, 未だつつまし山の端の, 未だつよく響かざれば, 未だできていない, 未だできないの, 未だでしたら御目, 未だでっぷり肥ったみず, 未だとても書けないと, 未だとまらぬ人たちである, 未だとらないで下さい, 未だどうせモデルには, 未だどちらを向い, 未だどの部屋も, 未だどんずり奴でございます, 未だなかつた英吉利の, 未だなっていない, 未だなほ君に到らず, 未だならば私, 未だなる戀に, 未だなんびともこの, 未だにさういふもの, 未だにくつること, 未だぬかしてけつかる, 未だはちす, 未だはかどらざることポムペイの, 未だはみねどかなひたるべし, 未だはり競はざる, 未だひつそりとして居る, 未だひとたびも自分, 未だひと度も敵軍, 未だぴいぴいの新進, 未だふくれツ面を, 未だふざけてゐる, 未だぶらちゃらし, 未だへなくに葉, 未だへろへろ浪人の, 未だほかに待たされとる, 未だほの暗いのである, 未だほほゑんで, 未だほんとに子供でした, 未だほんにいたいけな, 未だまことに小さい感じ, 未だまざまざとかめよ, 未だませた中学生に, 未だまるで夢見心地だ, 未だみたりし, 未だみしことも, 未だめったにお帰り, 未だものいわむとする心も, 未だものいわざるにソト頬摺, 未だやすまぬか, 未だやつぱり浮気なので, 未だやまず五味坂なる, 未だやまぬ中二將は, 未だよわきはげしきさだめ分かず酔, 未だわが胸の, 未だわが国は現代, 未だわたくしに音信, 未だゐて映画, 未だアイデアリズムを奉ずる, 未だアメリカでも試み, 未だアルゼリヤを犯さない, 未だア壮な時, 未だイエスの真, 未だイデオロギー的階級鬪爭意識が普及, 未だインスピレーシヨンと云, 未だカッテージ風の小さな, 未だカラ子供なん, 未だカンカンに凍っ, 未だカンパン・プルミエにある, 未だカーテンの向方, 未だガリワルを見ざる, 未だコスモスが咲き残っ, 未だシツカリして, 未だジャッキーにさ, 未だジユリエツトに逢, 未だジヨーンズが, 未だスッカリ読んで, 未だストーヴと申す, 未だズット小さい者, 未だソツクリ残つてゐますし, 未だチト尚早であるが, 未だナカナカですよ, 未だハンドバッグが簡単, 未だヒーローの名前, 未だピクピクして, 未だピナモンテの欺く, 未だフィクションとはいはれない, 未だフィレンツェに入らざるなり, 未だフランスの故, 未だブロンズにならない, 未だベースボールもなく, 未だホンの宵の口, 未だポタポタ水が垂れ, 未だマリイは起き, 未だヤグラ岳の真上, 未だヨーロッパの學界, 未だリヨン市設のオペラ座, 未だルキアノツフ氏の該階段, 未だロクな物, 未だヲダハラの母, 未だ一しょにいる, 未だ一つ重要な見物場處, 未だ一ぺんも, 未だ一ツ其鱗の早く, 未だ一人前な気, 未だ一人故人に成つた中村花痩, 未だ一個自由党員の入閣, 未だ一個自由黨員の入閣, 未だ一僧侶なりし時アヴェルラーナ, 未だ一円残って, 未だ一冊も書かれた, 未だ一切發表しがたき, 未だ一刻をも経ざる, 未だ一同の者, 未だ一向に注意を, 未だ一周せざるま, 未だ一品も出でたる, 未だ一城一国のあるじ, 未だ一子だになき, 未だ一字の伝, 未だ一家を支, 未だ一寸小説の空想, 未だ一年生の同級生, 未だ一念の痕, 未だ一掃せられず此形式的譯法, 未だ一揉しようと, 未だ一日も活動, 未だ一時この家, 未だ一時半頃でした, 未だ一時間あった, 未だ一本あしの竹竿, 未だ一杯に温気, 未だ一枚の画, 未だ一海里以上は確, 未だ一点の望み, 未だ一町余の下, 未だ一筆も落してなかった, 未だ一篇を終らずし, 未だ一聯の歌, 未だ一致したる形式, 未だ一見もせぬ, 未だ一訪するに, 未だ一語を交, 未だ一辺も避暑, 未だ一通の手紙, 未だ一面識無きのみ, 未だ七つか八つ位, 未だ七十に及ばず, 未だ七夜も過さなけれ, 未だ七時半であつ, 未だ万地の血, 未だ万葉調になり得なかった, 未だ三〇分しか経っ, 未だ三人の人, 未だ三分の一にも達しない, 未だ三十一歳である, 未だ三十七という年, 未だ三十二で御座る, 未だ三十二歳には少し, 未だ三十五六だが, 未だ三十六だったが, 未だ三十前の青年, 未だ三十日とは過ぎざりし, 未だ三口ほど残っ, 未だ三四ヶ月も足りない, 未だ三四日の日数, 未だ三度や四度行, 未だ三日ならぬに, 未だ三日許りしか, 未だ三歳だから, 未だ三洞の教, 未だ三百円残ってる, 未だ上らざれば星影さ, 未だ上りしことなし, 未だ上るに及ばず, 未だ上代に於ける, 未だ上求菩提の一句, 未だ上達せざるもの, 未だ下層者の間, 未だ不射之射, 未だ不可いからといふ, 未だ不安なので, 未だ不幸にもラツク, 未だ不思議なの, 未だ不朽の焔, 未だ不良だった時代, 未だ与えられていない, 未だ丑松は二階, 未だ世上煩悩を棄てきれぬ, 未だ世並は割合, 未だ世事を思はず, 未だ世帯の持ち, 未だ世界輿地圖の表面, 未だ世継が無い, 未だ世繼が無い, 未だ世馴れざる里の, 未だ両の袖, 未だ両方繋がつて, 未だ両者の融和, 未だ中から呑介連, 未だ中世に彷徨つて, 未だ中之島だけであろう, 未だ中学生であったけれども, 未だ中有に徘徊ッ, 未だ主のある, 未だ主人と奴隷, 未だ主将が武器, 未だ久しきを経なかつた, 未だ乗せて行った, 未だ九九がすらすら, 未だ九州地方に及ばざりし, 未だ九時だった, 未だ九月下旬という, 未だ九歳と十一歳, 未だ乞はれざるには, 未だ乞食にはなん, 未だ乞食僧を知らざる, 未だ乳の滴, 未だ乾ぬ袂, 未だ乾かざるに家族, 未だ乾かざれども, 未だ乾かずして北平, 未だ乾かないじゃ有, 未だ乾かぬうちに, 未だ乾ききつて, 未だ乾ききれずに自分, 未だ乾き果てぬ目許で, 未だ了せずとやら, 未だ了らざる宿縁, 未だ了らざるにはしなくも, 未だ了簡が若い, 未だ予猶がある, 未だ事実でない, 未だ事実上の放浪, 未だ二つ三つしか手, 未だ二つ三つ変だな, 未だ二三人の商人風, 未だ二三十人の人, 未だ二三尺も離れ, 未だ二三年前で当時, 未だ二三度より見物, 未だ二十七か, 未だ二十七円と少し, 未だ二十三であるが, 未だ二十二三の男, 未だ二十二歳の筈, 未だ二十五歳前にも申, 未だ二十代山の奥, 未だ二十六七両は残っ, 未だ二十分も間, 未だ二十台の若, 未だ二十四と云う, 未だ二十歳のころ, 未だ二年許りであるから, 未だ二度しか行つて, 未だ二日日の出来事, 未だ二月の余寒, 未だ二百米は登らなけれ, 未だ二箇月にしか成らない, 未だ二葉ならざるに, 未だ二週間も経たぬ, 未だ云へない, 未だ云わずにいました, 未だ互ひに, 未だ互いに分れて, 未だ五六寸の餘裕, 未だ五六年にしかなりません, 未だ五十であった, 未だ五十四五歳だから, 未だ五十親なれば, 未だ五年か, 未だ五町もある, 未だ五百の姿, 未だ五等にならぬ, 未だ五里霧中にあっ, 未だ井戸なきを以て, 未だ亡びないやうに, 未だ交るに, 未だ京へお, 未だ京都を離れなかつた, 未だ人々耶蘇教に對, 未だ人っ子一人影を見せない, 未だ人全体すなわちテムペラメント, 未だ人口も少かっ, 未だ人影を見ずし, 未だ人心安定を保たない, 未だ人知を以て闡明, 未だ人種の世, 未だ人車鐵道を知らず, 未だ人類の想像, 未だ仇たるお, 未だ今夜も御札, 未だ今度のやう, 未だ今晩も萩原様, 未だ仕へざる間, 未だ仕てなかったので大塚, 未だ仕上らないんでせう, 未だ他人のあまり, 未だ他殺で無いと, 未だ以上の二雑誌, 未だ企て及ばなかつた心理表現の, 未だ伏魔殿式施設を見ない, 未だ休んではいけない, 未だ会わす顔は, 未だ会わぬ中は, 未だ会葬の礼, 未だ伸びず其備後に, 未だ佃島に住ん, 未だ低く世界の, 未だ低地にくだらざる, 未だ体温を保っ, 未だ何だか胸が, 未だ何となく脚が, 未だ何とも名け, 未だ何らの期待, 未だ何時と確定, 未だ何百人愛して, 未だ何者か倒れ, 未だ何里ありましょうか, 未だ余り早すぎる, 未だ余分の賭金, 未だ余地が残っ, 未だ余憤が消え, 未だ余等が毎日海, 未だ作り竟らず, 未だ作者の正体, 未だ併し入るには, 未だ使える金が, 未だ例外であ, 未だ侍の角, 未だ依るべき新たなる, 未だ侠夫の名, 未だ侮り易からず, 未だ俊の病, 未だ俗を脱せず, 未だ保存して, 未だ信じ切れぬようすだつたじ, 未だ信仰に名づけた, 未だ信頼するに, 未だ修業中の身躰, 未だ修練を積まない, 未だ俯向いたまま, 未だ俺達に気づかぬ, 未だ個々に就い, 未だ個人の自我, 未だ個人的歌らしくつつましい, 未だ個人的生き方でまごまご, 未だ個的なところ, 未だ倒に竿, 未だ倒れんとする, 未だ借りて来た, 未だ倭國の範圍, 未だ偃松の痛い, 未だ健全なん, 未だ健在だなあ, 未だ偶然にしか決定, 未だ備はらず考証, 未だ備わらずして諸王, 未だ催促に来る, 未だ傷痕をいやし, 未だ僊去せざる時, 未だ僕等の仲間, 未だ僣せずと, 未だ優劣を決すべからず, 未だ元の家, 未だ元子は帰宅, 未だ元気であるから, 未だ充たされてゐない, 未だ充たされざる預言であっ, 未だ充分発達したとは, 未だ先生が亡くなられた, 未だ先輩と二人ぎり, 未だ光堂の前, 未だ光子さんの睫毛, 未だ克服し切れぬ契機, 未だ児供だ, 未だ児啼女哭を免れず, 未だ入って来, 未だ入らッし, 未だ入らざる者あり, 未だ入らざれど退出, 未だ入学しないうち, 未だ全文を通読, 未だ全部が純, 未だ全開せず月, 未だ兩方繋がつて, 未だ八つにしかならぬ, 未だ八十石だ, 未だ八月の半ば頃, 未だ公にせざる, 未だ公判というもの, 未だ公衆に発表, 未だ公表せられざれども, 未だ六七の頃, 未だ六十歳には達せぬ, 未だ共同を成立たしめる, 未だ兵を交えず, 未だ兵力を借る, 未だ其一をも有したまわず, 未だ其上に可, 未だ其上見ず知らずの男, 未だ其劫掠受けしこと, 未だ其厨子の縁起, 未だ其実蹟を睹, 未だ其實を糺さず, 未だ其工事を終らず, 未だ其年月を知らない, 未だ其式有らずと, 未だ其徴候を呈せなかつた, 未だ其手を觸, 未だ其数に入らない, 未だ其死を必, 未だ其気なん, 未だ其氣なん, 未だ其瑕瑾を発きたる, 未だ其生を必, 未だ其生年を詳, 未だ其発言を聞かざる, 未だ其發言を聞かざる, 未だ其答に接せない, 未だ其自然を自認, 未だ其覊旅の状況, 未だ其鍼路を尋, 未だ其頃は人, 未だ具はらざる也, 未だ内心いやがって, 未だ内証なん, 未だ円かならず花, 未だ写真でしか知らない, 未だ冬枯そのままであった, 未だ决すること, 未だ冷えぬうちに, 未だ冷めずにいる, 未だ冷めずして微, 未だ凍らずに好い, 未だ凍り易い天空, 未だ出し物が始まっ, 未だ出すべからずですから五十, 未だ出でざる間で, 未だ出でず香氣獨り, 未だ出でぬ前, 未だ出会わないだけじ, 未だ出合わない薄幸者は, 未だ出掛けもしない, 未だ出来ておらん, 未だ出来たばかりで, 未だ出来んか, 未だ出来上って居ない, 未だ出来上らないで鉄道反対, 未だ出版にならぬ, 未だ出発点にをられる, 未だ出頭の天無し, 未だ分りにくい難渋, 未だ分化しない状態, 未だ分析的統一であると, 未だ切られない中から, 未だ切りに何, 未だ切抜けられた訳で, 未だ刈取らない田だ, 未だ初々しい内気な, 未だ判らないがともかく, 未だ判定する事, 未だ別れず油なすあり, 未だ別段に左, 未だ利尻山の頂上, 未だ利根川に数多, 未だ利益になる, 未だ到なかッた, 未だ到らねば之, 未だ制限多く自然, 未だ刻せられざるものは, 未だ前の気持, 未だ前科の極印, 未だ剖判せざる上古, 未だ剣も鎧, 未だ剥してお, 未だ副はぬ, 未だ創作家としての先生自身, 未だ劃然たる定, 未だ力強き徹底的なる, 未だ加留多に勝つた, 未だ労働力が足りない, 未だ勃々たる秀吉, 未だ勇敢なジヨンニー, 未だ勉めて拡張, 未だ動かせぬ足を, 未だ動物は手がけた, 未だ勞働組合に手, 未だ勤苦せざるに, 未だ匍いもしなかったが, 未だ化學的純粹, 未だ北条氏の系譜, 未だ匙が届かぬ, 未だ区分されて, 未だ医学士と婆, 未だ十の三四, 未だ十一二の美しき, 未だ十一歳におわし, 未だ十七八の盛装, 未だ十七歳だった, 未だ十三歳と雖, 未だ十九歳の頃, 未だ十人を過ぎずし, 未だ十八さよか, 未だ十分の信用を置かず, 未だ十分の調査はせぬ, 未だ十分明かではない, 未だ十分正確精密には説明, 未だ十年前の方, 未だ十幾つと云, 未だ十日前の事, 未だ十時が打たないでしょう, 未だ十頁も読ん, 未だ千年經ざるま, 未だ千点に達しない, 未だ午さがりの, 未だ午後五時に成らぬ, 未だ半ならざるに, 未だ半分以上も壜, 未だ半年も経たない, 未だ半打の上, 未だ半時ならぬに, 未だ半時間ほどの猶予, 未だ半月しか経たない, 未だ半箇年という, 未だ卑しい猿は, 未だ協はざる, 未だ南の港, 未だ南京米を口, 未だ南島の日, 未だ単一の組織体, 未だ単独では一度, 未だ占有されて, 未だ印度の國, 未だ即位し給わない等, 未だ厚手のもの, 未だ原始的である, 未だ原書を読みこなす, 未だ原本ありの, 未だ厳しい寒さだった, 未だ去らざる砌に, 未だ去らず泣いて遠国, 未だ去りやらぬ余寒の, 未だ参ずる大衆一人も, 未だ参らざるさきに, 未だ及ばざる範圍に, 未だ反せぬとき楊貴妃が, 未だ収まらざるに第, 未だ叔父は来なかつた, 未だ取つて代つて國を, 未だ取りかからざる内に, 未だ取り定めたと申す, 未だ取止めのない, 未だ受験生のころ, 未だ叛を図つた, 未だ口さへ開かぬ, 未だ古くそんな語, 未だ古くさい情緒みたいな, 未だ古人の文, 未だ只今着きましたばかり, 未だ可愛いがよくよく, 未だ台湾から何とも, 未だ各種の官能, 未だ合せずして而, 未だ合点が行かぬ, 未だ合衾の式, 未だ同志にも語りませぬ, 未だ同衾を致しません, 未だ名主様へ染, 未だ君明かに悟り得ず, 未だ呑んだ者で, 未だ味はつた, 未だ命令も何, 未だ咲いていた, 未だ咲かねど梅, 未だ咲きませぬが之, 未だ咲き残りの梅, 未だ哲学を学ばず, 未だ唇頭に上らざる, 未だ唱歌に見われぬ, 未だ問はざる, 未だ善悪といふ言葉, 未だ善本の刻, 未だ單調で生硬, 未だ嘗つて目撃しなかつた急激, 未だ嘗てどういふ意味, 未だ嘗懐疑主義者たる能, 未だ嘗猛獣毒蛇を愛護, 未だ嘗縄尺に乖, 未だ嘗見ないところ, 未だ嘘をついた, 未だ囈言をいっ, 未だ四十五歳の壮者, 未だ四十四五だのに, 未だ四時には至らず, 未だ四時間にすぎない, 未だ四角張つて何, 未だ四辺を飾る, 未だ国を成さざる, 未だ国会議員とならない, 未だ国号と云うべき, 未だ国土来襲は殆ど, 未だ国家の世界史的使命, 未だ国訛が取れない, 未だ國會議員とならない, 未だ國民の間, 未だ土の上, 未だ土地慣れないの, 未だ在らざるさきに, 未だ在世の頃, 未だ在世中に分家, 未だ在勤で挨拶, 未だ地にある, 未だ地獄に降り, 未だ坊やなん, 未だ坊主に報捨, 未だ坐りもしない, 未だ執念深くしがみついて, 未だ執拗にも例, 未だ基本的練習のコース, 未だ堀留の叔母, 未だ堅固ならざる者, 未だ堕落以前の人, 未だ報復を得ざる, 未だ報恩の志, 未だ報裁を蒙らず, 未だ増しだ, 未だ壁は塗つて, 未だ壜のやう, 未だ士気の失せない, 未だ壮んな宗達和尚, 未だ売出さない所の, 未だ変らずて衰, 未だ夏期の暖みの, 未だ夏草の原, 未だ夕飯前だったので, 未だ外交の開けざる, 未だ外交権を之, 未だ外交權を之, 未だ多かつた, 未だ多分に粗雑, 未だ多大の不満, 未だ多少の發動藥液, 未だ夢みざる時との, 未だ夢中で居ります, 未だ夢心地で, 未だ大きうなりますん, 未だ大丈夫らしいが, 未だ大人になつ, 未だ大佐だが, 未だ大分残る, 未だ大分君の方, 未だ大分金がある, 未だ大分間がある, 未だ大勢の学生, 未だ大変なこと, 未だ大学へ入らない, 未だ大戦の起らぬ, 未だ大殿籠りいますらん鶯来, 未だ大阪訛の抜け切らぬ, 未だ天を逐, 未だ天壽を全う, 未だ天寿を全う, 未だ天皇をその, 未だ太宰府に行かなかった, 未だ太郎が三才, 未だ夫の嘘, 未だ夫人ではなく, 未だ失はぬ人々の, 未だ失望の箇条, 未だ奥がある, 未だ奥住女史のステージ, 未だ奥様は御, 未だ女性を罵つ, 未だ女達の笑声, 未だ奴隷になる, 未だ好う御座んす, 未だ好きだか, 未だ如何なることか, 未だ如此くにして, 未だ妄執が霽, 未だ妖艶わが魂, 未だ妖魅を受けざる, 未だ妹は引込ん, 未だ始つてゐなかつた, 未だ始まっていなかったろう, 未だ娘のよう, 未だ婚礼の時, 未だ嫁がざる処女をば, 未だ嫂はピンピン, 未だ嫉妬という言葉, 未だ嫌疑者に止まっ, 未だ子供朴訥な父親, 未だ孔子より盛ん, 未だ孔明の遺風, 未だ字音の考へられ, 未だ存へて居, 未だ存す腰間父祖の, 未だ存命して, 未だ存命中であつ, 未だ孝の道, 未だ学ばずと, 未だ学制の中学科, 未だ学問的の価値, 未だ学界に紹介, 未だ学術上の調査, 未だ孫娘の行く, 未だ學校の中, 未だ學界に發表, 未だ宇之さんは帰らない, 未だ安まら, 未だ安心して, 未だ宋本を見る, 未だ宋板本を見ざる, 未だ完成されて, 未だ完結せざるうち, 未だ宗教に情熱, 未だ官吏生活をし, 未だ官国奉幣の例, 未だ官服のま, 未だ定まらないとのこと, 未だ定まらぬ中に, 未だ定まらねば先生, 未だ定まり兼ねる足を, 未だ定まれる形を, 未だ定着したる理想, 未だ定説が無い, 未だ宜しいが曲者, 未だ宝座の上, 未だ実家へ帰る, 未だ実物を見た, 未だ実質的で写生, 未だ実験を経, 未だ実験中の新, 未だ客の前, 未だ宮さんの意見, 未だ家のちつとも, 未だ容し難く, 未だ宿屋の番頭, 未だ寂寥な眠から, 未だ寂心が手, 未だ密接だとは, 未だ密通いたとも, 未だ寒かった, 未だ寒きこの寥々, 未だ寒くつて海へは, 未だ寒気も強く, 未だ寝ずかいのう, 未だ寝たれど, 未だ寝ないで自分, 未だ寝ねずあるなり, 未だ寝足りないやう美しい, 未だ寡聞にし, 未だ實らざるに先立つ, 未だ實物に就い, 未だ寸志の御, 未だ封建を脱皮, 未だ射を授ける, 未だ射倒すことを, 未だ射手座の星, 未だ尋常に越, 未だ對象に對, 未だ小さな青い花, 未だ小僧っ子じゃない, 未だ小太郎のところ, 未だ小字を命ずる, 未だ小学校へも通つて, 未だ小川は唄, 未だ小林貞の居場所, 未だ小生の所有, 未だ小舎はなく, 未だ小規模の美術館, 未だ小身であった時, 未だ少いが分つ, 未だ少くとも二三ヶ月, 未だ少しく離れて, 未だ少壮い時, 未だ少時惡體を吻, 未だ尠からぬ, 未だ就かざる政友会は, 未だ就職運動どころじゃない, 未だ尽ず, 未だ尽きざるゆゑ此に, 未だ尽きず六十二万石の, 未だ尾を曳い, 未だ居を卜, 未だ居らっしゃいましたか, 未だ居りましたらよくお, 未だ居る医者と, 未だ居るであらう譬ひ殺される, 未だ居屋敷も定まらず, 未だ屆いて, 未だ届いていん, 未だ屋外は明るかっ, 未だ屋根に掴まっ, 未だ屋舎あらず人民ただ山, 未だ山上では春, 未だ山北に在, 未だ山口県にはいなかつた, 未だ山奥から雪代水, 未だ山陽に重き, 未だ崩ぜざるの時, 未だ嵯峨天皇の御製等, 未だ川べりの桃林, 未だ川風が薄ら寒い, 未だ工ならざること, 未だ工場で試験中, 未だ左したる困厄, 未だ左右のいづれ, 未だ左様だとも, 未だ巧ならず力, 未だ巨人島にわたらぬ, 未だ差し入れがない, 未だ己の知らない, 未だ市に上らなかつた, 未だ市場に出さない, 未だ市長の女, 未だ帆もあげ, 未だ帝と稱, 未だ帰らうともしない, 未だ帰らざるの人, 未だ帰らざるべし若しここ, 未だ帰らざれば今日, 未だ帰らなかつたのか, 未だ帰られず何か, 未だ帰りやせんが寄り道, 未だ帰る気配が, 未だ帰るべき時期でも, 未だ帰宅せず下女, 未だ帰納法で云う, 未だ帶方郡に太守, 未だ幕を取りつけ, 未だ幣の例, 未だ平常よりは人, 未だ平民社の二階, 未だ平生よりは多い, 未だ平野に立たざりき, 未だ年齢も若い, 未だ幸いでしたよ, 未だ幼なくて, 未だ幽かであろうとも, 未だ幾何も経っ, 未だ幾日ごろごろして, 未だ庄公は深雪, 未だ床の中, 未だ府下の新聞, 未だ座には着く, 未だ廊下の片隅, 未だ廟見の, 未だ廻診から, 未だ廿五歳の青年, 未だ廿六七なる怜悧, 未だ廿歳前らしき金鈕, 未だ弁護士の登録, 未だ弘く行, 未だ弟の細君, 未だ強かった, 未だ強からざるも, 未だ強力な或, 未だ当の定らない, 未だ当分広くなるまい, 未だ当分お金は貰, 未だ当地の様子, 未だ彖象文言を見ざる, 未だ彫刻が解っ, 未だ影響を与える, 未だ彷徨して, 未だ彼処には一度, 未だ彼方を知らない, 未だ彼自らの手, 未だ彼處にてかの, 未だ往かざるかと貫一, 未だ往生出来ずと, 未だ後の人たち, 未だ後七哩ちかくまでも, 未だ後家の積り, 未だ得ざれど得る, 未だ得ぬにもあらで, 未だ得られもせず, 未だ得心行って, 未だ御存知ないの, 未だ御座いますかと云っ, 未だ御意を得ず候え, 未だ御覧なさらないん, 未だ微々たるものである, 未だ微かな芽, 未だ微小でこの, 未だ心が鎭ら, 未だ心中の穢, 未だ心付かねどせつ, 未だ心配する者, 未だ必しも傑, 未だ忘られずに, 未だ忘れかねてやはり, 未だ忘れられずにある, 未だ快然しない, 未だ快からぬにや, 未だ念頭を去らず, 未だ怒は解けず, 未だ怒って御, 未だ怒つて御, 未だ怒号を止めない, 未だ思い付かないこの夏休, 未だ思うように, 未だ思はしくないね, 未だ思ひによりて, 未だ思わざるの論, 未だ思わなんだ, 未だ思想上文藝上何の問題, 未だ思慮も分別, 未だ思案が定まらぬ, 未だ思考中だ, 未だ怠りて参り見ず, 未だ急には立ち, 未だ急ぐ事で, 未だ恋したとは, 未だ恐れている, 未だ恨み癒えず復讐の, 未だ息づいている, 未だ息女に與, 未だ悉く東京市中から, 未だ悟らず悟りな, 未だ悟らぬか, 未だ悪魔を退治, 未だ惡變せざるに, 未だ惨劇は起らなかった, 未だ愈ゆるに, 未だ意外に低, 未だ意気を以て人, 未だ意氣を以て人, 未だ意識に入, 未だ愚かしい著作を, 未だ愚図愚図思ひ悩み誇張, 未だ愛宕下の方, 未だ慊たらず御, 未だ慊堂の此会, 未だ慊堂日暦の丙申, 未だ慣れざる畑仕事を, 未だ慣れない様子誰か, 未だ慰められてはをらん, 未だ憂目を, 未だ憤つたことは, 未だ懐中には煙管筒, 未だ懲りないの, 未だ成らざりし先高天原に, 未だ成らずたとひ, 未だ成り終らざるものに, 未だ成れるを聞かざる, 未だ成就致切不申, 未だ成立たずにゐる, 未だ成長せぬ間, 未だ我が物と, 未だ我兩人に如く, 未だ我国に翻訳, 未だ我国民により, 未だ我慢出来るとして, 未だ我瞳よりも小さく, 未だ戦おうという意気, 未だ戦地に出でたる, 未だ戦場の実地, 未だ戦慄の身, 未だ戦死しないぞ, 未だ戰場の, 未だ戻っていなかった, 未だ所々に雪, 未だ所天などを定められる, 未だ所謂官服で神楽坂署内, 未だ手当を出ししぶる, 未だ手術のない, 未だ手馴れぬためあの, 未だ批判力もなく, 未だ技の疇昔, 未だ抜かすかこいつ奴, 未だ抜け歯の, 未だ抜け切らず咽喉も, 未だ押寄せて来ない, 未だ招かれた事は, 未だ拝見しないもの, 未だ持久戦争から決戦戦争, 未だ指揮単位は大隊, 未だ挙げざるもの一が, 未だ挨拶もしない, 未だ振子の音, 未だ探知し得なかった古人, 未だ探究の端緒, 未だ推付けやうが悪い, 未だ描きはじめも, 未だ揺籃の時代, 未だ搖籃期にある, 未だ搾り切れずに幾分, 未だ擧りて, 未だ支那の政治家, 未だ支那人と云う, 未だ支配的な階級, 未だ放ちも遣らず, 未だ政党内閣に可, 未だ政友会の進行, 未だ政友會の進行, 未だ政黨内閣に可, 未だ故郷の父母, 未だ救はれないと, 未だ教の何たる, 未だ敢えて一たびも, 未だ散らず空には, 未だ散りそうにも, 未だ数しれぬ試練, 未だ数十が挙げられる, 未だ数学の発達, 未だ数年間を要する, 未だ数月ならずして, 未だ数箇月を経た, 未だ整わざるものは, 未だ整理せられざる切抜, 未だ數に關, 未だ數分ならざるに, 未だ數彈ならざるに, 未だ文を発表, 未だ文化の開けない, 未だ文句が有る, 未だ文字を以てこれ, 未だ文学を解せざる, 未だ文明の域, 未だ文科の学生, 未だ文科大学生であ, 未だ文章に就い, 未だ文章家として立とう, 未だ文筆の人, 未だ斧鉞の入らざる, 未だ断つに及ばずし, 未だ断定し難し, 未だ斯様な悪い, 未だ新たな確信, 未だ新教を唱, 未だ新築に遑, 未だ方々の凧, 未だ方法の何物, 未だ日の出を見ずし, 未だ日本に対する敵性, 未だ日本民族は國家, 未だ日本語を忘れ, 未だ日清戦役前の半農半漁, 未だ日清戰爭中海城邊の戰爭, 未だ日限被仰出, 未だ旦那様は朝御飯, 未だ旧家の余勢, 未だ旧藩の出張所員, 未だ早過ぎます, 未だ早計であるかも, 未だ早鐘のやう, 未だ昂奮の余勢, 未だ昇らず部屋の, 未だ明々白々の差引, 未だ明かならざりしためその, 未だ明かならざれど或, 未だ明けないのです, 未だ明け切らない中に, 未だ明け方には近づかう, 未だ明方までは十分の時間, 未だ明治時代のアセチレン, 未だ明確に反映, 未だ昔日の上士, 未だ春寒なので, 未だ春秋は製作, 未だ昨夜からの薄ぎたない, 未だ昼には間, 未だ時期が早い, 未だ時機熟せずとして, 未だ時鳥の啼く, 未だ晉書を見ざりし, 未だ晩秋で街, 未だ晴れてゐない, 未だ暁の露, 未だ暑いから股引, 未だ暖かかつた, 未だ暗に活躍しつ, 未だ暗黒で幾分, 未だ暮れるには間, 未だ暮れ切らないで通行人, 未だ書かない作品中の, 未だ書くべき材料を, 未だ書斎は整理, 未だ書生上りの無, 未だ曾つてあるまい, 未だ曾つて人工呼吸法といふもの, 未だ曾つて嘘をついた, 未だ曾根は知る, 未だ最盛期に到来, 未だ月夜の梅, 未だ有つたね無い, 未だ有らずとの故, 未だ有らずして一箇, 未だ有為な者, 未だ服さざりし毒の, 未だ朝廷の尊き, 未だ朝日島を出, 未だ朝露に濡れ, 未だ朝飯を食つて, 未だ朝鮮を我屬國, 未だ木の香, 未だ木曾街道に汽車, 未だ未発達の, 未だ未成品であつ, 未だ未来の所天, 未だ未熟だし, 未だ未知数なの, 未だ未踏の地, 未だ本件の眞意義, 未だ本元の巴里, 未だ本懐は遂げません, 未だ本望をとげ, 未だ本統の急所, 未だ本質を衝い, 未だ本邦に例, 未だ本題に入らなかつた, 未だ朱房の十手, 未だ村は見, 未だ村内では斯, 未だ村里には灯, 未だ来ないの, 未だ来ませんか, 未だ来らざればなり, 未だ来らぬを待ち, 未だ来り嫁せざる, 未だ東西の學者, 未だ枕にも就かざるなり, 未だ林田も木沢医師, 未だ果さずとあるを, 未だ果してゐない, 未だ果たさぬうちに, 未だ果てなかつたに島, 未だ枝を交す, 未だ枯れもやらず, 未だ枯れぬ秋の, 未だ柏門に入らざる, 未だ染めずも, 未だ校長先生には御, 未だ根岸の姪, 未だ根本的解釈を得る, 未だ根雪を見る, 未だ桃花の觀, 未だ梅雨には入りません, 未だ梢に残っ, 未だ森彦には一度, 未だ椅子にも掛けなかつた, 未だ植民地的な気風, 未だ業ならざる者, 未だ極らないが, 未だ極道な青年, 未だ榛軒に嫁, 未だ構成されたもの, 未だ様々な思念, 未だ横浜埋立事件の如く驚く, 未だ横濱埋立事件の如く驚く, 未だ櫛らず欄, 未だ櫻を談ずべからず, 未だ欧洲人に知人, 未だ欧羅巴では, 未だ歌留多に勝つた, 未だ歐米の學界, 未だ歐羅巴的の社會生活, 未だ止まない事が, 未だ止まるか止まらない, 未だ止めそうも, 未だ正ならざるは, 未だ正しからずと, 未だ正体を誰, 未だ正式に辯護屆, 未だ正直なる時代, 未だ此人の身上, 未だ此力に觸, 未だ此大佐とは甞, 未だ此府下に隠れ, 未だ此目的の半, 未だ此種のもの, 未だ此等のもの, 未だ此範囲に於, 未だ此點にまで達した, 未だ歩行くか, 未だ歩いてゐた, 未だ歩けますよ, 未だ歯の根, 未だ歯痛みで死んだ, 未だ歸つて來ないと, 未だ歸らないの, 未だ歸着するところ, 未だ死せざりしものを, 未だ死なず彼食ひ, 未だ死なぬ其れ, 未だ死ぬといふ, 未だ死ねさうも無い, 未だ殆んど, 未だ残の雪, 未だ残されていた, 未だ残された問題な, 未だ残して持っ, 未だ残暑も失せず, 未だ殘つて居ること, 未だ殺していませぬ, 未だ殿様株で立派, 未だ毎日のやう, 未だ毎晩のやう, 未だ比較的食物は, 未だ毛糸のこと, 未だ気が着かず, 未だ気に入らないで, 未だ水はつかなかつた, 未だ水色の霧, 未だ永いのだ, 未だ汚されず小児にと, 未だ汚されぬしかも愈々, 未だ汝等の國, 未だ江州に到らず, 未だ決するに至らざる, 未だ決然たる對立, 未だ決議には至らぬ, 未だ汽車で動, 未だ沒却理想を信じ, 未だ沢田と別れ兼ね, 未だ河東の地, 未だ油断はなかっ, 未だ法を会得, 未だ法力の薄, 未だ波の間, 未だ泣かないと聞えた, 未だ泣く癖が, 未だ泥棒には慣れない, 未だ泯びず燈前月下五百年歓喜の寃家, 未だ洋服の儘, 未だ洗わずにある, 未だ洪水と云, 未だ活版と云, 未だ洽ねからざる, 未だ浅く古くは, 未だ浅田方の警戒, 未だ浜などに降りる, 未だ浦賀街道から三崎, 未だ浪人して, 未だ海峡を渡つて, 未だ海底戰鬪艇の生命, 未だ消残った雪, 未だ消えきらなかったのに月, 未だ消えざるが故に, 未だ消えずにゐる, 未だ消えぬかし, 未だ消え切らないで木々, 未だ消しては可, 未だ消費されない部分, 未だ涙の顔面, 未だ涸れざる榎本は, 未だ涼み居るを瞥視, 未だ淋疾に罹っ, 未だ淨火の山, 未だ深秘の, 未だ深々たる夜半, 未だ深き執着に, 未だ深夜と云う, 未だ深雪の顔, 未だ淺いけれど, 未だ清国より帰朝, 未だ清國より歸朝, 未だ清明にならぬ, 未だ清閑さへ得ない, 未だ減らないし小便, 未だ温い手首を, 未だ温情を, 未だ渾沌たる創造前, 未だ渾然とした, 未だ湖水は睡っ, 未だ湯アガリの斡旋, 未だ満面に笑, 未だ溶けそうも, 未だ滅えざる記念, 未だ滅せざるが微か, 未だ滅びず中国に, 未だ滑稽を脱せぬ, 未だ滝野は身動ぎ, 未だ滞在して, 未だ滞留いたし居候得共, 未だ漫遊の機, 未だ潜り入る事が, 未だ澄むことなく, 未だ濟まない, 未だ瀬川君は学校, 未だ火に懸けず, 未だ火星天にて見ざりし, 未だ火焔に觸, 未だ火葬の無, 未だ灯火を見ない, 未だ為むやうあり, 未だ無事だな, 未だ無名の文士, 未だ無地で何, 未だ無理な腕力, 未だ無邪気な妹, 未だ然るべき配偶者を, 未だ煙に蔽, 未だ煙草をのんだ, 未だ煤びずに白く鑿, 未だ照ちやんに悉く, 未だ熟さないのを, 未だ熟して居らぬ, 未だ熱病の際, 未だ燃えて居なかった, 未だ燃えさかり空一面に, 未だ燃えてる火を, 未だ燃えるだけ燃えた, 未だ燈点さぬ微, 未だ燒き盡, 未だ爪に残っ, 未だ爲す無き能, 未だ父上の道中着物, 未だ片言交りに, 未だ牛乳屋の車さ, 未だ牛車を止め, 未だ牡丹の花弁, 未だ牢に馴れない, 未だ物言はざりし, 未だ特別会員にはなっ, 未だ特攻機の出現, 未だ牽牛では無かっ, 未だ狂女の音容, 未だ独り前の母, 未だ独り者らしいな, 未だ独自な性格, 未だ獲得せなん, 未だ王が何事, 未だ王化に染まず, 未だ王沢に霑はず, 未だ珍しい時代であった, 未だ珍しかった火葬, 未だ現れておらぬ, 未だ現れないのであります, 未だ現われずしてまず, 未だ現世との連絡, 未だ現在必要になっ, 未だ現実に接し, 未だ現実的にはない, 未だ理智の悟性, 未だ理由があります, 未だ甚だしく體力の, 未だ甞つて見ぬ騷方, 未だ生々しいところが往々, 未だ生々しく久保田君の, 未だ生まれて万年筆, 未だ生れず未だ叫ばず, 未だ生命の神秘, 未だ生延びておる, 未だ生意気なこと, 未だ生物のいか, 未だ生産物に具体化, 未だ産れ立, 未だ産後十七日位の身体, 未だ産毛のある, 未だ田畑を売り, 未だ申上げたい事, 未だ申してくれました, 未だ申し上げませんもの, 未だ男子の奔逸, 未だ画作にも取掛らない, 未だ畚渡しの全廃, 未だ異聞怪談であつ, 未だ畳も敷かぬ, 未だ當分來さうにない, 未だ疑を決せざる, 未だ疲れてゐた, 未だ疲れざるさきに, 未だ疲れやしませんから暫く, 未だ病を知らず, 未だ病まざる人に, 未だ病人あつかいに, 未だ病体で到底, 未だ病院内の一切, 未だ症状が充分消失, 未だ痊えずされど, 未だ痛む身体を, 未だ癒らなくて, 未だ発せられない前の, 未だ発展するに, 未だ発現しないで, 未だ発育しない小さい, 未だ発表せられぬに, 未だ発言しないとは, 未だ発車までは二十分, 未だ発音法に慣れない, 未だ登場して, 未だ發見されない, 未だ白人の雄心死, 未だ白無垢は脱がなかった, 未だ百合子が云, 未だ皆の起きない, 未だ盛りあげられないためであります, 未だ盛んに民謡, 未だ盲戸は仲, 未だ直接言葉もかけた, 未だ相当に書ける, 未だ相応にこれ, 未だ相識の間, 未だ相識らざりしなり, 未だ県立師範学校がない, 未だ眞想がわからなかつた, 未だ眞理の論理, 未だ眞赤になつて, 未だ真似られなかつたのである, 未だ真夏と云っ, 未だ真暗だ, 未だ真正なる民意, 未だ真珠の腕輪, 未だ真面目であった, 未だ眠みやらぬか, 未だ眠いの, 未だ眠から醒めて, 未だ眠らでぞある, 未だ眠らぬか, 未だ眠りきってしまわず, 未だ眠るのは, 未だ眼耳抔の具, 未だ着けぬもの, 未だ着ないうちから, 未だ着られないことは, 未だ着手に及ばなかった, 未だ着物は木綿縞, 未だ睡っちゃいなかった, 未だ瞑せずして死骸, 未だ瞭りと, 未だ矢ツ張り心当りが無い, 未だ矢張人間だよ, 未だ知っていない, 未だ知ってるンだ, 未だ知られざりし社會主義者又は, 未だ知られず今人なお, 未だ知られない奈落の, 未だ知りませんから誰, 未だ知り得ざるものを, 未だ知る舞いが用心, 未だ知れないと番頭ら, 未だ知れませんが全く, 未だ石の戸, 未だ石地蔵ほどの人間味, 未だ石油ランプを使っ, 未だ石鏃はなく, 未だ破壊に至らず, 未だ硬直がなく, 未だ碌に御府内, 未だ碌々として居る, 未だ確りして, 未だ確保されて, 未だ確固たる飼犬と, 未だ確実と云い, 未だ確言するを, 未だ磯吉は怠惰者, 未だ示されてゐない, 未だ社会に一勢力, 未だ社会党を婿, 未だ社会的に無力, 未だ神の, 未だ神戸に居る, 未だ祭司長の云わざる, 未だ福岡市でこの, 未だ禽獣と区別, 未だ私等の方, 未だ秋口の日中, 未だ科学的に確実, 未だ移らざるを, 未だ稚気を免, 未だ種々畳って, 未だ稿を完, 未だ稿半ばにも至つて, 未だ積るまい, 未だ積極に及ばずし, 未だ穴の口, 未だ究め得ぬ所をまで, 未だ究理の不行届, 未だ空家が残っ, 未だ空席あるところ, 未だ空惚けおるか, 未だ穿いていなかった, 未だ穿き慣れない踵の, 未だ立たざる以前の, 未だ立ちあがることも, 未だ立って居り, 未だ立言の功, 未だ竣功の期, 未だ競争時代にある, 未だ竹簡に載せられ, 未だ笑ってやがる, 未だ笑つてゐるのに, 未だ筑紫でも栽培, 未だ答案は全部, 未だ篇を累, 未だ篠田さんをお, 未だ篠谷に譲り渡した, 未だ米国人オスボーンの妻, 未だ米国国会図書館の組織, 未だ米国婦人の獲得, 未だ粘りが有ります, 未だ精神の愉快, 未だ糊が生々しい, 未だ紅を放たず, 未だ紋服を脱ぐ, 未だ純粹の, 未だ紛争が絶えぬ, 未だ紛爭が絶えぬ, 未だ素人としか見られない, 未だ細検せぬ, 未だ紹介されて, 未だ終っていない, 未だ終らない中に, 未だ組んだり離れ, 未だ組織づけられて, 未だ経済の立たん, 未だ結婚前の写真, 未だ結構一夏位着れる, 未だ給金を極めなかった, 未だ絶えてゐなかつた, 未だ絶えざるに厄, 未だ絶え果てぬを見, 未だ絶望とも思われぬ, 未だ經ざる大, 未だ經驗せざる處, 未だ続きさう, 未だ続くであらう彼女等, 未だ続けて居つたでせう, 未だ緒についた, 未だ締らぬ仔獅子首, 未だ締切り日までには二三日間, 未だ縛につかない, 未だ繁盛して, 未だ繩目もゆるされいで, 未だ纒りの, 未だ罵倒すべき巨幹, 未だ羅馬國教たらざる時, 未だ美を判ずる, 未だ美人を得ざる, 未だ義人の裔, 未だ翁の近年, 未だ習ひたて, 未だ老いたりという年, 未だ老いず焉んぞ駑馬視, 未だ老中にならなかつた, 未だ考ふるに, 未だ考えられない間が, 未だ考える可き, 未だ考へずと雖, 未だ考へてないもの例之ば, 未だ考へぬ所である, 未だ考へる餘裕も, 未だ考定の材料, 未だ耐える力を, 未だ耕さざる水田一面水草を, 未だ耕作されて, 未だ聖徒と伍, 未だ聞いたことが, 未だ聞えぬに斥候, 未だ聞かずという最初, 未だ聞かぬ時々言葉, 未だ聞かれずや大臣殿, 未だ聞き給はずや, 未だ聞きしことなかりき, 未だ聞きたいのか, 未だ聞き得ず知るを得ず, 未だ聞せて遣る, 未だ聞知せざる牧, 未だ聽かざりし時, 未だ聾せず, 未だ肩に荷, 未だ肩揚のとれない, 未だ肯て散ぜず, 未だ胃のぬく, 未だ背けたる面を, 未だ胸中の工夫, 未だ脇目には壜型, 未だ脇腹を押え, 未だ脈搏は少し, 未だ脚を踏む, 未だ脱しきれない事態であろう, 未だ脳裏の猛々しい, 未だ腰を揚げ得ない, 未だ臆病さうな顔つき, 未だ臥せらぬのか, 未だ自ら十分に體得, 未だ自分どもの力, 未だ自害はせぬ, 未だ自我はない, 未だ自然主義の懐疑時代, 未だ自然的素質を征服, 未だ自由詩などというもの, 未だ自覚せず, 未だ至らず彦根の, 未だ至らないと云, 未だ至らなかったところへ, 未だ致死の病, 未だ臼挽も濟, 未だ興行界を引退, 未だ舊波斯民族の信頼, 未だ舗装してない道路, 未だ舞台の広大, 未だ舞踏の芸術, 未だ船影なきまでには, 未だ船渠を出ぬ, 未だ艇に乘, 未だ良い記事を, 未だ良師を得ません, 未だ色彩を有, 未だ色気が有る, 未だ芥川氏にも尋ね, 未だ花を見ざる, 未だ花々しく戯曲, 未だ花天月地を見なかつた, 未だ花束をと, 未だ芽ぶいていない, 未だ芽吹かないと謂っ, 未だ若うございました, 未だ若く男の, 未だ若しとする, 未だ若干の遺物, 未だ若殿は立上りそう, 未だ若葉青葉の新緑, 未だ若輩の積り, 未だ苦しまなくてはならない, 未だ苦労の多, 未だ苦吟の傷痕, 未だ英国に日本人, 未だ茶屋酒の味, 未だ茶碗や箸, 未だ草分け時代の空気, 未だ草創のま, 未だ草土社ではありません, 未だ草鞋ばき, 未だ荒壁が塗りかけ, 未だ荷造りのま, 未だ莨入を忘れ, 未だ菓子を味, 未だ華盛頓府に達する, 未だ萌え出るに及ばずし, 未だ萎れて居ぬ, 未だ萬卷に達せず, 未だ落ちざりければギリシア軍オデュセウス, 未だ落ちつくところに, 未だ落胆するには, 未だ落魄れて町, 未だ葎の結ぼれた, 未だ葬われないという次第, 未だ蒼空が見えた, 未だ蕾の堅い, 未だ薄うござります, 未だ薄暗い内に, 未だ藤の花, 未だ藤龍軒を師, 未だ藪蕎麦の灯火, 未だ虎に食われ, 未だ虎嘯せざりしとき, 未だ處女らしいところ, 未だ蚯蚓酒を飲んだ, 未だ血も乾かぬ, 未だ血の気の生々, 未だ血肉とならざりし, 未だ衆軍の擧ぐる鯨波, 未だ行き渡り居らさるとに, 未だ行なわれようとはしなかった, 未だ行われる証拠に, 未だ行在の陷落, 未だ行方が判然, 未だ衣笠山の花, 未だ表現を知らぬ, 未だ衰殘減少に傾かざる, 未だ西下するを, 未だ西欧の評壇, 未だ西歐の評壇, 未だ西洋文明の精神, 未だ見えずとして謙り, 未だ見ざりしその, 未だ見たること無き, 未だ見つからないんだって, 未だ見るを得ざる, 未だ見出すことが, 未だ見及ばず聞及ばぬが孔子, 未だ見及ばず聞及ばぬでござるがと談話, 未だ見当のつかない, 未だ見識らぬ人, 未だ見込みがある, 未だ視的證據では, 未だ視るを許されぬ, 未だ覚えている, 未だ覚え知らず五月雨の, 未だ覚めていたらしい, 未だ覚めざるものを, 未だ覚めやらぬ夢の, 未だ覚めんのだ, 未だ覚醒せず体温三十五度五分, 未だ親子で乞食, 未だ親父が生き, 未だ観察しないもの, 未だ覺めない, 未だ解からねえ, 未だ解けぬ蘆の, 未だ解らないのエ, 未だ解放されなかった, 未だ解釋せられざりし者, 未だ触れたことも, 未だ言い了らぬ, 未だ言い渡さぬけれど秀子, 未だ言出でざる時, 未だ言語を善く, 未だ計量する能, 未だ訊問に耐えられ, 未だ討てぬか, 未だ討てんか, 未だ記憶せらるる処, 未だ記録の上, 未だ許さず生きんが為め, 未だ許可とってないから, 未だ訳語の極まらぬ, 未だ証拠が立, 未だ証據だて, 未だ試みざるものなる, 未だ試験慣れのせぬ中, 未だ詩人の帰つて, 未だ話は発端, 未だ話さなかったかと思う, 未だ話し込んでいた, 未だ詳明するを, 未だ認めずや, 未だ誘惑されて, 未だ語て詳, 未だ語らざるにはやくも我心, 未だ語り厭かぬ間に, 未だ語り得ない事実を, 未だ語気が求心的, 未だ誠に至らずなど, 未だ説かざりしが明治以前, 未だ説き及ぼさざる言語道断の, 未だ読みもせぬ, 未だ読書を制め, 未だ誰一人として見た, 未だ誰人もこの, 未だ調べが届い, 未だ調子が本当, 未だ調査せざるも, 未だ調理されざる肉, 未だ論理学には熟, 未だ謂ふ所, 未だ謙遜のこ, 未だ講ぜしことあらず, 未だ警察に知れ, 未だ議會の過半數, 未だ議論は結了, 未だ讀まざるものなり, 未だ讀まない方の, 未だ變すること能はず, 未だ豫備行爲に入, 未だ負うている, 未だ負けを承服, 未だ負けんぞナニ感心, 未だ貧乏もせざることならん, 未だ貫通せざる死刑銃弾, 未だ責任が軽う, 未だ貰へない, 未だ貴嬢の, 未だ貴きアルリーゴを, 未だ買い得ないで其行末, 未だ賑かで三味線, 未だ賤業に陥らぬ, 未だ質入れは致しません, 未だ贄を執らざる, 未だ贅沢をいう, 未だ赤ん坊臭い泣き聲, 未だ起きざる前に, 未だ起きないねこの, 未だ起き出て来ない, 未だ起たざるに出, 未だ起たずと思つて英本土, 未だ起っていない, 未だ起らざる以前既に, 未だ越中の領分, 未だ足らざるところ多き, 未だ足らじや, 未だ足らずして私徳, 未だ足らず進んでさらに, 未だ足らぬから次に, 未だ足りません約束は, 未だ足留めをし, 未だ踏まない深山幽谷の, 未だ踏んでみた, 未だ蹇にならぬ, 未だ身の落ち着き, 未だ軍人に匹敵, 未だ軽々に之, 未だ軽々しく感慨する, 未だ辛棒も出来る, 未だ迎へ戰, 未だ近代啓蒙時代にあった, 未だ返さぬか一体, 未だ返納も不, 未だ述ぶるあたは, 未だ迷宮に入らざる, 未だ退院の出来ない, 未だ逃げもせず, 未だ逃げ歩く積りです, 未だ途中だ, 未だ逗留して, 未だ這入れないけれど散歩, 未だ通知も届かぬ, 未だ通読しきれぬの, 未だ逢はない, 未だ逮捕されません, 未だ逼ひ歩き, 未だ遂げずと云, 未だ遅しとなさざる, 未だ運は向かなかったらしい, 未だ過ぎ去らざるか抑, 未だ過去のこと, 未だ遏まねど, 未だ道幅狭くなだれ登り, 未だ道楽も止まぬ, 未だ道路が開けない, 未だ達せなかつたと見える, 未だ達らずと, 未だ達人の藝, 未だ遠ざからずしてまず, 未だ適として依る, 未だ適当な邦語, 未だ適當なる史料, 未だ選手が繰込まぬ, 未だ避難し得ない牛, 未だ邂逅せず, 未だ郡吏だとか, 未だ部分的欠陥はある, 未だ部屋住にて平太郎, 未だ部屋住同様の上, 未だ部落を成す, 未だ郷にかへりたる, 未だ都大路には正月気分, 未だ鄙陋を免れざる, 未だ酒盛りにとりかかつた, 未だ酔つてゐた, 未だ酔ひを醒し, 未だ酔漢の運動状態, 未だ醇ならざるを, 未だ醒めざるの証拠, 未だ醒めざれども更に, 未だ醒めず書読む, 未だ醒めずして陰, 未だ醒めず動くものと, 未だ醒めぬのかも, 未だ醫者も來, 未だ釈然たらざる織田信雄, 未だ里人に同化, 未だ重武に対して, 未だ重要なること, 未だ金属の刃物, 未だ釣るされた儘で, 未だ釧路に出でざる, 未だ鈴手綱の端, 未だ鉄道馬車が走, 未だ銭に成る, 未だ銹を生ぜざる, 未だ鍬鋤を棄て得ない, 未だ鍵をかけない, 未だ鎮火りも, 未だ鏡に向, 未だ鐘つき堂の石垣, 未だ鑛業を停止, 未だ長い旅を, 未だ長吉と面, 未だ長女のお, 未だ閉ぢざる間にひとり, 未だ閉鎖に及ばず, 未だ開いたなりに月, 未だ開かぬころであった, 未だ開かれざる天との, 未だ開けざる約束事か, 未だ開通して, 未だ間に合わぬので高利貸し, 未だ間暇に御, 未だ閾を越え, 未だ阿父さんの, 未だ阿部侯の原, 未だ降らずと, 未だ降りて行った, 未だ陣を布かざる, 未だ除れないから, 未だ除かざる驚怖, 未だ除かれざるものが, 未だ陳べ終らざるに我, 未だ陽日の赫燿たる, 未だ隅の席, 未だ階下ばかりしか入った, 未だ階段の中途, 未だ随筆が書けない, 未だ隔靴の憾, 未だ隠すか, 未だ隠れたままで, 未だ隠居をなさる, 未だ隻音をも發, 未だ雅ならざる, 未だ雅量にも堪へられず, 未だ集りませんか, 未だ雑誌の題, 未だ離れしことあらじ, 未だ難しとなさざるべき, 未だ雨がへし, 未だ雨雲が掛かっ, 未だ雫も留まらない, 未だ電灯や瓦斯, 未だ震える程の, 未だ霜が結んだ, 未だ霞亭東徙後の書, 未だ青き稲田を, 未だ青く殘つて居, 未だ青年らしい自惚れを, 未だ青春の名残り, 未だ静かなの, 未だ静まらない形で, 未だ非難攻撃という程, 未だ面相接して, 未だ面識が無かっ, 未だ鞍が固まらぬ, 未だ音律的なる活動, 未だ頑張って, 未だ頑張るんだ, 未だ頼み難し, 未だ顏を見ず, 未だ顔を見知っ, 未だ顕われずに, 未だ願を納受, 未だ類例を見ない, 未だ顧るに, 未だ風も荒まず, 未だ風巻の季節, 未だ風韻の神, 未だ飛び得ざる雛に, 未だ飛べない羽を, 未だ食慣れぬか, 未だ食べられたが困った, 未だ食わざるものを, 未だ飲んでゐた, 未だ飲干さなかった先生は, 未だ飽き足らぬ節あり, 未だ飽和点に達しなかった, 未だ飽足ず私, 未だ首のない, 未だ馬と成らざる, 未だ馬上にいる, 未だ馬場の籍, 未だ馬車は来ない, 未だ馴れぬ旅ご, 未だ馴染も薄い, 未だ駄目だね, 未だ骸骨の言, 未だ體内に殘つて, 未だ高くて篩, 未だ高度に達し, 未だ高等商船を出た, 未だ高等学校内の少年, 未だ高輪田長三の悪事, 未だ髪の毛などを垂げ, 未だ髷が有りました, 未だ鬢の間, 未だ鬨の声ばかりで, 未だ鬱憤を向けるべき, 未だ魂を持たなかった, 未だ魏軍の起たない, 未だ鳥目の勘定, 未だ麟太郎といっ, 未だ麟閣に上らず, 未だ麦藁の方, 未だ黒かったが, 未だ黒死館のどこ, 未だ黙つて居る, 未だ鼻を垂, 未だ龍騰せざるに