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青空てにをは辞典 「靄~」

数字は,青空文庫全作品中での総利用回数です。総索引

~霊 霊~ ~霜 霜~ 霞~ ~霧 霧~ ~露 露~ 露骨~
靄~
~青 青~ ~青い 青い~ ~青く 青く~ 青山~ ~青年 青年~ 青春~

「靄~」 1338, 15ppm, 7382位

▼ 靄~ (500, 37.4%)

90 中に 22 なかに 21 中から, 中を 18 ように 16 中で 14 ような 13 うちに 7 やうに, 底に 6 中へ 5 なかで, やうな, 如くたなびくもの 4 ために, 上に, 下に, 中には, 中の, 罩めた 3 なかを, ふかい朝, 奥から, 底から, 底へ, 彼方に, 深い晩

2 [19件] うちから, か, かかって, かげに, しづけさ, なかから, なかには, 中なる, 内, 夕あかりながく, 奥へ, 彼方から, 日が, 気が, 空に, 立ちこめて, 立ちて, 色が, 間を

1 [167件] あなたに, あひだ, ある大きな, ある暁, ある空, いろ, うちだった, うちを, おぼめきも, おりかけた薄暮, おりそめ, おりて, おりるの, おりる頃, かかったの, かかったよう, かかった中, かかった彼方, かかった朝, かかった森, かかった湖, かかった街, かかりはじめた街路, かかりました一軒家, かかる宵, かけた泥深い, こい夜, こめた厚い, こめた夕暮, こめた穹窿, こもった寒い, こもりや, ごとく, さうし, したに, しづくに花さきし, しめっぽい宵, しめりの, すそ, その中, たたずまいが, たちこめた大気, ちぎれちぎれに, なかにて, なかの, なかへ, なか出れ, ふかい月夜, ふかい空, ふるへに, ほの, むこうから, やうで, やわらかな, ようであった, スクリーンを通じて, ヴェールを通して, 一際夕暮, 上から, 上つて来る, 上へ, 上を, 下りた中, 丑満, 中, 中げんげの, 中では, 中における, 中にも, 中のが, 中まで, 中より, 中音に, 先の, 内さぐる, 内さざめき, 内皷, 割目から, 古びを, 向うで, 向うの, 向うを, 圧力を, 塊り, 壁の, 多い朝, 大気に, 奥で, 奥に, 奥には, 奥ふかく, 奥深く黒血, 奧の, 奧ふかく, 如く天下, 層を, 山気の, 山陰から, 帷の, 幕が, 幻を, 底で, 底の, 底を, 廂合, 彼方遠くに, 御幕ひき, 心を, 扉を, 掛かつて, 晩にも, 曇りで陰々, 有る瓦斯, 柩衣が, 様に, 樣に, 気に, 氣に, 水浅葱, 沖に, 海の, 深い厭, 深い時刻, 深い街燈, 深い黎明, 深かつ, 深く鎖した, 湧いた樹, 漂つてを, 漂ふた, 潮流に, 濃いこ, 濃い時, 濃い晩秋, 灰色な, 燈を, 白く立ちこめた, 眼の, 空が, 空には, 立ちこめた空, 立ち籠むる湖面の, 立ち罩めた, 立って, 網の, 群が, 群は, 胎, 色, 蔓った, 薄くかかった, 薄模様, 裂目が, 裡に, 赤みに, 軽くかかった, 這つてゐる, 間に, 間には, 間も, 闇, 隙から, 離れること, 青みに, 風情も, 高きには, 麓へ

▼ 靄~ (290, 21.7%)

16 かかって 7 一面に 5 こめて, 流れて, 漂って, 立ちこめて, 立って 4 かけて, 漂ひはじめた 3 下りて, 湧いて, 立ち籠め, 立ち罩め

2 [17件] ある, いちめんに, おりて, おりるころ, たなびいて, だんだんに, ながれて, ほのかに, ズ, 濃い, 濃くなり, 禿げて, 立ちこめ空, 立罩めた, 薄すらと, 這って, 降りて

1 [188件] あたりに, あちこち吹き払われ, あったが, あって, いっぱいな, いっぱいに, いつぱい, いよいよ濃く, うすくぼんやり, うっすり漂う, うッ, おりました, かかったよう, かかったん, かかりはじめた, かかります, かかる, かって, かつた, きれぎれ, きれた, ぎらぎら光っ, こう風, こめだして, こめ町, こもり卵金色, こんなにやわらかい, さそうて, しつとり, しづん, しのびこんで, すっかり晴れ, すっと消え, すらすら, すーッ, せまって, その上, たちこめて, たちこめましょう, たち込めた, たなびきました, たなびき靄, たれこめてる中, どうしても頭, ないの, なかつた, ぬぐい去られた時, はれすがすがしい, はれたら分りましょう, ふかい別れ, ほやほやと, ぼんやりと, ぼんやり足もと, まき起って, まだちぎれちぎれ, まったく晴れ, まはり, むらむらと, もやもや烟っ, もやもや烟つてふたり, ゆらゆら流れ, ようやく剥げ, ようやく霽, ホーツと, 一ぱいに, 一度に, 上って, 上る, 上空を, 下りだして, 下りる十二月, 丘の, 低くこめる, 低く垂れこめ, 低く流れ, 低く迷う, 余所よりも, 出て, 分れて, 匍って, 午後の, 同じく幕, 和んで, 地肌から, 地面と, 地面に, 場内一面, 夕の, 天と, 女の, 威圧する, 少いの, 少くて, 屡々出, 山の, 己を, 平原の, 年の市の, 底を, 彼を, 徐ろに, 懸った靄, 懸って, 手摺の, 掛かつて, 掛った上, 晴れて, 暗黒を, 月の, 朦朧と, 木間に, 村の, 棚引くので, 横に, 樹, 次第に晴れる, 次第に深く, 次第に谷一面, 残されて, 気付かない程, 河の, 沼の, 浮び驢馬, 海面を, 消えたやう, 消えて, 消えると, 消えるとともに, 淡くこめ, 淡くとけこん, 深いから, 深うおす, 深かった, 深く私, 湧きあげて, 漂いはじめた, 漂ふてゐた, 濃くなる, 烟るよう, 焦げて, 町の, 白くゆらゆら, 白く野, 白んで, 眼に, 眼の, 空中を, 立ち, 立ちこめると, 立ちこめるよう, 立ちのぼりはじめた雑木林, 立ち上る, 立ち初めて, 立ち始める, 立てこめて, 立て籠め, 紫に, 細い雨, 絡って, 罩めて, 自然を, 草いきれを, 草原を, 薄く見える, 薄らぐと共に, 被って, 谷を, 軽く全面, 迫って, 這ふ, 道の, 遠くに, 遠くは, 遠く懸っ, 都会の, 重り重り, 野の, 降り初めた時分, 降り始めた時分, 霽れはじめ, 霽れれ, 青白く澱ん, 静に, 靡いて, 顫え, 風が, 風の音も, 颯々と

▼ 靄~ (176, 13.2%)

18 包まれて 13 つつまれて 4 かくれて 3 ぼかされて, 包まれ吉原田甫 2 かすんで, この花, こもらふ, 包まれながら, 水辺の, 煙かと, 脚下を, 蔽われて, 隔てられて, 隠されて

1 [115件] うかびぬ夢, うすずいて, うな, かげろわれて, かすんだ海峽, さへぎられて, すぎなかった, つ, つつまれたお茶の水, つつまれたる大, つつまれた地平, つつまれた山, つつまれた眼前, つつまれた街, つつまれ家家, つつまれ空, つづきそして, とける油, とざされて, なって, なつて, なり雲, ぬくもって, ぱっと舞った, ふえる廃墟, ふるへる廃墟, ほひある, ぼうと, ぼっとかすん, ぼやけた中, ぽつと, まかれぬ, まぎれて, めぐりあったの, めざめて, 一面の, 七色の, 三つ四つ, 中が, 交って, 似たるあり, 似た流, 似た流れ, 似て, 匂った, 包まれた, 包まれたかと, 包まれたやう, 包まれたよう, 包まれた三日月, 包まれた丘, 包まれた四条通, 包まれた後, 包まれた明方, 包まれた春の山, 包まれた暮, 包まれた柳並木, 包まれた樅, 包まれた甲府, 包まれた雷電峠, 包まれた青黒い, 包まれてるよう, 包れ, 包んだまま, 呑まれて, 咽ぶ間, 変わったの, 姿を, 幻を, 彳んだ, 心の, 息づき, 或は冷, 掩はれ, 映って, 春宵の, 暈か, 柔められた, 沁み出て, 浴し, 浸った野, 浸ってる大木, 消えまし, 深く膝, 溶けこんで, 溶けた月光, 溶けて, 溶け込んだ蒼白い, 溶け込んで, 濡れた渚, 点いた街, 点くイルミネーシヨン, 点れて, 睫毛を, 神易判断の, 立ちこめられた彼方, 立ちこめられてる心, 罩められ, 膝の, 蒸された梅, 蕾んで, 薄れて, 融け込んで, 覆いつくされた感じ, 見えて, 角を, 透けて, 遮られて, 鎖されて, 鎖ざされ, 隠れたらしかったが, 隠れて, 隱され, 音は, 飛ぶ蛍

▼ 靄~ (73, 5.5%)

4 とおして, 透かして 3 かける, 含んだ柔らかい, 含んで, 破って 2 透して

1 [51件] かけその, かけた, かけた小雨, かすめて, くぐりくぐり低空, こめた冷たい, こめた巽, じっと透かし, た, たちまちに, つくりながら, なして, ふくんだ月, 一呼吸に, 作ってるあたり, 分けつつ, 分けて, 含んだ水, 吸ひ上げ, 噛むよう, 塞きとめ侏儒, 幾重にも重ね, 引掴ん, 感じ, 排して, 放れぬ黒い, 曳いたなだらか, 曳いて, 枕に, 棚引かせて, 殆ん, 浴びて, 溶かしこんだよう, 燻蒸する, 爪さきの, 生海苔, 眺めて, 眺め私, 突き射して, 籠めて, 籠め脚下に, 織り出したその, 罩めた, 蒸発させ, 衝いて, 視め, 赤く焼い, 踏むの, 通した薄, 遠くに, 隔てた過去

▼ 靄~ (54, 4.0%)

2 するりと縮ん, はるかの, また, 享けれ, 落葉焚く, 霽れゆき

1 [42件] あしたの, あったが, ありませんでしたけれども, うらうらと, かかるあいだ, かなり濃く, きれいだ, この中, しだいに濃く暗く, そのまま私たち, その星, たち中空, まだ晴れなかった, やうやう消えゆき, やさしい夢, ようやくはれ, ピンク色, 一向に消え, 一向に消えよう, 一層水面, 不思議と, 刈穂のは, 刈穗のは, 南岸の, 墨と, 少しも, 揺曳し, 月に, 朝餉の, 水上から, 深くたれこめ, 煙の, 煙るよう, 眼の, 自分が, 荒々しい炎, 薄れて, 見る見る消えて, 酒の, 長閑に, 雨靄と, 霽れきれぬ

▼ 靄~ (35, 2.6%)

4 なって 2 なつて, 溶け合って, 闇との

1 [25件] いうけれども, かの万点, かれ草, それを, なる中, 一つにな, 一緒に, 云うよりも, 古の, 変って, 夜との, 夜の, 寂寞と, 暗さ, 毒気と, 煙との, 申したの, 立ち昇る, 草履の, 薄い雲, 薄煙, 雨, 雲, 雲とに, 青い油

▼ 靄~ (18, 1.3%)

3 かすんで 2 宇宙が

1 [13件] あつた, いぶしを, おぼろに, ちっとも見えやしねえ, できてるかの, ぼんやりし, セピヤ色に, 包まれて, 呂木の, 巻かれて, 翠が, 蝋管の, 閉じられて

▼ 靄~ (17, 1.3%)

2 消えて

1 [15件] ある, あるなり, ない, ない茫, もういつか, 吹き払われるでござろうから, 大橋の, 室には, 掛らぬのに, 暁闇も, 次第に晴れ, 次第に淡く, 消え失せ初めの, 霞も, 霽れ

▼ 靄~ (13, 1.0%)

6 めに 2 めと, もり行き消 1 めや, もり大暑, もり層む若葉

▼ 靄~ (9, 0.7%)

3 霧か 1 沼気か, 湯屋の, 確かには, 確には, 綿で, 霧かが

▼ 靄とも~ (9, 0.7%)

2 つかないもの 1 つかぬ薄い, 分らない卍巴, 夜の, 煙とも, 言うべき薄い, 霞とも, 霧とも

▼ 靄から~ (6, 0.4%)

1 出て, 半身を, 明けて, 浮いて, 脱しその, 落ちて

▼ 靄がか~ (5, 0.4%)

2 かつてゐた 1 かつたん, かつてしまつた, かつて池

▼ 靄でも~ (5, 0.4%)

1 ありませんで梅, かかったよう, かかって, 踏んで, 隔てて

▼ 靄との~ (5, 0.4%)

2 中から, 間を 1 中に

▼ 靄~ (5, 0.4%)

2 枯木の 1 春の, 荒波に, 霧の

▼ 靄立ち~ (5, 0.4%)

2 つつ 1 罩めた, 罩め燈火の, 罩め纜った

▼ 靄~ (3, 0.2%)

3 とけぶる

▼ 靄さえ~ (3, 0.2%)

1 そぞろに, たちのぼって, 動いて

▼ 靄たちこむる~ (3, 0.2%)

2 向う空に 1 真昼にぞ

▼ 靄とに~ (3, 0.2%)

1 乗じて, 観入, 隠され唯

▼ 靄ながら~ (3, 0.2%)

2 月高く 1 射込んで

▼ 靄を通して~ (3, 0.2%)

1 もう樹, 人界の, 灯を

▼ 靄深く~ (3, 0.2%)

1 て夕陽, 暗澹たる, 立ちまして

▼ 靄あたたかき遠~ (2, 0.1%)

2 ながめ鉾杉

▼ 靄うち~ (2, 0.1%)

2 へだ

▼ 靄~ (2, 0.1%)

2 ほに

▼ 靄かかる~ (2, 0.1%)

2 冬木原

▼ 靄がかった~ (2, 0.1%)

1 河岸で, 空気は

▼ 靄という~ (2, 0.1%)

1 ものが, ものに

▼ 靄とで~ (2, 0.1%)

1 ありましたから, その中

▼ 靄とともに~ (2, 0.1%)

1 聞えた, 近づいて

▼ 靄とを~ (2, 0.1%)

1 分けて, 合せて

▼ 靄にな~ (2, 0.1%)

2 つて立ち昇る

▼ 靄ひむ~ (2, 0.1%)

2 がし

▼ 靄みたい~ (2, 0.1%)

1 なもの, に煙っ

▼ 靄ゆゑ~ (2, 0.1%)

2 に一木

▼ 靄よりも~ (2, 0.1%)

2 軽い明暗

▼ 靄立ち鶯谷~ (2, 0.1%)

2 の春

▼ 靄立つ~ (2, 0.1%)

2 蒼き月夜

▼ 靄越し~ (2, 0.1%)

1 にでも見る, に彼女

▼1* [58件]

あたたかく捲く中, 靄ある空に, 靄おちて人, 靄かかりて夢, 靄かけた魂の, 靄かと見えはて, 靄くれなゐ, 靄ふただならず, 靄こそ默せ, 靄こむるかぎりは日の射し, 靄こめたる山畠の, 靄こんな生活を, 靄すべてがひっそり, 靄すらや我が眼先, 靄する花畑かな, 靄そのままの紫, 靄たちのぼる, 靄たち靄のかげ, 靄と思った, 靄だちを禿髪かき垂, 靄だったと致しましたら, 靄だの雲だの, 靄だらけな昼寝, 靄っぽい空で, 靄であってその, 靄であったからとうとう, 靄であり恐るべき一種, 靄でありましたから提灯, 靄でござるな鼻, 靄ではつきり, 靄といふものが, 靄とかはり, 靄となつて立昇り, 靄などは少しも, 靄にも吠えて, 靄ふかくいまか, 靄ふる遠方の, 靄掠れて, 靄へと隠れました, 靄またためらはず為す, 靄をかぶつて, 靄じゃった, 靄んでいる, 靄深いから, 靄深い重々しい痛ましい茫漠たる, 靄がねの霧, 靄神經のきみぢか, 靄立たして見えた, 靄立ち並んだ人家の, 靄立ち迷い砦の, 靄に紅, 靄って段々, 靄薄く見ゆる限り, 靄長く引けるは, 靄閉ざせる目の, 靄霞霧の中, 靄を相手, 靄霧霞宵の稲づま