数字は,青空文庫全作品中での総利用回数です。総索引
腰~ ~腰かけ 腰かけ~ ~腹 腹~ 腹の中~ ~膝 膝~ ~膳 膳~
臆病~
臣~ ~自ら 自ら~ 自体~ ~自信 自信~ ~自分 自分~ ~自分たち ~自分自身
8 私は 7 んだ, んです 5 彼は 4 のか, 心は, 癖に, 私の 3 くせに, のだ, のね, のも, ものだ, 奴だ, 彼の, 方が, 男だった, 私が
2 [28件] ことは, のです, のとに, のは, のを, ものは, わけな, 人間が, 人間だ, 人間の, 低いそして, 卑怯な, 心が, 心の, 心を, 性質が, 性質を, 態度など, 気の, 犬が, 犬の, 狐の, 私には, 老人が, 自尊心と, 自尊心とでも, 自尊心を, 莫迦者の
1 [288件] あたしは, あっしでも, あまりに倦怠, いやな, うちの, お安, お方でございます, からであり, くらい内気, ぐらい用心深く, こと, ことで, ことばかり, ことを, せいだろう, そして翔べない, たぐいの, ために, ため死遅れ, という, ところが, ところな, ところの, ところ生活の, の, のさ, のだらう, のであらう, のであろう, のでそういう, ので森林, ので鉄砲, のとよく, のには, のに憤慨, のに馬鹿, のらくら息子, ばかりで, ばっかりにこんな, ひとって, ほうだ, ほどで, ほどの令, ほどはにかむ, ほど卑屈, ほど大人しい, ほど気, ほど細心, ぼんやりした, ものであろう, ものです, ものな, ものには, ものを, もんだ, ようすで, ようだ, ようだった, ようで, ような, ように, わけで, わしには, わたくしには, わたしは, んで死骸, ウジウジした, ガタガタ慶吉の, フェリックスが, 三吉は, 三谷を, 上に, 上眼を, 世間馴れない, 丹造は, 主翁, 二人を, 五位は, 亭主とは, 亭主も, 人々に, 人が, 人たちは, 人の, 人も, 人や, 人を, 人達だろう, 人間であった, 人間な, 人間なら, 人間に, 人間にも, 他の, 伸子が, 位で, 作家は, 俗衆は, 僕の, 僕等に, 先生の, 処へ, 医者が, 千代之, 卑屈な, 哨兵が, 商人だ, 国民である, 大人に, 大学生山名国太郎に, 大将の, 女だ, 女だろう, 女連は, 奴は, 奴も, 奴らです, 奴らは, 奴等だ, 好人物が, 妓です, 妥協と, 妥協卑劣な, 娘と, 娘な, 娘の, 子が, 子供が, 子供であった, 子供に, 子供の, 安全を, 安城郷太郎が, 小僧はやにはに, 小娘です, 小娘に, 小学生の, 小心な, 小胆と共に, 小鳥たちも, 小鳥の, 少女等を, 少年たる, 少年としては, 少年は, 己を, 常ちゃんが, 常ちゃんでした, 幽霊の, 影が, 彼が, 彼も, 彼女には, 御氣嫌買, 心から, 心に, 心もちが, 心持で, 心臓に, 怒りを, 性でございます, 性分だ, 性質だ, 性質で, 性質も, 怯やかされ, 悟浄よ, 悪魔的な, 愚かな, 感じが, 態度で, 手つきで, 持ち前は, 挨拶を, 振舞を, 探偵の, 方だ, 方ね, 早くも, 昆虫など, 有徳の, 本能からと, 村長が, 柳水宗匠が, 格好と, 桔梗様で, 欠点が, 武士が, 武家が, 気もちを, 気持と, 気持に, 気持は, 気質から, 氣懸である, 水鳥の, 消極的な, 無気力を, 父が, 物腰で, 状態から, 猪熊の, 獣物が, 獸物の, 田舎ものの, 男で, 男では, 男でも, 男と, 男に, 男の, 男の子らしく, 男は, 畫學生は, 白人の, 百姓の, 盛綱で, 眼が, 眼つきを, 眼で, 眼付で, 眼付に, 眼付を, 眼差しを, 眼色を, 眼附を, 神経を, 私に, 空想勝ちな, 窮屈な, 素人絵かきを, 素人繪かきを, 老人らしく, 者でしたら, 者らは, 者らも, 胸が, 脳髄の, 腦髓の, 自分では, 自分を, 自制, 自尊心, 至純な, 與茂吉に, 船長なんかは, 色を, 芋掘りだ, 花だけに, 芸術家らしい, 若い医者, 若い醫者, 若しくは現す, 苦労, 苦勞, 藤沢は, 街路を, 表情と, 要求に, 見物人は, 観念が, 言い方を, 誤解を, 調子で, 貞節な, 質な, 身分の, 身振りを, 連中が, 遅鈍さで, 道義心も, 都督, 里人は, 金切り声を, 金助には, 青年であっ, 静也は, 風邪を, 馬鹿先生は, 駕籠屋の, 驚きと, 驚愕で, 驢馬を, 魂, 鶴見は, 鷺の, 點が, 鼠の
20 なって 5 なつて 4 なった 3 して, する, なる, なるもの 2 させた, された女, そんなこと, なり何, なり過ぎて, なること, 最も内心
1 [62件] かげに, かじかんだ彼, かつ卑怯, させる, した, したの, したので, しても, しりごみし, すぎるもの, せよ, できた目鼻, なったの, なったん, なっちゃ, なつた, ならざるを, ならずに, なりましてね, なり大抵, なり完全, なり怯, なり恐々, なり猟師, なり粗野, なり落ちつき, なるっていう, なるトレイニング, またたきます, まるで義理, 一噛り, 一本の, 回避しよう, 大胆に, 寧ろ馬鹿馬鹿しい, 導き断行, 小膽, 後込みし, 慚愧心が, 成ったお, 成っては, 戸を, 打たれて, 折々見合っ, 根ざして, 歩いて, 死ぬこと, 生れついた雀, 相成って, 神経質で, 笑った, 笑って, 老人の, 肩の, 見え出したの, 見せかけて, 躊躇ひ, 近いほど, 逃げ廻わり, 逡巡を, 過ぎて, 飽くまで気
5 はない 2 あつた, あつて, いながら, くるくるし, それに非常, はなかっ, 保守的な, 内気な
1 [80件] あつた幕府, あつた私, いけません, いじけきって, きまりを, さえある, さへ, その上慾, どちらかと, なさすぎる為, なまけものだ, なまけものの, はあった, はありませんでした, はある, はないでしょう, はなかつた, はなから, はなかろう, はにかみやの, は無い, ひがみ根性が, びくびくし, みじめである, もない, ケチ臭, ズルく, チロチロした, ピアニストには, 人間にも, 仏の, 仕方が, 休んで, 体面に, 何一つ出来ない, 内気で, 利己的に, 卑屈らしい, 友人らに, 取越苦労な, 口と, 只の, 夜に, 夜道は, 好事な, 好人物な, 引窓が, 弱気で, 恥づかしいと, 慾が, 昭和二十年の, 柔和すぎる, 気が, 気の毒な, 決して不養生, 物怯ぢする, 物馴れない, 狡猾な, 猫が, 窮屈で, 糊の, 素早く動く, 耻ずかしい, 腺病質な, 艶麗な, 芝居に, 著作の, 血を, 誰も, 財布の, 近所が, 遁げただ, 遂に, 醜き事, 間が, 間に合わない内地, 障子を, 非力な, 非情な, 風が
4 な, ね 2 からそんな, からである, からなあ, からね
1 [43件] から, からいかん, からのう, からよ, から叶わねえ, から尻ッ尾, から岐阜提灯, から念, から恐怖, から本当, から決闘, から相手, が自宅, けれども図太く, し妹, そんなら, つただけに, つた日にや, つた馬琴は, ということ, というの, というわけ, といふ, とか何ん, とさえ思っ, とみえる, とも卑怯, と哂, と思い, と見え, と解, と言っ, なあ, なあいけません, なあおじさん, なあ坊ちやん, なア, ね久助さん, よ, よ少し, わがまま, ナ其, 弱虫だ
4 ために 2 そばに, ためかも, ためだった, 馬吉は
1 [37件] あまりに時, あまり怖い, お手柄, せいじゃ, せいだ, ためだらう, ためだろう, ためです, ためとか, においが, やうだ, ようです, ように, 人が, 伝七の, 刺客の, 夜鶯の, 学生も, 幻を, 式部はじめ供の, 心といふ, 念を, 方です, 本性を, 根を, 標識として, 正一は, 目を, 第一人, 結果幽霊を, 罪で, 考えが, 者が, 色頬に, 虫だけ, 連中は, 雷龍を
2 のため
1 [46件] うでも, からしょっちゅう, からでも言い換えれ, から来たらしい, がはかなく, がまた, が生まれた, が身, が雑居, だとは, であり若い, である, でこの, でひどく, で媚びる, で頭, と, とがいつ, とで果して, とともに異常, と七分三分, と胡魔化, なの, につけ込ん, になつ, によるもの, に反抗, に口, に囚, に打たれた, に打ち勝つ, に気付い, の確かめられる, は彼, もまったく, も充分, も口惜しかっ, も恥, をさらに, をもっ, を云, を以て女中, を含んだ, を知り, を責め, 男らしい率直さ
7 に吹かれた 3 にふかれ 2 か, にふかれた, に吹かれ, に襲, に誘われ, に誘われた
1 [26件] が吹い, が染みこんでしまつた, が立ち出した, が船長, というの, とは何事, と哄笑一番, なんてそんな, におそわれた, にか, にかかっ, にさそわれ, にとりつかれたら, に取, に拍車, に見まわれた, に誘はれ, の最も, は一ぺん, は急, は臆病風, ばかりで, や花軍, をさそい, を吹き飛ばした, を呉国
2 いうよりは, だ
1 [30件] いうか, いうより, いつて, そういった寂しい, なって, ならぬ, なる, 一種の, 不安が, 不決断, 云うよりも, 云う自覚, 云ひたい程の, 云ふ, 五十パーセントの, 兩方の, 博士の, 善良さと, 大胆との, 思えるほど, 戦って, 痴呆とを, 知りながら, 破廉恥とが, 自分でも, 見えて, 言おうか, 言ったの, 言つたつ, 過度の
2 な顔, に口
1 [27件] な流眄, な目, な眼, な眼つき, な艶, な青い, な顔色, な黒い, に, にうつ, にうろつき廻っ, にこの, にしりごみ, につけ加えた, にチラチラ, にヨタヨタ, に仲直り, に幾度, に撫で, に椅子, に片, に老人, に見える, に辺り, に震えはじめた, に顔, に首
3 笑って 2 でも叱する, 妾反対に
1 [22件] あざけったが, あざけり笑って, きらった, くさした, 別に恥ずかしい, 励ますため, 叱りつけた, 叱りながら, 呪ったこと, 嘲るよう, 恥じる気, 意味する, 治して, 現すの, 示したとき, 笑い退けて, 笑うであろう, 笑った, 笑つてゐる, 苦しんで, 証明する, 賣物
5 眼を
1 [22件] ところさへ, ところも, のを, また気, 一種の, 人間で, 佐太郎も, 勢の, 姿作り笑いさえ, 態度で, 様子を, 油汗が, 目が, 目で, 目付きを, 眼や, 眼付で, 眼付を, 眼附で, 眼附を, 色を, 顏には
2 モヂ, 二人を, 眼を
1 [20件] お辭儀, こう言う, さへ, その人, て肉體的, のろのろ這っ, チリッと, ピヨコリと, 兵野の, 口を, 四下を, 固唾を, 奥口を, 小膝を, 挨拶した, 揉手を, 母親の, 自分等の, 裾を, 顏を
2 か怠けもの, になる
1 [19件] があて, がこれ, だから, だと, ですから, と見え, なれば, にし, のよう, の可, の強がり, の流れ, の癖, の自分, の薬, は私たち, を崇める, 呼ばわりされる, 覚束なき
2 心は
1 [18件] が故, はさほど, ゆえ僕自身の, ゆえ怜悧なり, 主人の, 予の, 余も, 僕に, 外國人は, 大将である, 彼等の, 慈悲心ある, 我々は, 武士あり, 群衆である, 者は, 船長等の, 裁判官が
2 の侠名, の長屋, はヘタヘタ, は尺八 1 が討った, が討つた, じゃありません, という男, という綽名, といふ男, といふ綽名, の芸当, の藝當
2 人に 1 うつると, この頃, もっともっと大きく, もつともつと大きく, 今の, 前もって彼, 文明人のみの, 有名だった, 病気の, 虚偽の
1 [12件] がいよいよ, が邪魔, にある, に襲, は, は影, をあばいた, をおびやかし, をむりやり, を押えつけ, を棄てなけれ, を養成
2 を開け 1 から小僧, から腕, から見た, があく, が開い, に似た, のところ, の下, を締めよう, を開けた
1 [11件] いうの, こんな拵えもの, して, それに, だった, だと, なり, のばしのばしして, 災いを, 解釋し, 起った錯覚
2 支配し 1 ある, させたこと, その考え, ひどく癪, 却ってかれ, 最後に, 次から, 眼を, 露顕し
3 のだ 1 あたしは, そのくせ, ので, ので蔵, ばかりに心, ぼくは, 日にゃ, 馬琴は
1 おかげで, から独り, ために, だけです, と言われる, のだ, 僕は, 藤十郎は
1 からこそでき得る, から個人, ことは, ため虚心坦懐な, とも思わない, のです, 本性は, 自分は
1 あり古典, ある, あるし, いいです, ございませぬ, その位, ないつて, 大の
1 な予感, な声, な声色, な目つき, にこう, に伏目, に口
1 いろ, かかはらず落着, ならあ, 似ず一生懸命, 縮んで, 見えた, 財布を
1 がつい, がとっつき, が付いた, が顯, にとりつかれた, の手下ども, の犠牲
1 中年者常吉は, 兄を, 妙に, 眼を, 顏を, 顔つきを
2 そして彼等自身 1 お前はた, 世の, 乍ら自己の, 幼さ
2 からとても 1 から私, ですから雷, よ
1 ことは, だけは御用, とかそんな, 人間が, 者が
1 いったよう, 不注意が, 度胸が, 弱虫だ, 臆病でない
1 ありませんわ, ないのよ, ねえ, 実際仕方
2 てはならない 1 てもただちに, て伝
1 というごとき, といひき, 云々, 我心は
1 あるいは用心深く, ら致い, 蛇か
2 な 1 ようだ
1 余り情けない, 彼が, 限らない却って早くから
1 あったが, 流れ出て, 知るべしである
1 さかい心臓, 習慣の, 迷信は
2 自任したくなる 1 見れば
1 に吹かれ, に襲われ召された
1 にも及ばない, 子だった
1 おちかは, 吠えたて
1 と言つて笑, 話であった
1 やない, やねえ
1 ものだろう, 因が
1 チャチな, 心の
2 後髪を
1 云はれない, 言われまい
1 叱っても, 叱つて
1 云うこと, 云ふ
1 ど家人, ばかかる
1 と世間, の新九郎
1 の勇み肌, の錯覚
1 なコン吉, な悲鳴
1 なそして, な予感
2 微笑で
2 の身なり
1 でなく番頭, と逢引
1 て直ぐ, はしない
1 でその, で虻
2 まだ尺八
臆病いっさいのもの, 臆病かが彼には, 臆病からか予感からか, 臆病からにもせよおれ, 臆病がちに社, 臆病がらせてお, 臆病ぐせがついちまった, 臆病さうに上眼越しにチラチラ, 臆病さうに固唾を呑む, 臆病さうに米を炊, 臆病さ加減には少し, 臆病すなわち気の, 臆病づかれで寢, 臆病づらを下げ, 臆病でありやすから追剥, 臆病であるべき必要が, 臆病であるらしく容易な, 臆病でございますから少し, 臆病です飲み度く, 臆病でなかったならば或は, 臆病で働くことの, 臆病で入らっしゃるよ誰, 臆病で従いて行こう, 臆病とかいふ形容詞を, 臆病とかの欠点を, 臆病とが長い間鬪つて, 臆病とで動いて, 臆病どころか随分大胆, 臆病どもの鼻, 臆病なせゐか成人, 臆病なやどかりに, 臆病なら主人を, 臆病ならざる輩も, 臆病なればこそ五尺六寸四分, 臆病な取越し苦労を, 臆病な阿母さんです, 臆病にしか振舞ふ, 臆病には自分ながら, 臆病のせゐで旦那, 臆病のみがさせる業, 臆病はにかみ焦燥後悔取越苦労等々から, 臆病ばかりでないその, 臆病ものでいかにも町, 臆病より呼び起こせるもの, 臆病らしく吠えつづけていた, 臆病らしく固まり殿には, 臆病らしく投出すやうに, 臆病らしく瞬くのです, 臆病らしく考えていた, 臆病らしく見える人間という, 臆病デ用心深イ筈, 臆病ナノデアルガ今度ノ, 臆病ナル輩ニハ準ズベカラズ, 臆病一切のもの, 臆病一方な性質, 臆病人ゆえあたら戦, 臆病以上とも言える, 臆病仲間に引き入れ, 臆病千万な恐怖, 臆病卑怯な偽善者どもめ, 臆病口ともいふ, 臆病小賢しくて功利的, 臆病思うべしで枇杷塚と, 臆病想な声, 臆病抜群で鋭い, 臆病根は親切, 臆病武士や二タ股者, 臆病沙汰というほか, 臆病無類の愚作者, 臆病犬だ, 臆病疾に癒え, 臆病癖のある, 臆病的の人物, 臆病眼が震える, 臆病神取付いて, 臆病船長の大, 臆病虫がこ, 臆病蟲に憑かれた, 臆病訳の解らぬ, 臆病譯の解らぬ, 臆病連中ばかりであった, 臆病過ぎた恋でした, 臆病過ぎるしお, 臆病馬吉ぢやありません